「あいのり」ヒデ&クロ&嵐、新シリーズ鑑賞で“衝撃”走る 過去と現在の違いとは?「あいのりで人生が変わった」
2018.03.23 18:00
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フジテレビ系で放送されていた恋愛観察バラエティー「あいのり」の新シリーズ「あいのり:Asian Journey」(Netflixにて配信中)。かつて「あいのり」に出演していたメンバーの桃、クロ、ヒデ、嵐が今回、「#みんなであいのり」と題して「あいのり:Asian Journey」の第1話から第6話までを鑑賞。モデルプレスでは鑑賞後の3人(※桃は鑑賞のみ参加)に独占取材を行った。
ピンクの“ラブワゴン”に乗り、見知らぬ男女7人が真実の愛を探す、地球無期限の旅。「恋愛観察バラエティーあいのり」地上波放送から8年の歳月を経て、新シリーズが復活し、「あいのり : Asian Journey」として、Netfilx/FODにて配信中。また、地上波では毎週金曜日24時55分から放送となっている。
第1話は、男性メンバーが、たか・ハト胸・ウェディング・裕ちゃん、女性メンバーが、ゆめちん・でっぱりん・アスカの7人で旅をスタート。第6話までは、でっぱりんとアスカが裕ちゃんに恋の矢印、たかがゆめちんに告白、そしてたかの帰国と入れ替わりに、男性新メンバーのシャイボーイが登場、でっぱりんを中心とした「あいのり」史上最悪の“修羅場”発生…と濃密な旅が繰り広げられた。
嵐:最初はみんな緊張しているなか、誰が恋愛するのか探り合いなところがあったと思うんですけど、たかが先陣を切って恋をして行動をして…みんな1カ国目でその姿を見て、恋愛モードになった状態で2カ国目に入ったので、これからの展開が楽しみです。
クロ:とにかく、でっぱりんのあの事件が衝撃的でした(笑)。でもSNSが普及しているなか、自分はどう映っているのかを気にしてしまうと思うんですけど、でっぱりんはありのままを見せてくれて、あいのりにとってはすごく良かったんじゃないかなって。あと、シャイボーイがいてくれてよかったなぁと思いました。シャイボーイの恋愛もめちゃくちゃ楽しみです!
ヒデ:でっぱりんのパンチを見て鬱になりそうでした…(笑)。でも新しいあいのりのかたちが見られたし、メンバーの恋愛している様子もすごく懐かしかったです。また新たな世代があいのりをつくっているなぁ、と感じました。
僕が旅をしていたときは、アフリカでネズミの丸焼きを食べたりしていたんですけど、今はアジアだから食べ物が美味しそうだなぁって(笑)。でも今後は旅をしていくうちに、そういったディープな出来事もあったりして、メンバーの関係がさらに良くなって恋愛に発展していくんじゃないかなと思うとすごく楽しみです。
― ヒデさんは、長旅をしていたからこその視点ですね!
ヒデ:長旅はオススメしないですよ(笑)。「あの人、まだいるよ…」と思われますから。
― (笑)。当時は、でっぱりんさんのような揉め事は起きなかったんですか?
ヒデ:男子メンバーがもたもたしていて、遅刻したら「なめてんのか、この野郎!今何時だと思ってんだ!旅行じゃねえんだぞ」って怒られたことはありました。嵐なんて、怒られすぎて吐いてたよね(笑)。
嵐:好きな人ができたけど上手くいかなくて、飲んだときに泥酔して、そのまま告白してしまって。全然記憶がなかったんですけど、ルール違反なので次の日に怒られて…。そのときに気分が悪くなって、トイレで(笑)。
― そこで、歯向かうことはなかったんですね。
嵐:それはなかったですね。
クロ:でもディレクターさんは大変だと思う。向こうは仕事だから良いものを撮らないといけないけど、私たちは台本もないし、そのバランスが難しい。
クロ:本当に何も変わってないよね。当時のまま。
嵐:進行の仕方はもちろん、ラブワゴンから新メンバーを見つけるところや、チケットをもらって告白をするところなど…当時の自分と重ね合わせて、いろいろ思い出しました。
ヒデ:今はいろいろな恋愛の番組がありますけど、あいのりは恋愛以外でも、国の情報を発信しているのがやっぱりいいなぁと思いました。ミャンマーは怒らない文化があるということも初めて知って、見ていて行きたくなったし、勉強になります。
クロ:人柄にまでフィーチャーする番組は、あまりないよね。
嵐:リアルな等身大の姿を放送しているので、見ている側としては共感できるよね。
ヒデ:でもやっぱり、殴るのはちょっと…。まぁ、僕も旅中に殴っちゃったんですけどね(笑)。2週間お酒を完全に絶っていたというのもあって、「2週間ぶりにお酒が飲める!」ってときに、コージが酔っ払って「なんでミカリンを浜辺で1人にするんだよ!」って言って殴ってきて、僕も殴り返す…という謎のくだりがあって…(笑)。
クロ:じゃあ、でっぱりんの気持ちわかるじゃん!
