「第68回紅白歌合戦」SPゲスト＆豪華演出を発表

スペシャルゲストは黒柳徹子と桐生祥秀選手

スペシャルゲストは女優の黒柳徹子と陸上・桐生祥秀選手。今年デビュー65周年を迎えた黒柳は「夢を歌おう」スペシャルプレゼンターとして登場。黒柳の幼少期を題材にした、福山雅治が歌う楽曲「トモエ学園」を当日、パシフィコ横浜から中継出演する福山と掛け合い、思いを語る。

また、今年、陸上100メートルで、日本人初の「夢の9秒台」を記録した東洋大学の桐生選手は、2020年への夢を語る。

椎名林檎×トータス松本、福山雅治、Perfumeも

そのほか、「紅組・白組 スペシャルコラボレーション」として、椎名林檎とトータス松本が「目抜き通り」をパフォーマンス。東京・銀座の魅力を再発見するために生まれた同曲を通し、子供たちに引き継いで欲しい日本の心を伝える。

さらに中継企画で福山のほか、PerfumeがNHKを飛び出し、現在、大規模な再開発で変貌を遂げる渋谷の街から、ライブ感あふれるパフォーマンスを届ける（中継現場への一般の方の立ち入り・観覧は不可）。

各シーンのゲスト

また、各シーンのゲストとして、今年M-1グランプリを優勝し夢を叶えたお笑いコンビ・とろサーモンが、天童よしみのシーンを盛り上げ、森三中の黒沢かずこは自身のキャラクター「千手観音かずこ」として、水森かおりのシーンに登場。くまモンは、熊本出身の総合司会・内村光良とともに、熊本から初出場のWANIMAを応援する。 連続テレビ小説「わろてんか」主演の葵わかなは、主題歌を歌う松たか子の応援にかけつけ、今年活躍のサンシャイン池崎と今年ブレイクしたANZEN漫才のみやぞんも出演。本番当日どこに現れるかは本番でのお楽しみ、となる。（modelpress編集部）

ほか白組・紅組の見どころ

【白組】

・三山ひろし「男の流儀～けん玉世界記録への道～」

「けん玉大使」として、日本全国にけん玉の魅力を伝える三山ひろし。史上初となる歌唱中に、けん玉で「ギネス世界記録」に挑戦する。挑むのは「連続してけん玉をキャッチした人の最も長い列」の世界記録。「大皿」の技を124人連続成功すると新記録を達成できる。123人のけん玉名人と共に、三山が世界記録達成の「夢」をかなえることに挑む。

・SEKAI NO OWARI「RAIN」

届けるのは今年発表の「RAIN」。ピアノのSaoriが産休中のため、今回は3人での出演となる。そこで普段はギターを担当するNakajinがピアノの猛練習を行い、演奏することに。メンバーの思いを受けて披露するNakajinのピアノに注目だ。

・郷ひろみ「2億4千万の瞳～GO! GO! バブルリミックス～」

紅白出場30回目を迎える郷ひろみは、代表曲「2億4千万の瞳」のスペシャルバージョン。今年「バブルダンス」で注目を集めた大阪府立登美丘高等学校ダンス部と共に、ど派手なバブルパフォーマンスを届ける。アレンジもtofubeatsが手がけるスペシャルなバブルリミックス。今回だけの、夢の豪華版「2億4千万の瞳」を贈る。

・TOKIO「AMBITIOUS JAPAN!」

東京オリンピック・パラリンピックのフラッグツアーでスペシャルアンバサダーを務めるTOKIO。今回、2020年に向けて、その準備に汗をかく方たちを訪ねた。城島茂と国分太一は有明で競技場を作っている現場へ。山口達也はハンマー投げのハンマーを作る千葉県船橋市の町工場へ。そして、松岡昌宏と長瀬智也は、選手村のすぐ近くとなる月島で100ヶ国語のメニューを用意して待つもんじゃ焼き屋の女将さんのところへ。オリンピックという大きな舞台に向けて、それぞれの想いを持ち、日々の努力を積み重ねている人たち。その想いを受け取り、ステージでは代表曲「AMBITIOUS JAPAN!」を歌い、2020年への大きな期待を日本中に届ける。

