「仮面ライダージオウ」主演は“ジュノンボーイ”奥野壮に決定 最後の平成仮面ライダーに
2018.08.07 17:36
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「第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」出身で「男劇団 青山表参道X」の奥野壮(おくの・そう/17)が、9月2日から放送を開始するテレビ朝日系特撮ドラマ『仮面ライダー』シリーズの最新作「仮面ライダージオウ」(毎週日曜あさ9:00~)の主人公・常盤ソウゴ(ときわ・そうご)/仮面ライダージオウを演じることが決定。7日に都内で行われた制作発表会にて発表された。
「仮面ライダージオウ」主演・奥野壮「光栄なこと」
最初に主演に決まったと聞いた際の心境を尋ねられた奥野は「報告されたときは放心状態だったんですけど、お家に帰ってしっかり考えたら、すごく嬉しいことだと、光栄なことだということがヒシヒシと自分の中で感じるようになりました」と回顧し、演じるソウゴと同じ2000年生まれだそうで「平成仮面ライダーと一緒に生まれた年なんですけど、仮面ライダー龍騎からおもちゃを集めたりして見ていました」とコメント。小さい頃の夢はなんだったか尋ねられると「バレエダンサーですね」と打ち明け、MCから「仮面ライダーじゃないんですね(笑)」と突っ込まれていた。また、過去にそうそうたる俳優陣が演じてきた仮面ライダーだが、そのスタートラインに立った気持ちを聞かれると「偉大な先輩方と同じスタートラインに立てたということで、嬉しい反面、“僕で大丈夫なのかな”という不安な気持ちもありますが、精一杯頑張って行きたいと思いますので、よろしくお願いします」と意気込みを語った。
最後の平成ライダー「仮面ライダージオウ」
「仮面ライダージオウ」は時計をモチーフにした、時空を旅して戦う“タイムトラベルライダー”。変身ベルト「ジクウドライバー」に、変身アイテム「ライドウォッチ」を装填することで変身する。さらにジオウは歴代のライダーの力を秘めたライドウォッチで、平成ライダーのアーマーを装備することができる。すべての平成仮面ライダーの力を使うことができるジオウは、まさに2000年から始まった「平成仮面ライダー」20作品分のパワーを持つヒーロー。さらに驚くべきは、主人公であるジオウ自身が未来の世界では人々を苦しめる魔王として君臨している。つまり、主人公自身がラスボスであるという運命が待っている。50年後の未来からやってきた少女ツクヨミ役の大幡しえりは、ヒロインに抜擢された気持ちを聞かれると「(最初に)事務所でマネージャーさんに聞いたんですけど、嬉しいよりも驚きの方が強くて、仮面ライダーのヒロインという大役に自分が選ばれたのかと思って不安だったんですけど、やるからには全力で頑張りたいなと思っています」と力を込めた。
また、どんな役作りをしているか質問された大幡は「アクションシーンがあるので体力作りでジムに行ったり、怪我をしないように柔軟をしたりしています」といい、髪型や雰囲気などについては「未来のときも、現代に来たときも、マントは絶対に付けていて、私服のときはネイルが違ったり、メイクもちょっと違いが出ていたります」と紹介した。
仮面ライダージオウを初めて見た際の感想について奥野は「顔に“ライダー”って書いてあるのに、なんかカッコいいんですよね」と目を輝かせ、すべてのものにカタカナで書かれているそうで「僕の場合はケン(剣)だったりバイクって書いてあるんですけど、ゲイツの場合はひらがなで書いてあります」と紹介。「コミカルに見えて、スタイリッシュでカッコいいんです。いろんなところに文字が入っているので、じっくり見ていただければなと思います」といい、“実はこんなところにも書いてある”というヒントを求められると「足の裏にキックって入っています」と打ち明けて笑いを誘い、「だからライダーキックのときに見られるんじゃないかなと思います」と紹介した。
奥野壮&大幡しえり、先輩ライダーとの共演に感動
また、今回は仮面ライダービルドの犬飼貴丈、仮面ライダークローズの赤楚衛二、仮面ライダーエグゼイドの飯島寛騎、仮面ライダーブレイブの瀬戸利樹とも共演しているそうで、感想を聞かれると、奥野は「1年間やってきたという重みがお芝居や変身ポーズににじみ出ていて、僕らも1年間頑張ればそこに行けるのかなという不安があります」と吐露し、先輩の変身ポーズは「カッコいいですねえ」と感嘆。大幡も「とにかくカッコよかったです。先輩と1年2年違うだけで、こんなにも違うのかと思って、変身ポーズを初めて見たときはカッコよすぎて、いろんな人に『カッコいい!カッコいい!』ってしつこいくらいずっと言ってました」と興奮気味に語り、「そんなカッコいい先輩のように、1年後はなれるように自分も成長していきたいなって思いました」と語った。さらに、そんな先輩から何かアドバイスをもらったか尋ねられた奥野は「皆さんから『1年間つらいと思うよ』とか『これからしんどくなるよ。覚悟しておいたほうがいい』って言われたので、気を引き締めてやりたいと思います」と打ち明けて笑いを誘った。
また、変身ポーズを披露する一幕では、「行きまーす」とゆるくコメントして会場をわかせた奥野だったが、変身の効果音が始まると一変、険しい表情と力強いセリフで変身ポーズを披露。クラシックバレエを11年間やっていたそうで、そんな経験が生きているか尋ねられると「11年間やってきて、体幹が鍛えられたかなと思うので、そういった意味でもアクションにも活かせるのではないかと思います」と語った。
同会見には、50年後の未来からやってきた戦士・明光院ゲイツ(みょうこういん・げいつ)/仮面ライダーゲイツ役の押田岳、50年後の未来からやってきた謎の予言者ウォズ役の渡邊圭祐も出席した。(modelpress編集部)
奥野壮(おくの・そう)プロフィール
生年月日:2000年8月21日出身地:大阪府
血液型:A型
サイズ:HT168・B73・W65・H86・S26.5
趣味:マンガを読む、ゲーム
特技:クラシックバレエ(11年間)
2017年11月「第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」フォトジェニック賞・明色美顔ボーイ賞をW受賞(応募総数 17,293名)。
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