長谷川博己「シン・ゴジラ」で活躍も…昨年受賞逃した裏事情を自ら分析＜GQ MEN OF THE YEAR 2017＞

「シン・ゴジラ」「小さな巨人」ヒット受け受賞

長谷川は昨年7月に公開されてヒットを記録した映画「シン・ゴジラ」や、今年夏に放送された主演ドラマ「小さな巨人」（TBS系）が大きな話題を呼び、日本を代表する俳優として躍進を遂げたという功績が称えられて受賞。

トロフィーを受け取った長谷川は、「本当に凄く嬉しいです。この賞はずっと意識していまして、ずっといつか出れたら良いなあと思ってた」と告白。「元々演劇出身ですから地味な感じでこんな華やかな場には立てないかなと思っていた。今年は国の使命や国を守る役が続いたからかなと、男性が魅力を感じられる役を演じられるようになったのかな」と自身で分析し、会場の笑いを誘った。

受賞者全員のトークセッション時にも、「昨年『シン・ゴジラ』がヒットしまして（この賞を）とれるんじゃないかなと思ってたんですけど、とれなかった」と期待していたことを打ち明け、「残念と思ってたら今年はとれたので良かったです。ヒットして昨年の10月から今年の11月くらいの活動が…（評価された）」と評価対象期間のことまで考え推理を始めると、司会者から「そんな裏事情まで」とツッコミが入っていた。

また、来年への意気込みを聞かれると、「正義感が強い役が続きましたので、普段から流れに任せてるんですけど自分のイメージみたいのがつくのが嫌なので1回ぶち壊してニュートラルに作品に向き合っていきたい」と俳優としてさらなる飛躍を誓った。

今年圧倒的な活躍を見せた男性が受賞

男性誌「GQ JAPAN」が開催する、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈られる同賞。今年はほかに、香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎、俳優の斎藤工、ミュージシャンの野田洋次郎、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次、棋士の佐藤天彦、レーシングドライバーの佐藤琢磨が受賞した。

GQ MEN OF THE YEARとは…

「GQ MEN OF THE YEAR」は、男性誌「GQ JAPAN」が開催する各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈られるもので、1994年にアメリカでスタート以来、世界14か国で展開するインターナショナルなアワード。日本での開催は今年が12回目となり、昨年は俳優の菅田将暉らが受賞した。（modelpress編集部）