“女子”役・志尊淳「すごくセンセーショナル」 玉井詩織との“連携プレー”にも注目＜女子的生活＞

坂木司氏の痛快ガールズストーリー「女子的生活」をドラマ化する今作。“かわいい女子的な生活”に憧れ、田舎から都会に出てきたヒロイン・みきは、ファッション通販会社に働くOL。しかし、ひとつ大きな秘密が。それは、みきがトランスジェンダーであるということ。

みきの性別は男性なのだが、見た目はスラリとした美人。しかし、男に興味がなく、好きになるのは女性という“複雑”な人物。

志尊淳「多くの方に伝われば」

この日の会見には、みき役の志尊、みきと同じファストファッション会社で働く同僚・かおり役の玉井詩織、みき、かおりと仲のよいアジアン系女子の先輩・仲村さん役の玄理、イタリアン風ファッションでキメたみきたちの上司・板倉役の羽場裕一が出席。

作品を読んで「みきが1人の女性として、どんな逆風が吹いても必死に生きていく姿にすごく感動しまして、1人の女性としてみきを演じてみたい」と思ったという志尊は、「すごくセンセーショナルな作品になっていると思いますけれども、女性の方はみきと共感する部分が必ず出てくると思いますし、この番組の持つメッセージが1つでも多くの方に伝わればなと思います」と願望を口にした。

玉井詩織の見どころは？

また、玉井は自身が演じたかおりの見どころを「男ウケを狙っている感じの中で発する、ぽつりと言う毒や、みきとの合コンでの連携プレー」と紹介。

ほかキャストも「主人公のみきは体は男性だけど、心はレズビアンという、まだ世間ではなじみのないLGBTの種類だと思うので、そういうことを多くの方に知っていただきたいです」（玄里）、「この作品は1話目はおとなしいですが、これが2・3・4話になると、びっくりするぐらい、人間の真の心の冷たさみたいなものが出てきます。この問題はデリケートだからこそ、オブラートに包まないほうがいいと思っています。ちょっと冒険しているドラマだと感じています」（羽場）など、それぞれの同作への思いを語った。（modelpress編集部）