嵐:僕も、日本で過ごす生活とはまったく違っていたので、当時の記憶や体験に対する印象はかなり濃く記憶に残っています。出会いと別れ、自分がした告白、ひとつひとつが本当に濃かったです。
クロ:私は、宮くんのチョコレートを男子メンバーが食べたチョコレート事件を鮮明に覚えてるなぁ。「どういうこと?」「こんな人たちを好きになるなんてできない!」って思いました。
ヒデ:どうしても食べたかったんだろうね(笑)。
― ヒデさんと嵐さんは、アヤさんを好きになって同時に告白しましたよね。
嵐:お互いに「あ、同じ人が好きだな」と気づいてからは、男子部屋がヒデと一緒のときはぎこちなくなりました。それまでは気楽に何でも話せる相手だったんですけど、同じ人を好きだとわかると、変に意識してしまって…。
クロ:「アヤ行こう!」みたいな、誘い合い合戦をしたの?
ヒデ:そういう感じではなかったかな。
嵐:でも部屋にいないのはわかるから「今、呼び出ししてるんだろうなぁ」とかは感じとったりしていました。そのときは複雑な思いでしたけど、今は良い思い出です。
ヒデ:あのときは毎日真剣に恋愛と向き合っていて、友達がいきなり恋のライバルになったりして、すごく悩みました。僕は旅が長かったから面談も1番最後で、いつも深夜の3時くらいまで起きていたのもあって、最後のほうには体にブツブツができたりして、結構負荷がかかっていました(笑)。だけど、次の日も好きな人を誘って、恋愛をして…というのがずっと続くので、それが大変でしたね。
恋愛は助け合いがあったほうが距離が縮まりやすいので、僕はアフリカでの旅が好きでした。普通に旅行するなら、ヨーロッパが綺麗で良いと思うんですけどね。今回のベトナムやタイも、すごくあいのりに適している気がします。
ヒデ:たかのように、スマホ依存症な人がいるところ!今って、何でもすぐYahoo!とかGoogleで検索しがちじゃないですか。でも10年前はそういうことはなかった。検索をする代わりに、自分で答えを探していたから。
クロ:確かに。今は何でもすぐ検索すれば答えが出てくるからね。
嵐:本当にそうだよね。
ヒデ:自分の足で動く前に、答えがわかってしまう。だけど告白したあとのたかは、めちゃくちゃいい顔をしていて、成長が感じられました。
嵐:スマホ依存症の人が、アナログな場所で変わっていく姿は良いよね。日本にいたら、なかなかできないことだから。
― 当時の旅でも、携帯電話は没収されていたんですか?
嵐:携帯は持って行っちゃダメでした。
ヒデ:僕と嵐だったら今でもスマホがなくても平気だけど、桃やクロはブログを書くための必須アイテムだから手離せないよね!
クロ:今、ご飯を食べるときでも旦那さんとずっとスマホいじってるもん(笑)。
― ほかにも、シャイボーイさんのように交際経験がないなど、昔よりも“草食系男子”が増えたような気がします。
ヒデ:確かに!
クロ:昔は瀬里葉が、男性経験がない状態であいのりに参加してたよね。
ヒデ:そうだ、そうだ!昔は瀬里葉みたいに、シャイで男性に話し掛けられない…って子が多かったイメージ。
クロ:そういう子はもう応募してこなくなっちゃうのかな?今のあいのりは、女子メンバーのコミュ力がみんな高いもんね。やまじみたいな、男性慣れしていない子の成長もまた見てみたいなぁ。
嵐:確かに、今の女子メンバーはあいのりに参加しなくても彼氏ができそう!
ヒデ:輪を掻き回す、小悪魔みたいな子も見てみたい。そしたら男もいい感じにボルテージが上がってきそう!
― ちなみに、今のメンバーで“推しメン”を選ぶとしたら?
