(左から)林遣都、田中圭、吉田鋼太郎(C)テレビ朝日

田中圭×吉田鋼太郎「おっさんずラブ」連ドラ化 林遣都がライバルに<コメント到着>

2018.02.27 06:00

俳優の田中圭が、4月スタートの新土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系/毎週土曜よる11時15分~)で主演を務めることがわかった。

  
2016年の年末深夜に単発ドラマとして放送され、ネット上でも話題を呼んだ“抱腹絶倒の胸キュン・コメディー”が、視聴者の熱い声に応えて、連続ドラマ化することが決定。

「おっさんずラブ」は、女好きだけどモテない33歳のおっさんが突然、ピュアすぎる乙女心を隠し持つ“おっさん上司”と、同居している“イケメンでドSな後輩”から告白されることからスタートする新感覚の純愛ドラマ。文字通り“未曽有のモテ期”を迎えた主人公は、ぐいぐい迫ってくる男たちに恐れおののき全力で拒みながらも、いつしかピュアな男たちの存在が頭から離れなくなっていく。

田中圭&吉田鋼太郎が続投 おっさん同士のピュアな恋愛

連ドラ化にあたり、単発ドラマ版で視聴者をキュンキュンさせた演技派俳優の田中と吉田が今回も続投。コミカルとシリアスの線引きを絶妙なバランスで保つ繊細な演技で、うら若き女子たちと変わらないおっさんたちの心の機微を丁寧に演じる。

田中が演じるのは主人公・春田創一。女子(特に巨乳ロリ)が大好きで結婚願望も強いというのに、日常生活では家事など何ひとつまともに出来ず、まったくモテる気配のないダメ男。しかし、これまでまったくの恋愛対象圏外だった2人の“男”から、まさに青天の霹靂、愛の壁ドン告白をされたことから、その心は激しく揺れることに。いきなり想定外だった“モテ男の立場”になり、どうしていいか分からないままに、日々翻弄される心を今回もリアルに演じる。

そんな田中演じる春田に想いを寄せる上司・黒澤武蔵を演じるのが吉田。職場では仕事一筋、男気あふれる姿勢を見せ、男女共に人気の高い“理想の上司”だが、実はゲイ。春田に恋をしてしまった黒澤は30年連れ添った美人妻との離婚を決意し、女子顔負けの乙女な顔をガンガン覗かせながら、一途すぎて泣けるアタックを展開していく。吉田が見せる“乙女な反応”は、まさに正真正銘のヒロイン。その純な乙女心に思わず感情移入し、応援したくなること間違いナシだ。

主人公をめぐるライバルに実力派・林遣都が抜擢

今回は新キャストも参入。その1人が若き実力派俳優・林遣都。林が演じるのは春田の後輩かつルームメイト・牧凌太。女子社員が放っておかないイケメンで高学歴の持ち主、しかも料理をはじめ家事も万能…だが、実はゲイ。黒澤が春田に迫ったことを知り、うっかり自分もカミングアウトしてしまう。

公私共に近距離にいるからこその“もどかしさ”を、林はどう表現するのか。何事もソツなくこなす彼が、たまに見せるドSで毒舌な一面にも期待したい。今回が初共演となる田中、過去には親子役を演じた吉田と織り成す“新たな化学反応”に、注目が高まる。(modelpress編集部)

第1話あらすじ

結婚したいのに全然モテない33歳の独身男・春田創一(田中圭)は通勤中、痴漢に間違われたところを、尊敬する敏腕上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)に助けられる。ところがホッとしたのも束の間、春田の目には“見てはいけないもの”が飛び込んでくる。それは…黒澤の携帯のロック画面に映し出された、春田のキメ顔写真!え、え、え?何?いまの何!?―――動揺する春田だが、さらに仕事中、黒澤のパソコンでとんでもないものを発見。なんと“spring”と名付けられたフォルダに、春田の隠し撮り写真が大量に保存されていたのだ! まさか部長…俺のことを…いやいや、確かに運命の恋にいつか巡り合えると信じて生きてきたけれど…こ、これは…

「神様。僕が希望していた運命の恋とは、少しテイストが違うような気がします」

完全にパニくった春田は黒澤を一方的に警戒し、挙動不審に…。そんな中、後輩のイケメン社員・牧凌太(林遣都)が本社から異動してくる。牧は礼儀正しく、仕事にも一生懸命。しかも、料理までも得意らしい。折しも、息子の自立を心底願う母親に突如家出され、家事もままならず途方に暮れていた春田は、牧に同居を提案。さっそく引っ越してきた牧の“女子力”に、春田は感動しまくりで…!

