健人(坂口健太郎)が容疑者に?「シグナル」に視聴者から激励多数、8話は「冒頭から気を抜けない展開」
2018.05.29 12:00
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俳優の坂口健太郎が主演をつとめるカンテレ・フジテレビ系の連続ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』(毎週火曜よる9時~)の第8話が29日に放送される。
健人(坂口健太郎)が事件の容疑者に?
同作は、坂口演じる主人公・三枝健人が、無線機を通じて繋がった“過去”の刑事・大山剛志(北村一輝)と長期未解決事件に挑むヒューマンサスペンス。1999年に起きた女子高生集団暴行事件。健人の兄・亮太(神尾楓珠)が主犯として逮捕され幕を閉じたはずだったが、健人と亮太が兄弟であったことを知った岩田(甲本雅裕)は事件についての真相を伝えるため、城西病院に健人を呼び出す。健人が城西病院に到着すると、そこには、何者かに襲われ、虫の息の岩田。そして、現場に居合わせた健人が疑われ、事件の容疑者とされてしまう。
7話に反響 8話は「冒頭から気を抜けない展開」
一方で、2000年にキャバクラの違法営業をネタに賄賂を受け取っていたとして、収賄の容疑がかけられ失踪した大山。しかし、その理由に納得できない健人と美咲(吉瀬美智子)は、大山を探し続けていた。娘の治療費を援助してもらっている代わりに、中本の“手下”として、大山の過去を探る健人の動向を監視していた岩田だったが、その娘が亡くなったことで、岩田は中本に反旗を翻し、「あなたの指示にはもう従いません」と言い放ち、部屋を後にした。そんな姿をみた視聴者からは、ネット上で「岩田、よくやった!」や「頑張れ!」などの激励のメッセージが多数寄せられ、岩田を演じる甲本に視聴者の声を伝えると、「役を演じていて、すごくうれしいです。まさか、岩田に注目してもらえるとは…」と、予想外の反響に照れ笑い。
第8話のみどころについては「冒頭から気を抜けない展開です!」と一言。そして、岩田について「7話の最後から8話の最初に続くシーンでは、岩田自身も抱え込んでいたことすべてを健人に吐き出して、“終わりにしたい”と思ったのでは。美咲が爆発に巻き込まれて亡くなった時、近くにいた健人に思いをぶつけそうになるほど、“本当は良いやつなのかな”って思います。健人の未来を案じてどうしても伝えておきたいことがあったのでは?」と語った。(modelpress編集部)
岩田一夫役・甲本雅裕<第8話コメント>
Q.第7話放送後、「岩田、よくやった!」「頑張れ!」といった、岩田への激励のメッセ―ジが見られました。今まで、健人たちの上司でありながら、立ちふさがっているところもあり悪役として思われていたのが、一転して応援してもらえるなんてすごくありがたい。それに、ドラマの今後の展開がどうなるのかと、楽しみにしていただける役を演じられてすごくうれしいです。まさか、岩田に注目してもらえるとは…(笑)。
Q.第8話のみどころについて教えてください。
7話から8話の冒頭にかけてのシーンです。岩田自身も抱え込んでいたことをすべて健人に伝えて終わりにしたいと思って機会を作ったのかなぁ。岩田は、美咲が爆発に巻き込まれて亡くなった時、近くにいて助けられなかった健人に怒りが込みあがってくるほど部下思いで、“本当はいいやつなんだろうな”って思います。そんな人柄だから、健人の未来を案じて、亮太と兄弟だと知ってどうしても伝えておきたいと考えたのではないでしょうか。結果的に岩田を襲ったのは健人ではないかと捜査対象になってしまうのですが…。8話の冒頭から気を抜けない展開です。
第8話あらすじ
大山(北村一輝)は、連続窃盗事件の押収品の中から衆議院議員・野沢義男(西岡德馬)の収賄の証拠を見つけるが、野沢の息がかかった中本(渡部篤郎)にもみ消され、怒りに震える。その頃、一連の窃盗事件のてん末を知った健人(坂口健太郎)もまた、理不尽な世の中に嫌気がさしていた。しかし、権力に屈しない大山の言葉に突き動かされ、2人は強い信頼関係で結ばれる。ところが、そんな健人と大山のやり取りを岩田(甲本雅裕)が物陰で聞いていた。姿を消したかつての部下の声を聞き、なぜか激しく動揺する岩田。数日後、岩田は健人の兄が“加藤亮太”だと知った中本から叱責を受け、健人の行動を監視するよう命じられる。一方の健人は1999年の大山に、これから武蔵野市で起きる集団暴行事件の真相を教えてほしいと頼む。それは、健人の兄・亮太(神尾楓珠)が主犯として逮捕された事件だった。健人の動きを察知した岩田は、事件の真相を調べるのは危険だと忠告する。しかし「命と引き換えにしても真実を明らかにしたい」という健人の強い覚悟を知ると、やがて“すべてを教えてやる”と健人を呼び出す。岩田が何か知っているとにらんだ健人は急いで待ち合わせ場所へ向かうが、そこにいたのは何者かに襲われ、腹部から血を流した岩田だった。
1999年、東条高校では複数の男に乱暴された女子生徒・井口奈々(山田愛奈)が、周囲の好奇の目に耐えられず屋上から飛び降りる事件が発生する。健人の言葉を思い出し、自ら捜査員に名乗りを上げた大山は、早速、暴行事件の犯行現場と思われる廃屋へ。そこで、近所に住む被害者の同級生・斉藤裕也(瀬戸利樹)と出会う。話によると、裕也は優等生で事件には無関係だというが、大山はどこかその様子が気になる。そして後日、あらためて裕也に話を聞くが…。
その頃、岩田の襲撃現場に居合わせた健人は容疑者として捜査対象に。取調べに対し、かたくなに口を閉ざす健人だったが、見かねた美咲(吉瀬美智子)が「あなたを助けたい」と声をかけると、健人は「大山巡査部長の収賄事件には裏がある」と話し始め、瀕死の岩田が告げた驚がくの事実を美咲に打ち明ける。
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