クロ:シャイボーイ!(即答)
ヒデ:僕はアスカ。過去に何があったのか、ミステリアスな部分がすごく気になる。
嵐:僕は、ゆめちんが良かったです。素直で、つくっていない感じが共感できるので、頑張って欲しいです。でも、シャイボーイみたいな人が1人いるといいよね。
クロ:うん。恋愛に発展するかどうかはわからないけど…(笑)。
ヒデ:でも、シャイボーイは浮気しなさそうだよ?あいのりに出演して、YouTubeの再生回数、めちゃくちゃ上がってそう!
嵐:僕はもともと熱く打ち込めるものがあまりなかったんですけど、あいのりに参加してからはみんなが恋愛や将来に対して熱い気持ちを持っていたので、すごく刺激をもらって帰ることができたので、すごく良かったです。
クロ:私は桃ちゃんのように一生ものの友達ができたこと。自分が成長した、とかは全然ないけど、貴重な経験ができて、本当にラッキーだなと思います。
ヒデ:参加した頃は19歳で、将来について何も考えていなかったんですけど、初海外でアラビア、タンザニア、ケニアなど、全然知らない国に行ったりして、今の仕事に就くきっかけをつくってくれたのがあいのりでした。
「恋できるかな?」と思って参加して、かよと出逢って切ない恋をしたり、タンザニアでは現地の女の子のペンドちゃんから好意を抱かれたり…、すごく印象的な出来事がいろいろなことがあったので、あいのりに参加していなかったら、今何をやっていたんだろう?ってよく思います。
クロ:あいのりで人生が変わったね。
嵐:僕は10年彼女がいないです(笑)。もともと恋愛が長く続かなくて、あいのりみたいに毎日恋愛漬けになれば変わると思って、実際変わったと思っていました。アヤに告白して上手く行って、日本に帰って、結婚するんだろうなと思っていたら、4ヶ月半で別れてしまいました。でもそれが自分の人生の中で最長の交際期間です。そのあとも2人と付き合ったんですけど、結局別れてしまいました。
あいのりのときは内容がとても濃かったのに、日本に帰って来て付き合うと「ちょっと薄いなぁ…違うなぁ…」ってなってしまって、だんだん付き合うのも億劫になって…(笑)。彼女が欲しいと思うことはありますけど、誰でもいいわけじゃないし、この歳だと“付き合う=結婚”になってくるので、難しいですね、恋愛は!
― あいのりにまた参加するというのは?(笑)
嵐:参加したいですね!そのくらいしないと、もう付き合えない気がしてきた。
ヒデ:でっぱりんの支えになっておいでよ!
嵐:(笑)。
クロ:私は帰国後にブログを始めて、先日妊娠も発表させていただいて、ブログのランキングで1位を取ることができて…あいのりに参加していなかったら、皆さんに知っていただくこともなかったと思うので、本当にすごい番組だなぁって。
自分の過去を見てもらっているから、芸能人の妊娠発表よりも「いろいろあったよね!」って皆さん親近感を持ってくださっているのもすごく嬉しい。だって、今回で言うとでっぱりんが結婚したらみんな嬉しくならない?
嵐:嬉しい!
― いつか子どもができたら、親子そろってあいのりに出演するのはどうですか?
クロ:本人が行きたい、と言えば反対はしないです!
嵐:10年後、20年後まであいのりやってるかな。やってるといいよね。
ヒデ:その頃は今よりもっとオシャレなあいのりになってるかも!
― ありがとうございました!
