＜欅坂46今泉佑唯ソロ写真集「誰も知らない私」囲み取材全文＞“握手会の女王”はイベントでも“神対応”だった 報道陣への気遣い、撮影秘話もたっぷり語る

今泉佑唯、大人な装いで登場

撮影は、イタリア・ナポリ郊外に滞在し、南イタリアの明るいムードの中でのびのびと実施。今泉はイベントに、デコルテが開いた秋色のニットに同色系の花柄スカートの大人っぽい装いで登場。

初のソロ写真集発売となったが、「ドキドキする～」と言いつつも、フォトセッションでは、ポーズに合わせてころころ表情を変え、報道陣の声がけに応えていた。

今泉佑唯、囲み取材全文

― まずは出版おめでとうございます。

今泉：ありがとうございます！

― 今の心境を教えてください。

今泉：え～なんだろう！写真集を出させていただくなんて思っていなかったので、すごく不思議な気持ちでいっぱいです。

― 出来上がったものをご覧になっていかがですか？

今泉：撮影中のことだったりとか、撮影するまでの2ヶ月間の準備だったりとかいろんなことを思い出して、涙が出ました。

― それはどういう感情の涙なんですか？

今泉：すごく楽しかったっていうのと、達成感を感じたので、涙が出ました。

― いろいろな写真を撮っていると思うんですけど、そのなかでお気に入りの写真を是非1枚教えてください。

今泉：はい！（うきわを持って写っている写真を見せながら）この写真なんですけど、よるロケに向けてスタッフさんもみんな準備していたときの写真なんですけど、メイクも崩れて髪型もぐしゃぐしゃになっちゃって、カメラマンのアシスタントさんと一緒にふざけてたときの写真なんですけど、お腹抱えるくらい、床に転げるくらい笑ったので、それが自分らしいかなと思ってお気に入りの写真です。

― なんでそんなに笑っちゃっているんですか？

今泉：え、なんか何が面白かったのか全然覚えていないんですけど（笑）。この数日間をスタッフさんと過ごして、家族みたいな存在になって、それがすごく楽しかったです。

― うきわはこの後使うとかで出てきたんですか？

今泉：プールで使ったんですけど、うきわをカメラマンのアシスタントさんの頭にはめたくて、その瞬間の写真です（笑）。

― 撮影はどちらで？

今泉：イタリアなので、ナポリで撮影しました。

― なぜナポリに？

今泉：ナポリって街を歩いている方がすごく気さくというか、人見知りをあまりしないというか、話しかけてくださって、街なかでも音楽が流れていて踊っていたりとか、その雰囲気が私に合っているかなと思って、ナポリにしました。

― 撮影中のエピソードはなにかありますか？

今泉：泊まったところがホテルじゃないので、寝る直前までスタッフさんみんなで一緒にいて、ご飯とかも自分で買いに行って作ったりして、そのときがすごく楽しかったですね。本当に家族みたいな感じで、思い出深いです。

― 家族といえば、この写真集は家族に見せたんですか？

今泉：えー、まだ見せてなくて！恥ずかしくて！発売されるって発表されたときに「恥ずかしいから見ないで欲しい」と言いました。

― 見るでしょ（笑）？

今泉：絶対こっそり見ると思います（笑）。恥ずかしい…

― メンバーに見せたりは？感想とか。

今泉：実は、出来上がったのがつい最近だったのでまだ見せられていないです。（乃木坂46の）堀未央奈さんが憧れなので、ぜひプレゼントしたいなと思います。

― ちなみにこの写真集に点数をつけるなら何点ですか？

今泉：それ私すごい考えたんですよー！100点満点だったら、10代のときに撮影をして、先日20歳になったので…20点足して120点で！…絶対面白くないですよね（笑）。

（報道陣一同爆笑）

― 20歳の心境はどうですか？

今泉：まだまだ実感は湧かないんですけど、お酒とか飲めるようになったので、いつか飲めたらいいな。

― この4日間（今泉の誕生日9月30日からイベントの10月3日の間）でなにか成人になって挑戦したことは？

今泉：まだないですね！でも免許を今年とりたいなと思っているので、免許をとって一人旅に行きたいなと思います。

― 初めてのお酒は誰とどんなシチュエーションで飲みたい？

今泉：家族と一緒にご飯屋さんとかで飲みたいですね。

― これから10年間、20代が続きますが、新成人としての抱負は？

今泉：大人の仲間入りなので、中身も成長していけたらいいなと思います。

― 8月に欅坂46からの卒業を発表しました。改めてどうして卒業を決めたのか、これからどうしていきたいか教えてください。

今泉：自分の将来を考えたときに、今年で20歳も迎えたので、節目の年に卒業して、自分になにが出来るか正直まだわかっていないんですけど、新しいことにこれからいろいろ挑戦していきたいなと思って、卒業を決心しました。

