中村獅童、愛息子と初の2ショット表紙
2018.03.16 04:00
歌舞伎俳優の中村獅童が20日発売の雑誌『ハーパーズ バザー』5月号特別版(数量限定)で昨年12月に誕生した愛息子と初の2ショット表紙を飾る。
父子2ショットで雑誌の表紙を飾るのは今回が初。誌面では、中村と公私ともに親交のある写真家の操上和美氏が撮り下ろしたグラビアと共に、10ページにわたるロングインタビューを掲載している。
慕っていた中村勘三郎さんや最愛の母親が亡くなり、ようやく結婚が決まって子どもができたことがわかった3日後にガンが発覚、手術、そして復帰という波瀾万丈の数年間を乗り越えてきた中村。歌舞伎を長年見続けている漫画家の桜沢エリカ氏をインタビュアーに迎え、現在、未来を語っている。
さらに、10代のころから洋服が大好きで、ハイブランドから古着までいろんなスタイルにトライしてきたという中村。「おしゃれに対する冒険心はもちろん今もキープしています」と、今回の撮影でもパンチの効いたグッチのウエアをはじめ、プラダ、トム・フォードなどのハイブランドを着こなしている。
なお、16日より「ハーパーズ バザー・オンライン」で父子が挑んだ表紙・グラビア撮影風景の動画を公開。陽喜くんを抱いた父親としての穏やかな表情と、歌舞伎役者・中村獅童としての力強い姿が垣間見れる。
「(ある朝、獅童さんがまだ寝ているときに)お袋が白無垢の着物を頭からかぶって部屋を走り回っているんですよ。ついにボケたのか!と驚いて、朝からうるさいよと怒ったら、後で妻に叱られて。あれはお母さんが私のために用意してくれた白無垢だというんです。要するにそれは、もう結婚してもいいよという、恥ずかしがり屋の母なりの歌舞伎風アピールだったんです」
― 病気の発覚について…
「(人間ドック後に)妻が『変だからちゃんと調べよう』と言ってくれて。今回の写真を撮ってくれている写真家の操上和美さんの奥様にお医者さんを紹介してもらって、レントゲン写真を見せたら、これは8割方ガンですよと言われて、もうびっくり。でも、ショックだったんだけど、『今見つかってよかったね』という妻の言葉に、本当にそうだなと思って。(中略)本当に妻にはなにもかも感謝しています。彼女がいなかったら、僕はすでにこの世にいないと思う」
― 母親の命日の翌日に生まれてきた息子、陽喜くんについて…
「大病の後に神様がプレゼントしてくださったのかなぁと。だから特別な思いがあります。しかも、陽喜がお袋にそっくりなんですよ。生まれ変わってきちゃったかと思うくらいに」「子供の写真をSNSにアップするような親にはなりたくないと思っていたんですが。自分でもびっくりするくらいアップしてしまっています(笑)」
― 前の奥様との息子さんとは会っていますか?
「会っています。僕の再婚話が持ち上がった後に会ったときは、『お父さん、違う人と結婚しようと思うんだけどいい?』ってきいたら、『お父さんがいいならいいよ』と言ってくれました。(中略)彼がどこか誇りに思ってくれるような人物になりたいと思っています」
― これから先、どんな役者になっていきたいですか?
「やっぱりテーマは伝統と革新でしょうね。僕の場合は皆と同じことをやっていては駄目なので。伝統を守って古典をやりつつ、獅童ならではの歌舞伎、自分の企画もやっていきたいです」「若い世代と歌舞伎をつなぐのは僕の使命だとも思っています」
(modelpress編集部)
慕っていた中村勘三郎さんや最愛の母親が亡くなり、ようやく結婚が決まって子どもができたことがわかった3日後にガンが発覚、手術、そして復帰という波瀾万丈の数年間を乗り越えてきた中村。歌舞伎を長年見続けている漫画家の桜沢エリカ氏をインタビュアーに迎え、現在、未来を語っている。
さらに、10代のころから洋服が大好きで、ハイブランドから古着までいろんなスタイルにトライしてきたという中村。「おしゃれに対する冒険心はもちろん今もキープしています」と、今回の撮影でもパンチの効いたグッチのウエアをはじめ、プラダ、トム・フォードなどのハイブランドを着こなしている。
なお、16日より「ハーパーズ バザー・オンライン」で父子が挑んだ表紙・グラビア撮影風景の動画を公開。陽喜くんを抱いた父親としての穏やかな表情と、歌舞伎役者・中村獅童としての力強い姿が垣間見れる。
中村獅童インタビュー抜粋
― 今の奥様と再婚されることについて、お母様の反対はなかったんですか?「(ある朝、獅童さんがまだ寝ているときに)お袋が白無垢の着物を頭からかぶって部屋を走り回っているんですよ。ついにボケたのか!と驚いて、朝からうるさいよと怒ったら、後で妻に叱られて。あれはお母さんが私のために用意してくれた白無垢だというんです。要するにそれは、もう結婚してもいいよという、恥ずかしがり屋の母なりの歌舞伎風アピールだったんです」
― 病気の発覚について…
「(人間ドック後に)妻が『変だからちゃんと調べよう』と言ってくれて。今回の写真を撮ってくれている写真家の操上和美さんの奥様にお医者さんを紹介してもらって、レントゲン写真を見せたら、これは8割方ガンですよと言われて、もうびっくり。でも、ショックだったんだけど、『今見つかってよかったね』という妻の言葉に、本当にそうだなと思って。(中略)本当に妻にはなにもかも感謝しています。彼女がいなかったら、僕はすでにこの世にいないと思う」
― 母親の命日の翌日に生まれてきた息子、陽喜くんについて…
「大病の後に神様がプレゼントしてくださったのかなぁと。だから特別な思いがあります。しかも、陽喜がお袋にそっくりなんですよ。生まれ変わってきちゃったかと思うくらいに」「子供の写真をSNSにアップするような親にはなりたくないと思っていたんですが。自分でもびっくりするくらいアップしてしまっています(笑)」
― 前の奥様との息子さんとは会っていますか?
「会っています。僕の再婚話が持ち上がった後に会ったときは、『お父さん、違う人と結婚しようと思うんだけどいい?』ってきいたら、『お父さんがいいならいいよ』と言ってくれました。(中略)彼がどこか誇りに思ってくれるような人物になりたいと思っています」
― これから先、どんな役者になっていきたいですか?
「やっぱりテーマは伝統と革新でしょうね。僕の場合は皆と同じことをやっていては駄目なので。伝統を守って古典をやりつつ、獅童ならではの歌舞伎、自分の企画もやっていきたいです」「若い世代と歌舞伎をつなぐのは僕の使命だとも思っています」
(modelpress編集部)
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