(modelpress編集部)
オーディションで選ばれた男性4人・女性3人の計7人が「ラブワゴン」というピンク色のワゴン車に乗り様々な国を旅しながら、真実の愛を探す。旅の途中、参加者は告白することを決めると、意中の相手に日本に帰るためのチケットを渡し愛を告白。告白が成功するとキスをして2人で帰国、失敗するとチケットを返され1人で帰国することになる。92カ国に及んだ旅では44組のカップルが誕生し、うち8組が結婚した。
地上波放送終了後、CS放送「フジテレビTWO ドラマ・アニメ」にて2010年12月から2012年4月まで、セカンドシリーズとなる「恋愛観察バラエティーあいのり2」、2012年6月から2013年8月まで「恋愛観察バラエティーあいのり2Z」が放送された。
新シリーズでは、タレントのベッキーとお笑いコンビ・オードリーの若林正恭と春日俊彰がMCを務め、スタジオゲストとしてモデルの河北麻友子と大倉士門が出演している。
第1話は、男性メンバーが、たか・ハト胸・ウェディング・裕ちゃん、女性メンバーが、ゆめちん・でっぱりん・アスカの7人で旅をスタート。第6話までは、でっぱりんとアスカが裕ちゃんに恋の矢印、たかがゆめちんに告白、そしてたかの帰国と入れ替わりに、男性新メンバーのシャイボーイが登場、でっぱりんを中心とした「あいのり」史上最悪の“修羅場”発生…と濃密な旅が繰り広げられた。
「あいのり」旧メンバーが鑑賞!「でっぱりんの事件が衝撃的でした」
― 「あいのり:Asian Journey」を第1話~第6話まで視聴して、いかがでしたか?ご感想をお願いします。嵐:最初はみんな緊張しているなか、誰が恋愛するのか探り合いなところがあったと思うんですけど、たかが先陣を切って恋をして行動をして…みんな1カ国目でその姿を見て、恋愛モードになった状態で2カ国目に入ったので、これからの展開が楽しみです。
クロ:とにかく、でっぱりんのあの事件が衝撃的でした(笑)。でもSNSが普及しているなか、自分はどう映っているのかを気にしてしまうと思うんですけど、でっぱりんはありのままを見せてくれて、あいのりにとってはすごく良かったんじゃないかなって。あと、シャイボーイがいてくれてよかったなぁと思いました。シャイボーイの恋愛もめちゃくちゃ楽しみです!
ヒデ:でっぱりんのパンチを見て鬱になりそうでした…(笑)。でも新しいあいのりのかたちが見られたし、メンバーの恋愛している様子もすごく懐かしかったです。また新たな世代があいのりをつくっているなぁ、と感じました。
僕が旅をしていたときは、アフリカでネズミの丸焼きを食べたりしていたんですけど、今はアジアだから食べ物が美味しそうだなぁって(笑)。でも今後は旅をしていくうちに、そういったディープな出来事もあったりして、メンバーの関係がさらに良くなって恋愛に発展していくんじゃないかなと思うとすごく楽しみです。
― ヒデさんは、長旅をしていたからこその視点ですね!
ヒデ:長旅はオススメしないですよ(笑)。「あの人、まだいるよ…」と思われますから。
― (笑)。当時は、でっぱりんさんのような揉め事は起きなかったんですか?
ヒデ:男子メンバーがもたもたしていて、遅刻したら「なめてんのか、この野郎!今何時だと思ってんだ!旅行じゃねえんだぞ」って怒られたことはありました。嵐なんて、怒られすぎて吐いてたよね(笑)。
嵐:好きな人ができたけど上手くいかなくて、飲んだときに泥酔して、そのまま告白してしまって。全然記憶がなかったんですけど、ルール違反なので次の日に怒られて…。そのときに気分が悪くなって、トイレで(笑)。
― そこで、歯向かうことはなかったんですね。
嵐:それはなかったですね。
クロ:でもディレクターさんは大変だと思う。向こうは仕事だから良いものを撮らないといけないけど、私たちは台本もないし、そのバランスが難しい。
ヒデ&クロ&嵐「あいのり」での旅を振り返る
― 番組の演出やナレーションも当時のままでしたが、自分が旅をしていた頃を思い出しましたか?クロ:本当に何も変わってないよね。当時のまま。
嵐:進行の仕方はもちろん、ラブワゴンから新メンバーを見つけるところや、チケットをもらって告白をするところなど…当時の自分と重ね合わせて、いろいろ思い出しました。
ヒデ:今はいろいろな恋愛の番組がありますけど、あいのりは恋愛以外でも、国の情報を発信しているのがやっぱりいいなぁと思いました。ミャンマーは怒らない文化があるということも初めて知って、見ていて行きたくなったし、勉強になります。
クロ:人柄にまでフィーチャーする番組は、あまりないよね。
嵐:リアルな等身大の姿を放送しているので、見ている側としては共感できるよね。
ヒデ:でもやっぱり、殴るのはちょっと…。まぁ、僕も旅中に殴っちゃったんですけどね(笑)。2週間お酒を完全に絶っていたというのもあって、「2週間ぶりにお酒が飲める!」ってときに、コージが酔っ払って「なんでミカリンを浜辺で1人にするんだよ!」って言って殴ってきて、僕も殴り返す…という謎のくだりがあって…(笑)。
クロ:じゃあ、でっぱりんの気持ちわかるじゃん!