― ブログでは、タレントとして頑張っていきたいとおっしゃっていました。歌手とかダンスではなく別の方向で？

今泉：歌ももちろん歌いたいんですけど、今までグループで卒業した子がいなくて前例がないので、自分になにが出来るかとか、自分がなにを求められているのかっていうのが正直まだまだわからない状態なので、バラエティ番組でお話ししたりするのもすごく好きなので、タレントとして活動していけたらいいなって。

― 欅坂46のなかでは一番最初に卒業ということになりますが、プレッシャーはありますか？

今泉：プレッシャーですね。やっぱり今まで卒業した子がいなかったので、どういう道を歩んでいったらいいのかなっていうのはずっと考えているので。でも卒業してもタレントとして頑張っていけたらいいなと思います。

― まだ卒業日は未定なんですよね？

今泉：そうですね。まだ詳しくはわかっていないですね。

― 誰も知らない。

今泉：そうですね、それこそ誰も知らない（笑）。

― 写真集では水着ショットとかもありましたけど、恥ずかしかったですか？

今泉：フィッティングのときは自分のカラダが未完成だったので恥ずかしかったんですけど、そこからかなり追い込んで、撮影のときは恥じらいがあまり残らないように、追い込んで。撮影のときは恥じらいがなくて、スタッフさんも家族みたいに温かかったので、すごく安心して水着の撮影ができました。

― きょう出版日で、だいぶ予約が順調だったみたいですけども。

今泉：本当ですか？（スタッフから詳しい数字を聞いて…）10万1500部！発売前に重版が決定したみたいです！

― いかがですか？

今泉：信じられないです！すごく嬉しいです。たくさんの方に「誰も知らない私」が愛してもらえたらいいなと思います。

― 「誰も知らない私」はどんな私なんですか？

今泉：私は結構普段からゲラゲラ笑うんですけど、写真集のなかには20歳ということで大人っぽい私もいるので、それはきっとファンの皆さんも知らない私なんじゃないかなと思います。

― タレント像で目指している人はいますか？

今泉：山本舞香さんがすごく憧れで、バラエティにも出ていらっしゃるし、演技もできるマルチなタレントさんになりたいですね。

― そこは堀未央奈さんじゃない（笑）？

今泉：だって堀未央奈さんはまだ卒業されていないですもん（笑）！

― 欅坂46からは米谷奈々未さんも卒業発表をされました。

今泉：私が卒業発表したときに連絡をもらって、「私も実は…」ってことを聞いたので、信じられないと言うか…もっともっと長くやるのかなと思っていたのですが、背中を押せたらいいなと思います。学業も頑張っていただきたいなと思います。私は勉強ができないので（笑）。

― 秋元康先生からは卒業についてなにかコメントをもらいましたか？

今泉：まだ卒業の時期が決まっていないので、お話しはできていないです。

― 写真集はかなり苦労したとおっしゃっていましたが、どのあたりが？

今泉：カラダ作りに今回かなり強化したので、筋肉もなくて腹筋とかも全然なかったんですけど、この2ヶ月間でウエストサイズも12cmしぼって、体脂肪も6％落としました！それが結構大変だったというか、すごく達成感ですね。

― 12cmしぼって今ウエストは何cmですか？

今泉：えー…内緒で！

― 最後に一言お願いします。

今泉：今年で欅坂46を卒業するんですけど、20歳の節目を迎えて最後に素敵な作品を皆さんにお届けできてすごく嬉しいです！「誰も知らない私」がたくさんの方に愛されるといいなと思います。ぜひ見てください～！

― ありがとうございました。

今泉：（報道陣に向けて）ありがとうございます！お忙しいなかお集まりいただいてありがとうございます。すみません、なかなか言葉がまとまらなくて…ありがとうございました！（modelpress編集部）

今泉佑唯プロフィール

今泉は、1998年9月30日生まれ、神奈川県出身。2015年8月21日、欅坂46の1期生としてオーディションに合格。2016年に発売されたデビューシングル『サイレントマジョリティー』ではフロントを務めた。グループ一とも言える歌唱力を持ち、メンバーの小林由依とともに“ゆいちゃんず”というグループ内ユニットも結成。『再生する細胞』『夏の花は向日葵だけじゃない』など、ソロ曲も多数ある。個人としても活躍を広げ、女性ファッション誌『ar』のレギュラーモデルに就任。現在放送中の木ドラ25『恋のツキ』（テレビ東京系／毎週木曜深夜1時～）にも単独では初出演を果たしており、女優としても期待される注目株。今年8月に欅坂46から卒業することを発表した。

今泉佑唯、写真集発表時コメント

「“ずっとずっと憧れだった写真集をナポリで撮影していただきました。欅坂46として出させていただく最後の作品、そして今泉佑唯として初めての作品になります。素敵なスタッフの方々と作品を作れたことを大変嬉しく思っています。今まで私自身も見たことがなかった“素”の私を是非、1人でも多くの皆さんに見ていただけたら嬉しいです！」