高橋みなみ、AKB48卒業後初の海外ロケ アラスカで困難乗り越える
2017.11.07 07:00
views
タレントの高橋みなみが7日放送のABC・テレビ朝日系バラエティ番組「世界の村で発見!こんなところに日本人 3時間スペシャル」に出演。AKB48卒業後初となる海外ロケを行った。
番組レギュラーの高橋が、2016年4月にレギュラーとなって以来1年半、ついに念願の日本人探しの旅へ。今回がAKB48卒業後、初となる海外ロケとなった。
実は、毎週月曜から木曜まではラジオ番組(TOKYO FM『高橋みなみの「これから、何する?」』)にレギュラー出演しており、これまで海外へ行きたい思いばかりが強かったものの「海外での日本人探しはあきらめていた」という高橋。しかし、千原せいじ、森山良子、須賀健太の『こんなところに日本人』メンバーが、日替わりで高橋のラジオの代役を担当。晴れて日本人探しの旅を実現させた。
翌朝、アンカレッジの中心街で日本人探しを開始する。向かうべき場所はアンダーソンのクリアという集落だ。アンカレッジは人通りが少なく、人を見つけてはどんどん声をかけていくのだが、アンダーソンという地域を知っている人がまるでいない。「これは、自分で探したほうが早いパターンでは!」と、地図を広げて探し始めるが、地理が大の苦手な高橋は「地図わかんな~い!」と混乱。そんな姿を見かねた通行人たちが手助けを…。ようやく、探してくれていた男性が「見つけた!すごく小さな町だよ」とアンダーソンの場所が判明する。
アンダーソンはアンカレッジから北へ350キロほど。アラスカ山脈を超えた場所にある小さな町だ。「行くなら列車がラク」という情報をもとにアラスカ駅で話を聞くと、次の列車はなんと4日後。冬場は、乗客も少なく1週間に1本しか運行していないという。列車を諦めてバスターミナルへと向かうが、今度は近くにいた女性が「冬は北へ行くバスなんてないわ。夏に行くのがおすすめよ!」と言われてしまう。
途方に暮れる高橋に、乗合バスのドライバー女性が「車をチャーターしてくれるならアンダーソンまで行くわよ」と提案。思わぬラッキーが舞い込んだ。
夜20時、道が凍結する恐れがあるためキャントウェルという町で宿を探すが、「冬場に開いている宿なんてないよ」と一蹴されてしまう。街灯さえ見当たらず、怖いくらい何もない町で、「ここで宿がなければ、コレ以上進んでもなにかあるとは思えない!」と絶望感に包まれてしまう高橋。
なんとか60キロほど先のヒーリーという町で宿を確保し、翌朝10時、さらに北へと1時間ほど走り、ようやくアンダーソンへと到着する。
ようやく探していた日本人の家に到着。すると、「トラッパー伊藤です」と、ヒゲをたっぷりと蓄えたインパクトの強い風貌の日本人が登場する。高橋は「これまでスタジオで旅を見てきて、私も日本人と出会ったらきっと泣くんだろうなと思っていたんですが、インパクトが強すぎて、衝撃で時が止まりました」と心境を語った。(modelpress編集部)
はい!ずっと行きたいと思っていたのですが。やっと行けました!
― 日本人探しの旅に行く“指令”を受けた時はどんなお気持ちでしたか?
“おお!ついにきたか!”という嬉しい思いでした!TOKYO FMさんのラジオにレギュラー出演(『高橋みなみの「これから、何する?」』月~木」)させていただいていて、最長でも4日間しか空けられなかったんです。その期間では日本人探しは到底できないことは分かっていたので、私は行けないのでは?とずっと思っていたんです。まさか、せいじさん、健ちゃん(須賀健太)、良子さんが3日間、代わりに出演していただけるなんて思ってもいなかったので、本当に嬉しかったですし、両番組のスタッフさんをはじめ、みなさんのご協力の賜物だなって思っています!
― せいじさんから何か旅のアドバイスは?
せいじさんが出演してくださった月曜にアラスカへ出発したんですが、空港へ行く途中、そのラジオを聞いていたんです。そしたら“たかみなが今日本人探しに行ってるからな!”とおっしゃっていて。それで、たかみなからの質問として“旅のアドバイス”をお願いしたんです。そうしたら“無理せんこと!たかみなはしっかり仕事しようとするやろうけど、海外には海外の文化があるんやから、その人たちに合わせて、ワガママを言うたらエエねん”って。それを聞いてすごくラクになれたんです。その言葉を胸に旅立ちました。
― 今回のアラスカの旅を振り返ってみていかがでしたか?