その頃、運命の歯車は怒涛の勢いで回り始める。なんと、黒澤が春田を呼び出したのだ。やけにムーディーな待ち合わせ場所で春田を待っていたのは…バラの花束を持った黒澤!しかも、男気あふれる黒澤の口から飛び出したのは、「はるたんが…好きです!」という、乙女すぎる愛の告白で…!?

田中圭コメント

―― 『おっさんずラブ』について。

単発ドラマのときに企画内容を聞いて、「こう来たか! めちゃくちゃ面白いな」と思いました。撮影も本当に楽しくて、現場で皆さんとも「続編を作れたらいいな」って話していたんですけど、まさか連続ドラマになるとは…!すごく驚くと同時に、心からうれしかったです。前回もそうだったのですが、今回も明るく笑いの絶えない現場にしたいです。春田という男は皆さんのお芝居を素直に受けて演じた方が、きっと面白い男になるはず。なので、役作りについても敢えて深く考えず、その場その場で思い付いた芝居をやっていこうと考えています。

『おっさんずラブ』はものすごいパワーを持った作品。鋼太郎さんをヒロインに迎えるなんて、この作品のパワーがなければ実現しないことだと思います。こんなにもぜいたくなことはないですし、僕も全力で鋼太郎さん演じるヒロインを愛していきたいです! この春、本当のラブストーリーを皆さんに届けますので、ぜひ楽しんでご覧ください。

―― ご自身の“一番切ない恋の思い出”を教えてください。

すごく若かった頃に、結婚している方を好きになってしまったんです。どうやっても叶わない恋だったので、本当に切なかったですね。

―― 恋で悩んだときは、どんな行動に出ますか?

僕は黙っていられなくて、友達に話しちゃうタイプなんですよ。だから、仲のいい人たちは僕の恋の悩みをほとんど知っています(笑)。

吉田鋼太郎コメント

―― 『おっさんずラブ』について。

この作品はとにかく衝撃的な内容。単発ドラマが放送された後の反響も大きく、周囲の評判も僕がこれまで出演してきたドラマの中で一番よかったんです。前回の撮影現場は笑いを堪えるのが大変なほどテンションが高く、和やかな雰囲気でした。今回もそんな現場にして、皆さんと一緒にテンションの上がる“愛の物語”を紡いでいきたいです。圭くんとは前回の『おっさんずラブ』が初共演でしたが、本当にお芝居が上手くて、しかも好青年で…!人として大好きになったんですよ。これから連ドラの撮影を重ねるうちに、もっともっと好きになっていくはず。最終的にどれだけ圭くんのことを好きになるのか…自分でも怖くなるほど楽しみです(笑)。

『おっさんずラブ』は本当に胸がキュンとなる、切ないラブストーリー。ヒロイン役は初めてで(笑)、ドキドキして緊張もしていますが、最後まで立派にヒロインを務めたいと思います。恋をしている人も、恋をしたい人もぜひご覧ください。

―― ご自身の“一番切ない恋の思い出”を教えてください。

中3のときに好きな子ができたんです。その後、僕が全寮制の高校に入ったので、彼女と文通を始めたんですけど、高1の夏休みに突然手紙が来なくなって…。高校3年間、悶々としていましたね。

―― 恋で悩んだときは、どんな行動に出ますか?

恋をすると自分の気持ちを伝えたくなるんですけど、なかなか勇気がいることなので、お酒を飲んだ状態で電話して告白したりします。そんな状態なので翌日、電話したことを覚えてなかったりするんですよ。お返事をもらって、「あれ? 俺、何かしたっけ?」と…ダメですよね(笑)。

林遣都コメント

田中圭さんと吉田鋼太郎さんと一緒に、こういった関係性のドラマに参加できるなんて…すごくワクワクしています。過去に2回ぶつかる親子関係を演じた鋼太郎さんと、また違った形でバトルできるのが楽しみです。これから3カ月、圭さんに真剣に恋をして、鋼太郎さんと真剣に取り合いたいです!
 
僕が演じる牧は、春田と出会ったことで抑えられない恋心があふれ出てくる人物。以前にも何度か同性を好きになる役を演じたことがあり、そのときにお話を伺った方々から、同性を好きな人かどうかは醸し出す空気ですぐ分かると教えていただいたんです。今回もうわべだけの演技ではなく、そういった空気を全身にまとって臨みたいと思っています。牧としては自信をもって、春田を口説いていきたいです。ぜひ多くの皆さんに、壮大なラブストーリーを見るような感覚で、楽しんでいただきたいです。
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