佐藤健「限界を感じてきた」自身の俳優人生を懸念 “先に進む”ための今後も語る

佐藤が「人生のゴール」について持ち出し、「ないな～目標」という高橋に、「俳優って特にたどり着く先がないじゃないですか。だから、何をモチベーションにこの先続けていくのかって思いません？」と質問。高橋は佐藤の意見に頷いてから、「この間ご一緒した年配の俳優さんに『本当に好奇心ってすべてに勝るよね。愛もなにもかも、恋愛も仕事でも好奇心だよね』って言われて、動かされている感覚っていうのが大事にしていたいなって思う」と打ち明けた。

高橋の意見に川村も納得し、自分でやりたいことより無茶ぶりされたことが面白いと告白。高橋も「アドレナリン出ますよね～。『こうしちゃいられない』ってなる」と笑顔をみせた。

すると、突然佐藤が「飽きません？」と高橋に投げかけ、「飽きている訳ではないし、まだ道半ばっていうことは重々承知」としたうえで、「なんか限界を感じてきてはいるかもしれない。オファーを頂いて、そこに乗っかって人生捧げてやる、っていうローテーションに限界を感じてきたっていうのは正直ありますよね」と自身の俳優人生を懸念。今後についても語り、「だからプロデュースワークもしつつ何か入るのか、全く別のことを始めてみるとかしないと、ちょっとそろそろ先に進めないなとは思いますね」と新たな道を示唆した。

佐藤健は“恋愛喪失者”？

また、トーク中には、数々の映画をヒットさせ、小説家としても活躍する川村の“ヒット論”がテーマになり、「それあったらお金で買いたい（笑）」と苦笑いの川村は、「今、みんなどういう気分なんだろうっていうことをずっと考えてます。“気分論”ってあって、3作目の小説が恋愛っていうのをテーマに書いて、でも“恋愛がない”っていう状態を書いている。それは、僕のまわりに誰も恋愛している人がいなかったんですよ」と紹介。

「冷めてるよね～」と笑う川村の視線に気づいた佐藤が、「おい、それで俺を見るのはおかしいだろ！」とツッコむと、川村は「恋愛感情の喪失者が隣にいたから（笑）」とニヤリ。とはいえ、佐藤も「あの本は共感しかなかったもん」とうなずいていた。（modelpress編集部）

情報：フジテレビ