坂口健太郎「1つの大きな目標だった」 “座長”の心境明かす<シグナル 長期未解決事件捜査班>
2018.03.26 05:00
views
4月10日スタートのカンテレ・フジテレビ系火曜よる9時の連続ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』で、テレビドラマ初主演をつとめる坂口健太郎が、このほどカンテレ大阪本社で行われた取材会に出席した。
坂口健太郎、テレビドラマ初主演の心境は…?
坂口が演じるのは、独学でプロファイリングを学んだ城西警察署の警察官・三枝健人。幼い頃に友達の女子児童が被害に遭った誘拐殺人事件や、兄が自ら命を絶つ原因となった過去の事件で心に深い傷を負って以来、警察を全く信用していない、という役どころだ。テレビドラマ初主演の心境について「主演は、1つの大きな目標だった」と言い、「本当に今が主演をやらせていただくタイミングなんだなって思うし、出会うべき作品と出会えて、今こうやって主演をできるというのは、自分でもこの作品に対して期待していて、“いい作品になればいいな”と思います」とコメント。
3月上旬にクランクインした現場については、「全員がこの作品に対しての熱量がすごく強いし、監督などとも密にやりとりできていると思います。健人のせりふや行動1つ取っても、擦り合わせの時間をちゃんと持ってくれるので、お芝居するときに頭の中にハテナがない状態でできていて、役をやる身としてはありがたいです」と、撮影が順調であることをうかがわせた。
その中で“座長”を務める気分について聞かれると、「これまで、“座長”という一番手の方を見てきた中で、今回は僕なりの正解が見つかればいいなと思います」とした上で「気負いなく、自分が一番力を抜いてできて、一番焦りもない形で、僕でいられたらいいかな」と、堂々とした様子を見せた。
また、プロファイラーを演じる上で、集団行動心理学などの本を読んで知識を身に着けたといい、演じる健人については「憎しみだったり苦しみだったり悲しみだったりが、自分の行動力の起点となっている男の子」と分析。「楽しさや“やりがい”というものにエネルギーを感じている」という自身との間には違いがあり、演じはじめた頃は、自身との共通点が見つからなかったと話しつつも、最近では「エネルギーを発散する方向性はすごく近い」と感じていて、健人の気持ちを理解できるようになったという。
連続ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』
ドラマでは、ある日健人が廃棄処分されるはずだった無線機から聞こえてくる声を耳にする。その声の主は、健人と同じ、女児誘拐殺人事件の犯人を追う刑事の大山(北村一輝)で、事件に関する手がかりを話す。最初は信じられなかったが、無線機越しに聞いた場所に向かうと、なんとそこには何者かの白骨死体が…。その後も、大山と交信を続けるうちに、健人は自分が無線機越しに会話する相手の刑事が、過去を生きている人間であることを知る。“現在”と“過去”それぞれの時間を生きる二人の刑事が、謎の無線機を通じて時空を超え、互いに協力し合い未解決事件を解き明かしていくというストーリーが描かれる。
最後に、視聴者へのメッセージを問われた坂口。「過去を生きる大山と現在を生きる健人が、二人で一緒に事件を解決していることを疑問に思わないような作品にしたいと思っていますし、大山と健人のバディー感、繋がりっていうのをすごく大事にお芝居はしたいと考えています。そこがこのドラマの面白いところです!」 と胸を張り、「どこかで呼吸を忘れる作品にはしたいと思うし、やっぱりドキドキもしてほしい! 色んなハテナを持ったまま、健人と一緒に悩んで、健人と一緒に“これはどういうことなんだろう?” “これはどうなっていくのかな?”と想像してほしいです!」と、力強くアピールした。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】