人気コミック「電影少女」が初のドラマ化 主演は野村周平<コメント到着>
2017.11.01 06:00
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テレビ東京は2018年1月クールにて、土曜ドラマ24枠で『電影少女~VIDEO GIRL AI 2018~』を放送することが決定。主演を俳優の野村周平が務めることがわかった。
原作は『ウイングマン』『I”s』など『週刊少年ジャンプ』黄金期を支えた作家、桂正和氏の代表作『電影少女』。1989年から1992年まで連載され、累計発行部数1400万部を誇るSF恋愛漫画の金字塔が、初のドラマ化となる。
野村が演じるのは、高校生・弄内翔(もてうちしょう)。原作漫画の主人公・弄内洋太(もてうちようた)の甥。翔が叔父の家で見つけた1本のビデオテープ。ホコリをかぶったビデオデッキで再生してみると、画面から飛び出してきたのは、25年前に封印されていた“ビデオガール”だった。時を経て現代に蘇った“ビデオガール”と、2018年の普通の高校生の、ひとつ屋根の下の不思議な生活が始まる。
野村は「僕が演じる弄内翔は、両親が離婚していることもあり何か心に抱えているような、殻に閉じこもっている高校生です。ですが、ビデオガール・アイと出会い一緒に過ごしていくうちに、彼は段々と変わっていきます」と役どころについて明かし、「原作ファンの皆さんの期待を裏切らないように精一杯演じたいと思います。楽しみに待っていてください」と真摯に呼びかけた。
監督には、その独特の世界観とスタイリッシュな映像で Perfumeや星野源をはじめ、名だたるアーティストから絶大な支持を得ている映像作家、関和亮氏。注目のクリエイターたちが集結し“ほろ苦くて切ない”2018年リブート版『電影少女』を制作する。
なお、“ビデオガール・アイ”を演じるキャストは後日発表予定。(modelpress編集部)
『週刊少年ジャンプ』に連載されていたのが1989-1992年。あの頃は日本も景気が良かったし、オウムの事件や震災の起こる前で、今より将来に夢も希望も持てた。でも今はもっとシビアな時代。若くてもそう簡単に将来に希望なんて持てない。脚本家の喜安さんは第1話で主人公の翔に「言わなくていいことは言わない。現状維持が最善の選択。それが俺たちの正解だ」と代弁するかのごとく語らせる。
そこに突然1990年で時が止まった少女、アイがやってくる。携帯やインターネット前夜、まだ人と人とのコミュニケーションが今より強かった時代に作られた存在である“ビデオガール・アイ”とそれを面倒だと思う2018年の高校生、翔。
この価値観の違った二人を中心に今回の物語は進んでいく。
不完全体で生まれてきた“ビデオガール・アイ”は向こう見ずでおっちょこちょいで危なっかしい。でも人間に対して「おまえのいいとこめっけ!」と励まして、必死で力になろうとする、人懐っこくて人間よりも人間っぽい存在だ。
彼女が最初に生まれて四半世紀。世の中は色々なことがあったし、僕らも歳をとった。人生簡単にはいかないということも分かってきた。世の中は面倒なことばかりだ。
だからこそ“時代遅れのビデオガール”にみんなを励ましてほしくなった。それが今回『電影少女』を現代版として映像化したいと思った理由です。若い人達が翔とアイの懸命に生きていく姿を見て、すこしでも頑張ろうと共感してもらえるような作品にしたいと思うし、僕らが当時桂先生から受けとったピュアな気持ちと素晴らしいメッセージを次の世代につないでいきたいと思っています。
このドラマを見た高校生が、自分たちの話だと思ってくれたら嬉しい。そのために主役は今の若者を代表する感じが必要不可欠だと思いました。そういう意味で、翔役には『ちはやふる』で揺れ動く若者の繊細な感情を見事に演じ、主役としての華を兼ね備えている、野村周平さんしかいないと思いました。
今年はレプリカントと人間を描いた不朽の名作『ブレードランナー』の続編が作られました。来年は日本のライアン・ゴズリングこと野村周平による続編『電影少女~VIDEOGIRL AI 2018~』を何卒宜しくお願い致します!