収録であらためてVTRを見てみると、私のお馬鹿さが光っていて、恥ずかしかったですね(笑)。そんな中で、(冬のマッキンリー登頂に世界で初めて成功した)植村直己さんを知れたことは衝撃でした。植村さんは私が生まれるずっと前に、マッキンリーで消息を絶たれた方で、現地で「ナオミ」と聞いてもまったくピンと来なくて「ナオミさん?女性?」という感じだったのですが、旅の途中、植村さんが立ち寄ったロッジによらせていただいて。現地の方々のお話や、写真などを見せていただいて、その偉大さに触れる事ができたのはすごい経験でした。
― 旅では、お馬鹿な一面もありつつも、持ち前の吸収力も発揮されていました。今回の旅ではご自身でどれくらい成長されたと感じていますか?
そうですねぇ。普段の自分とは違う自分に出会えたなって思っているんです。その国の文化や人々に、自分から合わせようとすると、自然とアクティブになれたり積極的になれたり。
…私、実は人見知りなんですよね。でも、日本人探しの旅って、現地の方々とコミュニケーションを取って、お話を聞かないことには始まらないし、旅も進まないので、積極的で社交的な自分がいました。英語をもっと喋れたら楽しいのに!とかもずっと思っていました。
― 海外だからこその気づきも多かったのですね。
特にアラスカの中でもなんにもないような地域でしたから、大自然の真っ暗闇の中で、自分って本当にちっぽけな存在なんだなって改めて感じられたり。自分自身を見つめ直すこともできて、旅から学べたことは多かったです。人としても成長できた旅になったなと感じています。
― そうした旅の果て、日本人と出会ったときの瞬間は?
これまでに、たくさんのVTRを見せていただいて、本当に“なんでこんなところに?”という場所で日本人の方と旅人の方が出会うので、自分が出会ったらきっと泣いちゃうだろうなと想像していたんです。でも、出会った瞬間は(日本人のキャラクターの濃さに)衝撃が大きすぎて感動がふっとんでいってしまいました…。
― 収録でも“頭が真っ白になった”とおっしゃられていましたね。
直接その現地でお会いしたからというのも、もちろんありますが、私がこれまでにVTRで見てきた、どの日本人の方よりもインパクトがあって衝撃を受けました。私、カメラの前で固まってしまうことってめったにないんですが、本気で固まってましたから(笑)
― また行ってみたいと思える日本人探しの旅に?
はい!元々海外が好きなので、また行きたいなって感じさせてくれた旅になりました。でも、プライベートでは海外へ行ったことがないんです。プライベートでも行ってみたいとも思いました。
― 今後 日本人探しをしてみたい国は?
エジプトに行ってみたいんです! 遺跡や絵画がとても好きで興味もあるので、歴史的なことを研究している人がいたら会って話を聞いてみたいですね。ローマのような情緒のある歴史的な街並みにも触れてみたいです。地図や地理は苦手なんですが、遺跡や歴史にはすごく興味があるんです。遺跡に秘められた謎に迫ってみたいですね~。
― 番組レギュラーになった当初の会見(昨年4月)ではニューカレドニアに行きたいとおっしゃってましたが。
あー!行ってみたいです! でも番組では行かせてくれなさそうですね(笑)
― レギュラーになって1年半ですが、レギュラーメンバーの印象を。まずはジュニアさんから。
レギュラーになった時にジュニアさんから盗みたいというお話をさせていただいたんですが、盗もうと思って盗めるものではなかったですね。巧みなトークの魅力があって、せいじさんとの兄弟のトークの絶妙な間合いもあって。ツッコみながらもフォローしていただいたりとか、安心感も会って私自身も楽しみながらコメントできているんです。千原家に遊びに来ているような、そんな感覚になったりもしています。
― せいじさんは?
毎回のようにアフリカへ行っていて、社交性のエグさがせいじさんのスゴいところです。言葉は通じなくても心が通じる感じとか、観る人のタメになるプチ情報を挟み込んでくれたりとか。あれだけ異国に深く関われる方なので、日本の外交をおまかせしたら政治が変わるかもって思っています。あとせいじさんとは、いつか一緒に旅してみたいですね。めったに美味しいって言わないせいじさんが、本気で美味しいっておっしゃってたパイナップルもそうなんですが、せいじさんのおすすめするグルメを食べてみたいです。
― 森山さんは?
