坂口健太郎(C)フジテレビ

坂口健太郎、密室に閉じ込められる<世にも奇妙な物語>

2018.10.31 06:00

俳優の坂口健太郎が11月10日放送のフジテレビ系土曜プレミアム『世にも奇妙な物語’18秋の特別編』(よる9時~)に出演。同シリーズ初出演にして初主演を務める。

  
坂口は密室サスペンス劇「脱出不可」で主演。今作で演じるのは出版社編集部勤務の志倉真司役。見覚えのない狭いコンクリートの部屋に閉じ込められ、脱出を図るために悪戦苦闘する青年を臨場感たっぷりに演じる。

坂口健太郎(C)フジテレビ

坂口健太郎主演の「脱出不可」

ある日、目を覚ました主人公の真司。そこはコンクリートの狭い部屋の中。喉の渇きを癒やそうとドアの方へ向かうが、施錠されていて外に出ることができない。「何だこれ、暗証番号?」ドアをたたいても応答はなく、なぜか携帯電話も時計も見当たらず。途方にくれていると突然、部屋の中にある4つのモニターが起動する。

1つには真司自身の姿、その他のモニターには真司と同じ境遇の男女3人がそれぞれの部屋で困惑する様子が映し出されている。画面下には“視聴者数”の表示。“脱出ゲームスタート。三重にかけられたロックナンバーを見つけ出し脱出せよ”の文字が出ると、“なにこれww”“ドッキリ?”など、視聴者のコメントが矢継ぎ早に流れ出す。

坂口健太郎(C)フジテレビ
どうやら4つのモニターに映っている映像は、インターネットを通じて不特定多数の人に閲覧されているよう。ふと、“視聴数を稼ぎ、視聴者からヒントを集めることで突破口を見つけられるかもしれない”とひらめいた真司は、視聴者の力を借りながら脱出を試みるが…。一体、なぜ真司は密室に閉じ込められてしまったのか?そして脱出ゲームの主犯は何者なのか?その理由が明らかになったとき、予期せぬ結末へとストーリーが転がり出す。

顔の見えないSNSの怖さ、傍観するだけで手を差し伸べようとしない希薄な人間関係。坂口が“現代社会において、誰の身に起きたとしてもおかしくない話”だと表現した今作。これまで『世にも』作品を数々手がけてきた都築淳一監督が演出を担当した。(modelpress編集部)

坂口健太郎(C)フジテレビ

坂口健太郎 コメント

― 台本を読んだ感想

自分ならどうするだろうって考えました。SNSの怖さを感じる作品になっていると思いますが、実際、誰の身に起きたとしてもおかしくない話だと思うんです。心のどこかで他人事を客観視したり、自分と距離をあけてしまったり…。そういった現代に生きる人の行動心理を表現した作品ですので、視聴者の方がリアリティを感じてくださったらこの作品として成功なのかなと思います。

― 主人公を演じて感じたこと

密室に一人きりで閉じ込められるというシチュエーションでしたので、演じる難しさを感じました。モニターの向こう側に相手はいるんですけど、目の前にいないという感覚が不思議で。主人公と一緒に視聴者の方にもストレスを感じながら見て欲しいと思いますし、そのためにも臨場感やスリル感をどうやったら表現できるか、試行錯誤しながら演じました。狭い密室の中で動けるスペースは当然限られるので、その分、表情や身振り手振りだけなく、いろんな表現の仕方を駆使しなければいけないなと思いました。

― 視聴者の方へのメッセージ

この作品を通じて何かメッセージを届けたい、というよりは、視聴者の皆さんに負荷を感じていただけたら、きっと心に残る作品になるんだろうな、という気持ちです。必ずしもポジティブな感覚ではないかもしれませんが、負荷をかけて見ていただいた方が、より一層物語を面白く感じていただけるんじゃないかなと思います。

編成企画:渡辺恒也氏(フジテレビ編成部)コメント

インターネットにおける“集合知”のすごさと怖さをテーマに、現実に起こりえるかも知れないあまりにも不可解な密室からの脱出劇を描いた一遍です。『世にも奇妙な物語』初出演となる坂口健太郎さんが全編ほぼひとり芝居でありながら、鬼気迫る迫真の演技を繰り広げています。謎に満ちた密室から命がけで脱出を図る青年がたどり着く先には、衝撃的な真相が待っています。あまり日本のテレビドラマでは見ることが出来ないサスペンスフルなストーリーになったと思います。いったい何のために?どうやったら出られるのか?脱出する方法を皆様で考えながら、是非リアルタイムでお楽しみください。
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