「電影少女」が25年の時を経て蘇る
ドラマの舞台は2018年、原作漫画の25年後の世界を描く。主演を務めるのは、『ちはやふる』『帝一の國』など数々の映画やドラマで活躍中の野村。2015年にはTAMA映画賞の最優秀新進男優賞にも輝いている、今最も注目の若手実力派俳優だ。野村が演じるのは、高校生・弄内翔(もてうちしょう)。原作漫画の主人公・弄内洋太(もてうちようた)の甥。翔が叔父の家で見つけた1本のビデオテープ。ホコリをかぶったビデオデッキで再生してみると、画面から飛び出してきたのは、25年前に封印されていた“ビデオガール”だった。時を経て現代に蘇った“ビデオガール”と、2018年の普通の高校生の、ひとつ屋根の下の不思議な生活が始まる。
野村は「僕が演じる弄内翔は、両親が離婚していることもあり何か心に抱えているような、殻に閉じこもっている高校生です。ですが、ビデオガール・アイと出会い一緒に過ごしていくうちに、彼は段々と変わっていきます」と役どころについて明かし、「原作ファンの皆さんの期待を裏切らないように精一杯演じたいと思います。楽しみに待っていてください」と真摯に呼びかけた。
注目のクリエイターが集結
さらに脚本には、『ディストラクション・ベイビーズ』『幕が上がる』などの話題作を担当し、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した喜安浩平氏が、若者たちの青春群像劇を描く。監督には、その独特の世界観とスタイリッシュな映像で Perfumeや星野源をはじめ、名だたるアーティストから絶大な支持を得ている映像作家、関和亮氏。注目のクリエイターたちが集結し“ほろ苦くて切ない”2018年リブート版『電影少女』を制作する。
なお、“ビデオガール・アイ”を演じるキャストは後日発表予定。(modelpress編集部)
主演・野村周平(弄内翔 役):コメント
今回は若い役者さんが多く出演するドラマなのでみんなで楽しくやっていけたらと思います。aku原作・桂正和:コメント
思い出深い作品なので、ドラマになることがすごく嬉しいです。さらには今回のコンセプトが面白くて期待大!!脚本を読ませて頂いた時から、どんな人が演じるんだろうと、あれこれ想像してましたが、イメージピッタリで、ワクワクしてます!!テレビ東京コンテンツビジネス部・プロデューサー・五箇公貴:コメント
『ウイングマン』『I”s』…。桂正和といえば70年代中盤生まれの僕ら(監督関さん、脚本喜安さん)世代にとってはあこがれの存在だったし、バイブルだった。先生の描くちょっとダメな主人公に感情移入してはハラハラし、超絶かわいい女の子の大胆な行動に毎週ドキドキしっぱなしだった。その中でも『電影少女』はひときわ輝きを放っていた。『週刊少年ジャンプ』に連載されていたのが1989-1992年。あの頃は日本も景気が良かったし、オウムの事件や震災の起こる前で、今より将来に夢も希望も持てた。でも今はもっとシビアな時代。若くてもそう簡単に将来に希望なんて持てない。脚本家の喜安さんは第1話で主人公の翔に「言わなくていいことは言わない。現状維持が最善の選択。それが俺たちの正解だ」と代弁するかのごとく語らせる。
そこに突然1990年で時が止まった少女、アイがやってくる。携帯やインターネット前夜、まだ人と人とのコミュニケーションが今より強かった時代に作られた存在である“ビデオガール・アイ”とそれを面倒だと思う2018年の高校生、翔。
この価値観の違った二人を中心に今回の物語は進んでいく。
不完全体で生まれてきた“ビデオガール・アイ”は向こう見ずでおっちょこちょいで危なっかしい。でも人間に対して「おまえのいいとこめっけ!」と励まして、必死で力になろうとする、人懐っこくて人間よりも人間っぽい存在だ。
彼女が最初に生まれて四半世紀。世の中は色々なことがあったし、僕らも歳をとった。人生簡単にはいかないということも分かってきた。世の中は面倒なことばかりだ。
だからこそ“時代遅れのビデオガール”にみんなを励ましてほしくなった。それが今回『電影少女』を現代版として映像化したいと思った理由です。若い人達が翔とアイの懸命に生きていく姿を見て、すこしでも頑張ろうと共感してもらえるような作品にしたいと思うし、僕らが当時桂先生から受けとったピュアな気持ちと素晴らしいメッセージを次の世代につないでいきたいと思っています。
このドラマを見た高校生が、自分たちの話だと思ってくれたら嬉しい。そのために主役は今の若者を代表する感じが必要不可欠だと思いました。そういう意味で、翔役には『ちはやふる』で揺れ動く若者の繊細な感情を見事に演じ、主役としての華を兼ね備えている、野村周平さんしかいないと思いました。
今年はレプリカントと人間を描いた不朽の名作『ブレードランナー』の続編が作られました。来年は日本のライアン・ゴズリングこと野村周平による続編『電影少女~VIDEOGIRL AI 2018~』を何卒宜しくお願い致します!
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