(左から)役所広司、生田斗真(写真提供:NHK)

生田斗真、体作り経て19年大河「いだてん」クランクイン 役所広司が絶賛

2018.05.24 12:41

俳優の役所広司生田斗真がこのほど三重県内で行われた2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の撮影に参加。役所はセリフ有りの芝居はこの日が初めて、生田はこの日がクランクインとなり、作品についてやお互いの印象を語った。

  
第58作となる「いだてん」は、“オリンピックの歴史”を題材とし、中村勘九郎と阿部サダヲがW主演を務め、リレー形式で物語が進行。脚本は宮藤官九郎。

この日の撮影シーンは第1回で放送予定の嘉納治五郎(役所広司)と三島弥彦(生田斗真)が初めて出会うシーン。三島家の要人を招いたパーティーに出席した嘉納治五郎は、大隈重信(平泉成)や銀行家の三島弥太郎(小澤征悦)にオリンピックの意義について熱く語る。そこに野球ボールを追って三島弥彦が乱入。さらに弥彦が所属するスポーツの同好会・天狗倶楽部のメンバーが続々と現れ、会場は騒然となるといった場面だ。

生田斗真、クランクインに心境は?

この日がクランクインとなった生田は「初日から弥彦、そして『天狗倶楽部』の登場のシーンから入れたので、気持ちいいスタートが切れたかな、と思います。初日はいつも緊張してナーバスになるんですけれど、天狗倶楽部のみんなと顔を合わせた瞬間に、そういうものが全部バーンと吹っ飛び、エネルギッシュなシーンが撮れたんじゃないかなと思っています」と手応え十分。

役所も「僕も二日目とはいえ、セリフを喋ったのは今日が初めてだったので、最初は嘉納さんとしてどんな風にしゃべればいいのか、『どんな雰囲気なのか』、『これでいいのかな』と探りながらの撮影でした。まだまだ始まったばかりなので、言葉と体がしっくりくるのにはまだ時間がかかるかも知れませんが、頑張ります」と気持ちを新たに意気込んだ。

クランクインに向けての役作りについて、生田は「僕は三島弥彦という、日本人で初めてオリンピックに行った短距離選手を演じるので走りのトレーニングと、それから三島さんは本当に陸上だけじゃなくて野球とかスキーとか柔道とか、本当に様々なスポーツをたしなんでいらっしゃった方で、体も鍛えていらっしゃって、少しでも三島さんらしい体作りを目指してやってきました」と準備万端なよう。

そんな生田の印象を、役所は「生田くんは『ジャニーズの俳優部』というか、映画をよくやっている印象があります。すごく楽しみにしていました。きょう遠目で見て、『ひげが似合うなあ』と。(三島弥彦さんの)写真となんとなく遠目で似ている感じがして、『ああ、似てる』と思いました」と絶賛。

生田も役所との共演を「やっぱりワクワクしますね。ご一緒したいな、と思っていてもなかなか今日までできなかったので」と心待ちにしていたことを明かし「ワクワクしますし、ゾクゾクします。すごく嬉しいです」と喜んだ。

役所広司&生田斗真の意気込み

撮影したシーンに登場した天狗倶楽部について、印象や演じるうえでの思いを聞かれると、生田は「端から見るとちょっとふざけたチャラチャラした連中に思われる天狗倶楽部なんですけれど、やっている本人たちは至って本気で真面目に取り組んでいるというところは、はき違えないようにしないといけないなと。弥彦さんは『痛快男子十傑』という、いわゆる『抱かれたい男ランキング』みたいなもののスポーツ部門で1位を取った方なんです。弥彦と天狗倶楽部は痛快でありたいなと思っていて。“痛快”の“痛”って「痛い」と書くじゃないですか。現代用語の“イタさ”みたいなものも、ちょっと出るといいかなと。がむしゃらにやっていて『あいつちょっとイタいな』みたいな感じも、香っていけばいいかなと思っています」とコメント。

脚本を読んだ時の感想については「宮藤さんの本の構成が非常に面白いです。飽きさせないというか、(志ん生の若き頃を描く)落語の方のエピソードにいって、そしてまた本編の金栗四三のエピソードに戻ってきたり。今までに見たことのないような大河ドラマです。2020年の東京オリンピックに向けて、この大河ドラマがオリンピックを盛り上げていく、そういうドラマになると大成功だな、と思います」と役所が語り、生田も「とにかくワクワクするようなドラマがつくれたらいいなと思います。先ほど役所さんもおっしゃっていましたけれど、このドラマと一緒に2020年のオリンピックが盛り上がっていくような一つの歯車にというか、何かお手伝いができたらなと」と期待に胸を膨らませた。(modelpress編集部)
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