良子さんはなんといっても包み込んでくださる優しさです!言葉には重みもありつつウィットに富んでいて、引き出しもたくさんあるので面白いこともポンと言えちゃうし。ズルいなって思ってます(笑)。良子さんの旅も素敵でしたね。とても過酷だったはずなのに、飄々としていてお酒を飲んで陽気に踊ったり。良子さんを見ていると、疲れていてはダメだなって本当に感じます。
― 須賀さんは?
健ちゃんとは年齢も近くてよく食事をしたりする仲なんです。私のほうがちょっとだけ年上なんですが、芸歴では大先輩。それなのに“姉さん”って呼んでくれたりするんです。先輩方が健ちゃんのことをかわいがっちゃうのがよくわかります。しっかりしていて礼儀もすごく正しいですし、尊敬しています。そうだなあ、芸能界を生き抜くコツとか健ちゃんから盗めるんじゃないかなって思いますね(笑)。
― では最後に、改めてこの『世界の村で発見!こんなところに日本人』の魅力を。
海外への旅になかなか行けない方も、旅の疑似体験ができて、海外の情勢が知れて、現地の方々のお話が聞ける。旅の面白さに加えて、普段見ることのできない景色だけでなくて、いろんな情報が詰まっている番組だなって思うんです。海外には本当にさまざまな文化や環境があるんだなっていうことを、たくさん学ばせていただいています。
一方で、旅先で出会った日本人の方の暮らしや生き方に触れることで、逆に日本を知ることもあって。例えば、日本で暮していて“ここって自分の居場所じゃないかも”って思っている方がいるかもしれない。物足りなさを感じている方がいるかもしれない。でも、初めて訪れた国の空港に降り立って「ココが故郷だ」って直感する方もいらっしゃるんですよね。
日本でダメだからダメなのではなく、海外に自分のスタイルに合う国があればそこへ行けばいいんだ!って思わせてくれることもあります。海外へ移住するって誰もが真似できるものではないですが、そうした“一歩”を踏み出させてくれる勇気をもらえる番組だなってつくづく感じますね。
実は、毎週月曜から木曜まではラジオ番組(TOKYO FM『高橋みなみの「これから、何する?」』)にレギュラー出演しており、これまで海外へ行きたい思いばかりが強かったものの「海外での日本人探しはあきらめていた」という高橋。しかし、千原せいじ、森山良子、須賀健太の『こんなところに日本人』メンバーが、日替わりで高橋のラジオの代役を担当。晴れて日本人探しの旅を実現させた。
高橋みなみがアラスカへ
感謝の気持ちを噛み締めながら降り立ったのはアラスカ。冬は氷点下40度を超えるほどの寒さだが、アンカレッジ近郊の空港から一歩出ると「全然寒くない!」。この日の気温は夜7時ながら9度。アンカレッジはアラスカ山脈が北風を防ぎ、また南に面した海には暖流が流れ込むため、そこまで極寒にはなりにくいのだとか。翌朝、アンカレッジの中心街で日本人探しを開始する。向かうべき場所はアンダーソンのクリアという集落だ。アンカレッジは人通りが少なく、人を見つけてはどんどん声をかけていくのだが、アンダーソンという地域を知っている人がまるでいない。「これは、自分で探したほうが早いパターンでは!」と、地図を広げて探し始めるが、地理が大の苦手な高橋は「地図わかんな~い!」と混乱。そんな姿を見かねた通行人たちが手助けを…。ようやく、探してくれていた男性が「見つけた!すごく小さな町だよ」とアンダーソンの場所が判明する。
アンダーソンはアンカレッジから北へ350キロほど。アラスカ山脈を超えた場所にある小さな町だ。「行くなら列車がラク」という情報をもとにアラスカ駅で話を聞くと、次の列車はなんと4日後。冬場は、乗客も少なく1週間に1本しか運行していないという。列車を諦めてバスターミナルへと向かうが、今度は近くにいた女性が「冬は北へ行くバスなんてないわ。夏に行くのがおすすめよ!」と言われてしまう。
途方に暮れる高橋に、乗合バスのドライバー女性が「車をチャーターしてくれるならアンダーソンまで行くわよ」と提案。思わぬラッキーが舞い込んだ。
勘違いが炸裂
アンカレッジを出発して6時間、眼前にはかつてマッキンリーと呼ばれたデナリ山の姿が。「世界で初めて冬のマッキンリーに登ったナオミ(植村直己)のことは、アラスカでは誰もが知ってるわ」と話しかけられた、高橋は「マッキンリー?なんで有名なんですか?マツタケとか採れるんですか?」、「ナオミさん?女性で登頂されたなんてスゴいですね!え?男性?ナオミくん!?」とここでも混乱するばかり。夜20時、道が凍結する恐れがあるためキャントウェルという町で宿を探すが、「冬場に開いている宿なんてないよ」と一蹴されてしまう。街灯さえ見当たらず、怖いくらい何もない町で、「ここで宿がなければ、コレ以上進んでもなにかあるとは思えない!」と絶望感に包まれてしまう高橋。
なんとか60キロほど先のヒーリーという町で宿を確保し、翌朝10時、さらに北へと1時間ほど走り、ようやくアンダーソンへと到着する。
日本人と対面
比較的新しい町で人口は300。そこからクリアという地域までは15キロほどだという。だが町にはタクシーもバスもないため、高橋は走っている車を見つけては「ストーーップ!」と車に向かって突進しながらヒッチハイクを試みるのだが…。ようやく探していた日本人の家に到着。すると、「トラッパー伊藤です」と、ヒゲをたっぷりと蓄えたインパクトの強い風貌の日本人が登場する。高橋は「これまでスタジオで旅を見てきて、私も日本人と出会ったらきっと泣くんだろうなと思っていたんですが、インパクトが強すぎて、衝撃で時が止まりました」と心境を語った。(modelpress編集部)
高橋みなみ コメント
― レギュラーとなってから1年半での日本人探しの旅です。はい!ずっと行きたいと思っていたのですが。やっと行けました!
