乃木坂46桜井玲香「最後までしっかりとついてきて」 W主演・藤間爽子と幕開けの心境語る<半神>
2018.07.11 22:00
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11日、東京・天王洲 銀河劇場にて舞台「半神」の公開ゲネプロが行われ、W主演の桜井玲香(乃木坂46)・藤間爽子、共演の太田基裕、演出の中屋敷法仁らが登場した。
原作の萩尾望都氏が、野田秀樹氏とともに脚本を手がけ、1986年に初演された同作。醜い姿ながら物覚えが早く高い知性をもった姉・シュラ(桜井)と、何をしても姉にはかなわないものの、他人の愛を一身に受ける美しい妹・マリア(藤間)。身体がつがっている結合双生児姉妹を主人公とし、神話と現実を交差させながら描く。
同じく主演の藤間は「大変なこともあったけれど、ピンクパンサーのぬいぐるみに毎日見守られながら笑いの絶えない楽しい稽古場でした。お稽古中、どんな時も1番に役者を信じてくれていたので、私は安心して自由にマリアを演じることができました」と稽古を回顧。今回が初の舞台出演となるが、「『緊張や不安でいっぱいです!』と言いたいところですが、全く不安はありません!」と言い切り、「何故ならシュラがいつも横に一緒にいてくれるから!」と桜井との信頼関係をのぞかせた。
なお、同舞台は16日まで同所で公演。その後、19~22日に松下IMPホールで大阪公演も行う。(modelpress編集部)
しかし、10歳を目前にして2人の身体はその負担に耐え切れず衰弱してしまう。救う方法はただ一つ、2人を切り離すこと。果たして、2人のゆく先は……?
私にとって初めての舞台。「緊張や不安でいっぱいです!」と言いたいところですが、全く不安はありません!何故ならシュラがいつも横に一緒にいてくれるから!
W主演・桜井玲香&藤間爽子の意気込み
同日に初日を迎えるにあたり、桜井は「幕が上がってからは一気に駆け抜けていく、まさにジェットコースターの様な舞台です。ご観劇いただく皆さんには、最後までしっかりとついてきて頂きたいです!」と呼びかけ、「最終的に遊びゴコロを芽生えさせるところまで行くことが目標なので、自分が持つパワーの全てを使って、双子の姉であるシュラを演じたいと思います!」と意気込みをコメント。同じく主演の藤間は「大変なこともあったけれど、ピンクパンサーのぬいぐるみに毎日見守られながら笑いの絶えない楽しい稽古場でした。お稽古中、どんな時も1番に役者を信じてくれていたので、私は安心して自由にマリアを演じることができました」と稽古を回顧。今回が初の舞台出演となるが、「『緊張や不安でいっぱいです!』と言いたいところですが、全く不安はありません!」と言い切り、「何故ならシュラがいつも横に一緒にいてくれるから!」と桜井との信頼関係をのぞかせた。
なお、同舞台は16日まで同所で公演。その後、19~22日に松下IMPホールで大阪公演も行う。(modelpress編集部)
舞台「半神」ストーリー
痩せこけて醜い容姿ながら高い知能を持つ姉のシュラ(桜井玲香)と、誰からも愛される美しい容姿だが知能が低く話すこともできない妹のマリア(藤間爽子)。だが、2人の身体はつながっている結合双生児の姉妹だった。姉のシュラは、いつまでも愛らしく無邪気で周りの人々の寵愛を一身に集める妹のことを疎ましく思いながらも、マリアを支えつつ2人で生きていた。しかし、10歳を目前にして2人の身体はその負担に耐え切れず衰弱してしまう。救う方法はただ一つ、2人を切り離すこと。果たして、2人のゆく先は……?
桜井玲香コメント
幕が上がってからは一気に駆け抜けていく、まさにジェットコースターの様な舞台です。ご観劇いただく皆さんには、最後までしっかりとついてきて頂きたいです!最終的に遊びゴコロを芽生えさせるところまで行くことが目標なので、自分が持つパワーの全てを使って、双子の姉であるシュラを演じたいと思います!藤間爽子コメント
中屋敷さんの演出はとにかく動く動く動く!たくさん動きます。観客の皆様をひかせてしまうくらい、とんでもない演出を生みだす方です。大変なこともあったけれど、ピンクパンサーのぬいぐるみに毎日見守られながら笑いの絶えない楽しい稽古場でした。お稽古中、どんな時も1番に役者を信じてくれていたので、私は安心して自由にマリアを演じることができました。私にとって初めての舞台。「緊張や不安でいっぱいです!」と言いたいところですが、全く不安はありません!何故ならシュラがいつも横に一緒にいてくれるから!
太田基裕コメント
中屋敷さんの稽古場は、僕は二度目だったのですが、相変わらずテンションと発想とが混沌とする稽古でした。「半神」は難解な戯曲ですが、何か人間の根底にあるものがふつふつと湧き上がるような作品だなと思っています。いよいよ初日を迎えます。不安など、未知な部分がたくさんあります。しかし、お客様に僕自身の想いや美学が伝えられるように精進していきたいと思います。楽しんでください。中屋敷法仁(演出)コメント
『半神』という原作がはらんだ複雑怪奇な迷路。そこをさまよう俳優たちの姿が、醜くも美しい。音楽にDÉ DÉ MOUSEさん、振付にスズキ拓朗さんという気鋭のクリエイターをお招きし、演劇らしい魔法と詐術が絡み合う、不思議な亜空間が誕生した。目撃されるすべてのお客様の「人生」という劇世界が、さらに豊かに広がることを願っている。
【Not Sponsored 記事】