古川雄輝が叫ぶ “原作の世界観の完璧な再現”目指す<僕だけがいない街>
2017.11.20 08:00
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俳優の古川雄輝が主演を務めるNetflixオリジナルドラマ『僕だけがいない街』(12月15日より全世界配信)の予告編・エンディングテーマ・場面写真が20日、解禁された。
3度目の映像化『僕だけがいない街』
原作は「ヤングエース」にて2012年7月号から2016年12月号まで連載され、「マンガ大賞」「このマンガがすごい!(オトコ編)」ともに2014年から3年連続ランクイン、そして累計部数429万部を突破する人気コミック。2016年にテレビアニメ化と実写映画化され、今回が3度目の映像化となる。時が巻き戻る“リバイバル”という現象により、母親を殺害した犯人を突き止めるために18年前までさかのぼる藤沼悟が主人公。自身が小学5年の時に起きた連続児童殺人事件に母親が殺された原因があると確信した悟は、事件の謎を追っていくというサスペンスストーリーで、今回は原作完結後初の映像化ということもあり、新たな解釈の試みに期待が高まっている。
主演の古川は、イケメンで帰国子女というルックス&経歴ともに“高スペック”な俳優として、日本のみならずアジアで人気を集めており、ドラマ『イタズラなKiss~Love in TOKYO』シリーズ(13~15)でブレイク。映画『脳内ポイズンベリー』『ライチ☆光クラブ』、連続テレビ小説『べっぴんさん』などに出演し、2018年には日韓合作の映画『風の色』に主演、そして話題作『曇天に笑う』が待機中。ほか、優希美青、白洲迅、 内川蓮生、柿原りんか、矢野聖人、江口のりこ、眞島秀和、戸次重幸、黒谷友香という、高い演技力を持つ実力派のキャストが集結した。
注目シーン解禁
完成した予告編で描かれるのは、悟(古川)の母・佐知子(黒谷友香)が殺されたことを機に、悟にだけ起きる“リバイバル”現象(悪いことの原因が取り除かれるまで、きっかけとなった場面に時間が巻き戻る)が発生し18年前に遡り、原因を探る…という本作のメインストーリー。血を流し倒れる母親を前に叫ぶ姿、緊迫した表情を見せる悟(古川)…そして小学5年生の悟(内川蓮生)は、この時代に起きた連続児童殺人事件の被害者である、悟の同級生・加代(柿原りんか)が事件に巻き込まれるのを必死に食い止めようとする。
さらに、街全体が一気に昼から夜へと様変わりする函館の景色や、煙突から煙が立ち上る工場風景など、北海道ロケによって実現した印象的なシーンが随所に散りばめられているところも見どころ。あわせて解禁された場面写真でも、小学5年生の悟と加代が手をつないで学校に向かうシーンや、18年前の事件と母親の殺害というサスペンスな部分を彷彿とさせる物語の注目シーンが映し出されている。
エンディングテーマを歌うのは彼女 IN THE DISPLAY
さらに、今回エンディングテーマに抜擢されたのは5人組ロックバンド「彼女 IN THE DISPLAY」による楽曲「アカネ」。「未来は白紙だ」力強く宣言した悟は、大切な人たちを救うことができるのか?「かけがえのない日々が 無限にあるように感じて」「繰り返した遠回りも」と物語にぴたりとはまる歌詞も、本作が目指した“原作の世界観の完璧な再現”に確かな彩りを添えている。
なお、この度原作コミックが仏出版社が選ぶ「歴史改変SF大賞」に選出。日本の作品としては、2014年に桜坂洋氏の「ALL YOU NEED IS KILL」がライトノベルとして特別賞に選出されたが、漫画としては今回が初の快挙となる。(modelpress編集部)
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