― 日本人探しの旅に行く“指令”を受けた時はどんなお気持ちでしたか?
“おお!ついにきたか!”という嬉しい思いでした!TOKYO FMさんのラジオにレギュラー出演(『高橋みなみの「これから、何する?」』月~木」)させていただいていて、最長でも4日間しか空けられなかったんです。その期間では日本人探しは到底できないことは分かっていたので、私は行けないのでは?とずっと思っていたんです。まさか、せいじさん、健ちゃん(須賀健太)、良子さんが3日間、代わりに出演していただけるなんて思ってもいなかったので、本当に嬉しかったですし、両番組のスタッフさんをはじめ、みなさんのご協力の賜物だなって思っています!
― せいじさんから何か旅のアドバイスは?
せいじさんが出演してくださった月曜にアラスカへ出発したんですが、空港へ行く途中、そのラジオを聞いていたんです。そしたら“たかみなが今日本人探しに行ってるからな!”とおっしゃっていて。それで、たかみなからの質問として“旅のアドバイス”をお願いしたんです。そうしたら“無理せんこと!たかみなはしっかり仕事しようとするやろうけど、海外には海外の文化があるんやから、その人たちに合わせて、ワガママを言うたらエエねん”って。それを聞いてすごくラクになれたんです。その言葉を胸に旅立ちました。
― 今回のアラスカの旅を振り返ってみていかがでしたか?
収録であらためてVTRを見てみると、私のお馬鹿さが光っていて、恥ずかしかったですね(笑)。そんな中で、(冬のマッキンリー登頂に世界で初めて成功した)植村直己さんを知れたことは衝撃でした。植村さんは私が生まれるずっと前に、マッキンリーで消息を絶たれた方で、現地で「ナオミ」と聞いてもまったくピンと来なくて「ナオミさん?女性?」という感じだったのですが、旅の途中、植村さんが立ち寄ったロッジによらせていただいて。現地の方々のお話や、写真などを見せていただいて、その偉大さに触れる事ができたのはすごい経験でした。
― 旅では、お馬鹿な一面もありつつも、持ち前の吸収力も発揮されていました。今回の旅ではご自身でどれくらい成長されたと感じていますか?
そうですねぇ。普段の自分とは違う自分に出会えたなって思っているんです。その国の文化や人々に、自分から合わせようとすると、自然とアクティブになれたり積極的になれたり。
…私、実は人見知りなんですよね。でも、日本人探しの旅って、現地の方々とコミュニケーションを取って、お話を聞かないことには始まらないし、旅も進まないので、積極的で社交的な自分がいました。英語をもっと喋れたら楽しいのに!とかもずっと思っていました。
― 海外だからこその気づきも多かったのですね。
特にアラスカの中でもなんにもないような地域でしたから、大自然の真っ暗闇の中で、自分って本当にちっぽけな存在なんだなって改めて感じられたり。自分自身を見つめ直すこともできて、旅から学べたことは多かったです。人としても成長できた旅になったなと感じています。
― そうした旅の果て、日本人と出会ったときの瞬間は?
