舞台「おそ松さん」ゲネプロ、“肉食系肉”和田雅成が静かな関係者にお怒り「気を使えー!」
2018.03.01 17:40
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大人になってもマイペースでニート生活を謳歌する個性豊かな6つ子のドタバタを描いたギャグアニメ「おそ松さん」の舞台化第2弾『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME 2~』東京公演のゲネプロが1日、会場となるTOKYO DOME CITY HALLで行われた。
ニートの童貞が天下取る!
ゲネプロを前に6つ子を演じる高崎翔太(おそ松)、柏木佑介(カラ松)、植田圭輔(チョロ松)、北村諒(一松)、小澤廉(十四松)、赤澤遼太郎(トド松)、6つ子のイケメンver.=F6を演じる井澤勇貴(おそ松)、和田雅成(カラ松)、小野健斗(チョロ松)、安里勇哉(一松)、和合真一(十四松)、中山優貴(トド松)がマスコミ向けの囲み取材に参加。先月26日に大阪公演を終えており、井澤は「大阪はお笑いに少し厳しいので不安な点もありましたがキャスト全員、スタッフ陣の協力もあり見事にクリアできた」、高崎も「自分で言うのもなんですが“待ってました感”をひしひしと感じた」と手応えを明かす。「前回よりも色々ハチャメチャなことに挑戦しているので楽しんでもらえる」(植田)、「第1弾より確実に個々も全体も力強くパワーアップしている」(北村)と一言ずつ意気込みを語る中、赤澤の番になると突然高崎が「(記事の)見出し狙って、見出し!」と煽り、「見出しですか?!」と慌てた赤澤が「天下取れる舞台だと思います!」とブチ上げると「(笑)をつけといてください」と報道陣にお願いする高崎。続けて和田が「俺、脱ぎます!すごい脱ぎます!」と“肉食系肉”として筋トレの成果を見せると宣言、和合は「世界中のエンターテイメントを凝縮したと言っても過言ではない舞台です」と表現したあと「…過言でしたね」とすぐに訂正していた。
前作からの進化を聞かれると、植田が「前回は(6つ子それぞれが)一番に思い当たる個性を全面に押し出して舞台『おそ松さん』であるということをお届けしましたが、今回はちょっと挑戦して第一印象以外のところも見せています。僕はツッコミメインでしたがそれ以外のところも振られたり、ただ脱ぐだけじゃない、お尻出すだけじゃない予想の斜め上を行っている。作り手側全員がそれぞれ斜め上を目指してパワーアップしています」と述べ、そのしっかりとした語り口にほかのキャスト陣は「まるで取材!」と感嘆。稽古中、一番おもしろかったエピソードを問われると、高崎が「今回マジで(必死に)稽古したんですけど、佑介が…カラ松さんがその最終日に休憩しながら『翔太、俺今回全然面白いことやってないんだよな。残るかな』と言ってました。安心してください、ちゃんとウザイです(笑)」とそのハマりぶりを絶賛した。
最後に高崎が「残り15公演とは思わず、松野家の一生を背負っていけるような第2弾になればいいと思います。第10弾くらいまで続いて、いつか童貞を卒業して幸せな結婚を迎えられるような作品にしたい」と6つ子の思いをのせた宣言で会見を締めくくった。
【ゲネプロ】肉食系肉(和田雅成)がお怒り「気を使え、気を!」
前作よりも会場のキャパシティが2倍となったが、総勢12人の6つ子&F6キャストたちが会場全体を所狭しと動き回りアリーナはもちろんバルコニー席の観客も隅々まで楽しませる。原作の世界観をしっかりと踏襲したギャグに舞台ならではの歌や踊りがフュージョンした内容はまさに“SHOW TIME”。アニメファン待望の“あの松”も新たに登場する。関係者が見守るゲネプロは静かになりがち。後半の盛り上がるパートで、F6カラ松をドS全開で演じる和田が「仕事で来てるとかカンケーねーぞ!声出せ!」と煽り、「2階3階!『私たちは関係ないから~』じゃねーぞ!気を使え、気を!」と叱りつけて爆笑をさらう一幕もあった。(modelpress編集部)
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