・平井堅「ノンフィクション」

6年ぶりに紅白へ出場する平井堅は「生きる」ことへ強いメッセージを込めて作り、今年ヒットした「ノンフィクション」を届ける。共演するのは、去年のリオデジャネイロパラリンピック閉会式のフラッグハンドオーバーセレモニーでパフォーマンスし、世界から注目を集めた義足のダンサー・大前光市。振付は、海外でも活躍する辻本知彦。事故で左足を失いながら、夢を諦めず踊り続けてきた大前光市が、曲のメッセージを力強く伝えるダンスに挑む。

・氷川きよし「きよしのズンドコ節」

今年40歳の氷川きよし。不惑の年を迎え、新たな決意を胸に紅白で歌うのは、代表曲の「きよしのズンドコ節」。紅白の名物として語り継がれるような、夢のシーンを生み出すことに挑む。ステージを彩るのは、総勢100人のダンサーと、金銀紙吹雪。そして、氷川きよし自身は、なんと超巨大宝船に乗り込む。

【紅組】

・AI× 渡辺直美「キラキラ」

今年、渡辺直美が主演した連続ドラマの主題歌を披露。楽屋トーク・ハーフタイムショーで活躍の渡辺が、このシーンでも登場し、AIとスペシャルコラボ。さらに気鋭のアートディレクター・吉田ユニ制作のスペシャル映像が背景を彩る。つまずいても希望と夢を持って進む。そんなメッセージがこもった曲を、2人でパワフルに歌い上げる。

・水森かおり「早鞆ノ瀬戸」

毎年、巨大衣装や演出で、スペクタクルシーンを届けてきた水森かおり。今回は「千手観音ダンス」。中国の古典舞踊を元にした、千手観音を表現する“ありがたい”踊りで演出。森三中の黒沢かずこも、自身のキャラクター「千手観音かずこ」として応援で登場する。さらに、水森本人も、なんとフライングに挑戦。大みそかにふさわしい、ド派手な夢のシーンを届ける。

・島津亜矢「The Rose」

圧倒的な歌唱力を誇る演歌歌手・島津亜矢。昨年の紅白は、偉大な歌姫・美空ひばりの「川の流れのように」に挑んだ。そして今年、さらなる挑戦。1979年にベット・ミドラーが歌い、ヒットした「The Rose」。愛そのものをテーマにしたこの歌は、日本でも結婚式の定番ソングとして親しまれている。洋楽の名曲に、ジャンルを超えてチャレンジ。歌の力を届ける。

・坂本冬美「男の火祭り」

2013年発表のこの曲で、熱く盛り上がるシーンを届ける。日本全国から、各地の祭りが登場。秋田の竿燈、五所川原の立佞武多、阿波おどり、よさこい、長崎くんち、そして琉球の祭り太鼓。北から南まで、日本を彩り、人々を元気づける伝統の祭りが、夢の大集合を果たす。さらに、Hey! Say! JUMPや三浦大知などの白組有志や、芸人も参加。大迫力のシーンで、日本中を盛り上げる。

・Superfly「愛をこめて花束を」

2年前、第66回NHK紅白歌合戦のステージに初出場し、その歌力で大きな話題を呼んだSuperfly。しかし、その3ヶ月後から、体調不良のため、ライブ活動を休止していた。そして今回、紅白のステージに帰ってくる。テレビへの出演は2年前の紅白以来。歌うのは、代表曲「愛をこめて花束を」。2008年に発表し、ファンだけでなく広く愛されてきた、ストレートなラブソング。復活のステージで、圧巻のパフォーマンスを届ける。

・石川さゆり「津軽海峡・冬景色」

今回で、40回目の紅白出場となる石川さゆり。初出場の時にも歌った「津軽海峡・冬景色」を届ける。背景を彩るのは、葛飾北斎が描いた浮世絵「富嶽三十六景」の映像。日本の美と、歌が融合したシーンで、紅組のラストを飾る。