これまでに、たくさんのVTRを見せていただいて、本当に“なんでこんなところに?”という場所で日本人の方と旅人の方が出会うので、自分が出会ったらきっと泣いちゃうだろうなと想像していたんです。でも、出会った瞬間は(日本人のキャラクターの濃さに)衝撃が大きすぎて感動がふっとんでいってしまいました…。
― 収録でも“頭が真っ白になった”とおっしゃられていましたね。
直接その現地でお会いしたからというのも、もちろんありますが、私がこれまでにVTRで見てきた、どの日本人の方よりもインパクトがあって衝撃を受けました。私、カメラの前で固まってしまうことってめったにないんですが、本気で固まってましたから(笑)
― また行ってみたいと思える日本人探しの旅に?
はい!元々海外が好きなので、また行きたいなって感じさせてくれた旅になりました。でも、プライベートでは海外へ行ったことがないんです。プライベートでも行ってみたいとも思いました。
― 今後 日本人探しをしてみたい国は?
エジプトに行ってみたいんです! 遺跡や絵画がとても好きで興味もあるので、歴史的なことを研究している人がいたら会って話を聞いてみたいですね。ローマのような情緒のある歴史的な街並みにも触れてみたいです。地図や地理は苦手なんですが、遺跡や歴史にはすごく興味があるんです。遺跡に秘められた謎に迫ってみたいですね~。
― 番組レギュラーになった当初の会見(昨年4月)ではニューカレドニアに行きたいとおっしゃってましたが。
あー!行ってみたいです! でも番組では行かせてくれなさそうですね(笑)
― レギュラーになって1年半ですが、レギュラーメンバーの印象を。まずはジュニアさんから。
レギュラーになった時にジュニアさんから盗みたいというお話をさせていただいたんですが、盗もうと思って盗めるものではなかったですね。巧みなトークの魅力があって、せいじさんとの兄弟のトークの絶妙な間合いもあって。ツッコみながらもフォローしていただいたりとか、安心感も会って私自身も楽しみながらコメントできているんです。千原家に遊びに来ているような、そんな感覚になったりもしています。
― せいじさんは?
毎回のようにアフリカへ行っていて、社交性のエグさがせいじさんのスゴいところです。言葉は通じなくても心が通じる感じとか、観る人のタメになるプチ情報を挟み込んでくれたりとか。あれだけ異国に深く関われる方なので、日本の外交をおまかせしたら政治が変わるかもって思っています。あとせいじさんとは、いつか一緒に旅してみたいですね。めったに美味しいって言わないせいじさんが、本気で美味しいっておっしゃってたパイナップルもそうなんですが、せいじさんのおすすめするグルメを食べてみたいです。
― 森山さんは?
良子さんはなんといっても包み込んでくださる優しさです!言葉には重みもありつつウィットに富んでいて、引き出しもたくさんあるので面白いこともポンと言えちゃうし。ズルいなって思ってます(笑)。良子さんの旅も素敵でしたね。とても過酷だったはずなのに、飄々としていてお酒を飲んで陽気に踊ったり。良子さんを見ていると、疲れていてはダメだなって本当に感じます。
― 須賀さんは?
健ちゃんとは年齢も近くてよく食事をしたりする仲なんです。私のほうがちょっとだけ年上なんですが、芸歴では大先輩。それなのに“姉さん”って呼んでくれたりするんです。先輩方が健ちゃんのことをかわいがっちゃうのがよくわかります。しっかりしていて礼儀もすごく正しいですし、尊敬しています。そうだなあ、芸能界を生き抜くコツとか健ちゃんから盗めるんじゃないかなって思いますね(笑)。
― では最後に、改めてこの『世界の村で発見!こんなところに日本人』の魅力を。
海外への旅になかなか行けない方も、旅の疑似体験ができて、海外の情勢が知れて、現地の方々のお話が聞ける。旅の面白さに加えて、普段見ることのできない景色だけでなくて、いろんな情報が詰まっている番組だなって思うんです。海外には本当にさまざまな文化や環境があるんだなっていうことを、たくさん学ばせていただいています。
一方で、旅先で出会った日本人の方の暮らしや生き方に触れることで、逆に日本を知ることもあって。例えば、日本で暮していて“ここって自分の居場所じゃないかも”って思っている方がいるかもしれない。物足りなさを感じている方がいるかもしれない。でも、初めて訪れた国の空港に降り立って「ココが故郷だ」って直感する方もいらっしゃるんですよね。
日本でダメだからダメなのではなく、海外に自分のスタイルに合う国があればそこへ行けばいいんだ!って思わせてくれることもあります。海外へ移住するって誰もが真似できるものではないですが、そうした“一歩”を踏み出させてくれる勇気をもらえる番組だなってつくづく感じますね。
【Not Sponsored 記事】