嵐:僕も、日本で過ごす生活とはまったく違っていたので、当時の記憶や体験に対する印象はかなり濃く記憶に残っています。出会いと別れ、自分がした告白、ひとつひとつが本当に濃かったです。
クロ:私は、宮くんのチョコレートを男子メンバーが食べたチョコレート事件を鮮明に覚えてるなぁ。「どういうこと?」「こんな人たちを好きになるなんてできない!」って思いました。
ヒデ:どうしても食べたかったんだろうね(笑)。
― ヒデさんと嵐さんは、アヤさんを好きになって同時に告白しましたよね。
嵐:お互いに「あ、同じ人が好きだな」と気づいてからは、男子部屋がヒデと一緒のときはぎこちなくなりました。それまでは気楽に何でも話せる相手だったんですけど、同じ人を好きだとわかると、変に意識してしまって…。
クロ:「アヤ行こう!」みたいな、誘い合い合戦をしたの?
ヒデ:そういう感じではなかったかな。
嵐:でも部屋にいないのはわかるから「今、呼び出ししてるんだろうなぁ」とかは感じとったりしていました。そのときは複雑な思いでしたけど、今は良い思い出です。
ヒデ:あのときは毎日真剣に恋愛と向き合っていて、友達がいきなり恋のライバルになったりして、すごく悩みました。僕は旅が長かったから面談も1番最後で、いつも深夜の3時くらいまで起きていたのもあって、最後のほうには体にブツブツができたりして、結構負荷がかかっていました(笑)。だけど、次の日も好きな人を誘って、恋愛をして…というのがずっと続くので、それが大変でしたね。
恋愛は助け合いがあったほうが距離が縮まりやすいので、僕はアフリカでの旅が好きでした。普通に旅行するなら、ヨーロッパが綺麗で良いと思うんですけどね。今回のベトナムやタイも、すごくあいのりに適している気がします。
「あいのり」過去と現在の“違い”は?
― さすがヒデさん!今のあいのりを見て、昔のあいのりとの“違い”を感じたところはありましたか?ヒデ:たかのように、スマホ依存症な人がいるところ!今って、何でもすぐYahoo!とかGoogleで検索しがちじゃないですか。でも10年前はそういうことはなかった。検索をする代わりに、自分で答えを探していたから。
クロ:確かに。今は何でもすぐ検索すれば答えが出てくるからね。
嵐:本当にそうだよね。
ヒデ:自分の足で動く前に、答えがわかってしまう。だけど告白したあとのたかは、めちゃくちゃいい顔をしていて、成長が感じられました。
嵐:スマホ依存症の人が、アナログな場所で変わっていく姿は良いよね。日本にいたら、なかなかできないことだから。
― 当時の旅でも、携帯電話は没収されていたんですか?
嵐:携帯は持って行っちゃダメでした。
ヒデ:僕と嵐だったら今でもスマホがなくても平気だけど、桃やクロはブログを書くための必須アイテムだから手離せないよね!
クロ:今、ご飯を食べるときでも旦那さんとずっとスマホいじってるもん(笑)。
― ほかにも、シャイボーイさんのように交際経験がないなど、昔よりも“草食系男子”が増えたような気がします。
ヒデ:確かに!
クロ:昔は瀬里葉が、男性経験がない状態であいのりに参加してたよね。
ヒデ:そうだ、そうだ!昔は瀬里葉みたいに、シャイで男性に話し掛けられない…って子が多かったイメージ。
クロ:そういう子はもう応募してこなくなっちゃうのかな?今のあいのりは、女子メンバーのコミュ力がみんな高いもんね。やまじみたいな、男性慣れしていない子の成長もまた見てみたいなぁ。
嵐:確かに、今の女子メンバーはあいのりに参加しなくても彼氏ができそう!
ヒデ:輪を掻き回す、小悪魔みたいな子も見てみたい。そしたら男もいい感じにボルテージが上がってきそう!
― ちなみに、今のメンバーで“推しメン”を選ぶとしたら?
クロ:シャイボーイ!(即答)
ヒデ:僕はアスカ。過去に何があったのか、ミステリアスな部分がすごく気になる。
嵐:僕は、ゆめちんが良かったです。素直で、つくっていない感じが共感できるので、頑張って欲しいです。でも、シャイボーイみたいな人が1人いるといいよね。
クロ:うん。恋愛に発展するかどうかはわからないけど…(笑)。
ヒデ:でも、シャイボーイは浮気しなさそうだよ?あいのりに出演して、YouTubeの再生回数、めちゃくちゃ上がってそう!
