松岡茉優、就職活動に奮闘で“母”吉田羊も応援　吉岡聖恵が名曲「糸」をカバー

これまで中島みゆき（オリジナル曲）、EXILE ATSUSHI、Aimerと歌い継いできたCM楽曲「糸」を今回カバーするのは、吉岡聖恵（いきものがかり）。新たな「糸」が家族の絆と笑顔を伝えていく。

松岡茉優＆吉田羊「自己PR」篇

「自己PR」篇では、就職活動真っただ中の娘（松岡）が、ある夜、リビングでエントリーシートの「自己PR を400文字で…」というお題に悩む。リビングにやってきて、娘に声をかけながらエントリーシートを手に取る母（吉田）。グダ～っと崩れながら、甘え半分で母に代わりに書いてもらおうとする娘に、母は「ムリよ」とツンと返す。

親から見ても良いところがないのか？と驚いて顔を上げる娘に、母から「あんたの良いところなんて、母親に書かせたら400文字なんかじゃ全然たりないわよ」と嬉しい言葉が。母の優しさに、娘は少し気が楽になったよう。

翌日、リクルートスーツを着て出かける娘に、「笑顔で帰ってこい！」と母はエールを送る。帰る場所がある安心感に、吹っ切れた笑顔の娘。家族の支えと同じように、我が家の存在も大きな支えであることが表現されている。吉岡のまっすぐな声で歌われる名曲「糸」が、家族・我が家の心強さを強調し、あたたかな雰囲気をさらに盛り上げる。

松岡茉優＆吉田羊の演技にスタッフも励まされる

撮影はまず娘（松岡）の面接シーンからはじまった。面接がちょっと苦手、という設定を繊細な表情で見事に表現する松岡。スタッフ一同、その後の演技への期待が高まる。

そして撮影はリビングでエントリーシートを書けないでいる娘と、励ましにくる母親（吉田）とのシーンへ。CMシリーズも3年目に入り、またドラマなどでも共演の多い2人は、カメラが回る前はとても仲良く、楽しそうな様子だったが、カメラが回ると、一瞬であの「娘と母親」に。

さらっと、でも強く娘を励ます母。その想いを受け止め、じんわりと温かい気持ちになっていく娘。短いやりとりの中に2人の想いがこもっている。朝、娘を送り出すシーンでも2人の想いが伝わり、見ているスタッフも励まされているような気持ちになっていた。

松岡茉優＆吉田羊「笑え、家族。／家、最強」篇

「笑え、家族。／家、最強」篇では、テレビを観ながらくつろぐ母と娘（吉田と松岡）。テレビで紹介されている行列ができるほどの人気店は、なんと近所のお店。母は娘を誘ってみるが、娘は外の暑さが嫌なのかあまり乗り気ではなあい。

娘の言うことも一理ある、としばし考え、やっぱり家にいるのが一番と思い直す母。娘のふざけた「家、最強！」という一言に笑いあう2人。出かけるのもいいけれど、思わず最強と言ってしまうような我が家。それは家の快適さだけでなく、一緒にいるだけで楽しいと思え、笑いがたえない家族の存在が大きいのかもしれない。

松岡茉優の引き出しの多さに監督＆スタッフびっくり

ほっこりする家族の“あるある”を切り取る15秒CM「笑え、家族。」シリーズ。今年も2人の軽妙なやりとりに期待して撮影がスタート。

CMの最後、「家、最強。」と娘（松岡）が可愛くふざけて言うシーンでは、そのふざけ方にいろいろとトライしたが、その引き出しの多さに現場は驚きの連続。母（吉田）も、そのアドリブに思わず本当に笑ってしまう場面も。2人が並んでソファに座り、テレビを観ているカットでは、ますます本当の親子にしか見えないという声も上がっていた。（modelpress編集部）