ヒデ&クロ&嵐にとっての「あいのり」の存在
― 皆さんにとって、あいのりはどういう存在ですか?嵐:僕はもともと熱く打ち込めるものがあまりなかったんですけど、あいのりに参加してからはみんなが恋愛や将来に対して熱い気持ちを持っていたので、すごく刺激をもらって帰ることができたので、すごく良かったです。
クロ:私は桃ちゃんのように一生ものの友達ができたこと。自分が成長した、とかは全然ないけど、貴重な経験ができて、本当にラッキーだなと思います。
ヒデ:参加した頃は19歳で、将来について何も考えていなかったんですけど、初海外でアラビア、タンザニア、ケニアなど、全然知らない国に行ったりして、今の仕事に就くきっかけをつくってくれたのがあいのりでした。
「恋できるかな?」と思って参加して、かよと出逢って切ない恋をしたり、タンザニアでは現地の女の子のペンドちゃんから好意を抱かれたり…、すごく印象的な出来事がいろいろなことがあったので、あいのりに参加していなかったら、今何をやっていたんだろう?ってよく思います。
クロ:あいのりで人生が変わったね。
「あいのり」帰国後の近況を明かす
― あいのりから帰国後の恋愛事情や近況はいかがですか?嵐:僕は10年彼女がいないです(笑)。もともと恋愛が長く続かなくて、あいのりみたいに毎日恋愛漬けになれば変わると思って、実際変わったと思っていました。アヤに告白して上手く行って、日本に帰って、結婚するんだろうなと思っていたら、4ヶ月半で別れてしまいました。でもそれが自分の人生の中で最長の交際期間です。そのあとも2人と付き合ったんですけど、結局別れてしまいました。
あいのりのときは内容がとても濃かったのに、日本に帰って来て付き合うと「ちょっと薄いなぁ…違うなぁ…」ってなってしまって、だんだん付き合うのも億劫になって…(笑)。彼女が欲しいと思うことはありますけど、誰でもいいわけじゃないし、この歳だと“付き合う=結婚”になってくるので、難しいですね、恋愛は!
― あいのりにまた参加するというのは?(笑)
嵐:参加したいですね!そのくらいしないと、もう付き合えない気がしてきた。
ヒデ:でっぱりんの支えになっておいでよ!
嵐:(笑)。
クロ:私は帰国後にブログを始めて、先日妊娠も発表させていただいて、ブログのランキングで1位を取ることができて…あいのりに参加していなかったら、皆さんに知っていただくこともなかったと思うので、本当にすごい番組だなぁって。
自分の過去を見てもらっているから、芸能人の妊娠発表よりも「いろいろあったよね!」って皆さん親近感を持ってくださっているのもすごく嬉しい。だって、今回で言うとでっぱりんが結婚したらみんな嬉しくならない?
嵐:嬉しい!
― いつか子どもができたら、親子そろってあいのりに出演するのはどうですか?
クロ:本人が行きたい、と言えば反対はしないです!
嵐:10年後、20年後まであいのりやってるかな。やってるといいよね。
ヒデ:その頃は今よりもっとオシャレなあいのりになってるかも!
― ありがとうございました!
(modelpress編集部)
「あいのり:Asian Journey」
「恋愛観察バラエティーあいのり」は、フジテレビ系で1999年10月から2009年3月まで9年半にわたり地上波にて放送。オーディションで選ばれた男性4人・女性3人の計7人が「ラブワゴン」というピンク色のワゴン車に乗り様々な国を旅しながら、真実の愛を探す。旅の途中、参加者は告白することを決めると、意中の相手に日本に帰るためのチケットを渡し愛を告白。告白が成功するとキスをして2人で帰国、失敗するとチケットを返され1人で帰国することになる。92カ国に及んだ旅では44組のカップルが誕生し、うち8組が結婚した。
地上波放送終了後、CS放送「フジテレビTWO ドラマ・アニメ」にて2010年12月から2012年4月まで、セカンドシリーズとなる「恋愛観察バラエティーあいのり2」、2012年6月から2013年8月まで「恋愛観察バラエティーあいのり2Z」が放送された。
新シリーズでは、タレントのベッキーとお笑いコンビ・オードリーの若林正恭と春日俊彰がMCを務め、スタジオゲストとしてモデルの河北麻友子と大倉士門が出演している。
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