「時をかける少女」続編を初舞台化 上白石萌歌が主演務める<本人コメント>
2017.10.20 05:00
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世代を超えて愛され続けている青春小説の名作「時をかける少女」(著 筒井康隆)の続編「続・時をかける少女」が、主演・上白石萌歌、脚本&演出・上田誠氏にて、初めて舞台化がされることが発表された。
1972年に「時をかける少女」をドラマ化したNHK「タイム・トラベラー」が好評を博し、続編として筒井康隆氏の原作から離れ、脚本家・石山透氏が「続・タイム・トラベラー」を創作してドラマ化。その後ドラマの脚本が「続・時をかける少女」として書籍化され、今回45年の時をかけて初の舞台化が実現した。
一方、「来てけつかるべき新世界」で第61回岸田國士戯曲賞を受賞し、映画・ドラマの脚本、テレビやラジオの企画構成も手掛ける上田氏は、今回の舞台化について「数年前、『時かけ』に『続』があると知ったときはひっくり返りそうになりました」と回顧。「読むと、ラベンダーの香りを残して未来へと去っていったケン・ソゴルが、堂々とまた帰ってきて和子に迷惑をかけまくっていました。そしてまた記憶を消す消さない言っているという。それが夫婦漫才のようで、これをコメディにできないかと思い立ちました」とコメントした。
なお、公演は2018年2月7~14日に東京グローブ座で実施。その後地方公演も予定している。(modelpress編集部)
それから月日が流れ、高校生になった和子の前に再び彼が現れ、「未来から来た3人の科学者を一緒に探してほしい!」と和子はケン・ソゴルと行方不明の科学者を捜索するはめに。記憶を失ったはずの和子は、再びケン・ソゴルと時を超え、そしてもう一度彼に恋をする。
上田さんのことは、事務所の先輩である長澤まさみさん主演の映画「曲がれ!スプーン」で存じ上げていました。独創性溢れる演出とユニークな仕掛けにいつも驚かされます!エチュードを交えながら稽古を進めていくスタイルは後にも先にもないと思うので、存分に鍛えていただきたいです(笑)!
現役で制服が着られる最後の年に、この作品に出会えたことをとても嬉しく思います。高校生である今だけの自分の感性を頼りに、和子と共に思い切り駆け抜けたいと思います!
そしてまた記憶を消す消さない言っているという。それが夫婦漫才のようで、これをコメディにできないかと思い立ちました。萌歌さん、ケン・ソゴルをよろしくお願いします。何も覚えていないと思いますが、あの時たしかに恋に落ちていたのですよ。
主演は上白石萌歌
主演の上白石は、「時をかける少女」から月日が経ち、再び時空を超え、未来からきた青年に恋をする女子高生の芳山和子役。「現役で制服が着られる最後の年に、この作品に出会えたことをとても嬉しく思います。高校生である今だけの自分の感性を頼りに、和子と共に思い切り駆け抜けたいと思います!」と意気込みを語った。一方、「来てけつかるべき新世界」で第61回岸田國士戯曲賞を受賞し、映画・ドラマの脚本、テレビやラジオの企画構成も手掛ける上田氏は、今回の舞台化について「数年前、『時かけ』に『続』があると知ったときはひっくり返りそうになりました」と回顧。「読むと、ラベンダーの香りを残して未来へと去っていったケン・ソゴルが、堂々とまた帰ってきて和子に迷惑をかけまくっていました。そしてまた記憶を消す消さない言っているという。それが夫婦漫才のようで、これをコメディにできないかと思い立ちました」とコメントした。
「続・時をかける少女」ビジュアル解禁
そして、舞台化の発表とともにティザーチラシビジュアルも公開。上白石のセーラー服姿がお披露目された。なお、公演は2018年2月7~14日に東京グローブ座で実施。その後地方公演も予定している。(modelpress編集部)
「続・時をかける少女」ストーリー
主人公・芳山和子はクラスメイト深町一夫(=未来人ケン・ソゴル)と恋に落ち、彼の開発したラベンダーの香りがする薬で、時空を移動するタイムトラベルの超能力を得るが、ケン・ソゴルが未来へ帰る際、彼に関わるすべての記憶を消されてしまう…。それから月日が流れ、高校生になった和子の前に再び彼が現れ、「未来から来た3人の科学者を一緒に探してほしい!」と和子はケン・ソゴルと行方不明の科学者を捜索するはめに。記憶を失ったはずの和子は、再びケン・ソゴルと時を超え、そしてもう一度彼に恋をする。
上白石萌歌コメント
多くの方に愛され、わたしも大好きな作品である「時をかける少女」に続編があるということをお話をいただいてから初めて知りました。すぐに原作を読みましたが、非現実的な世界と日常との間で揺れる和子の姿に思わず背中を押してあげたくなりました。この世界観が舞台上でどのように広がっていくのか、今から胸が高鳴ります。上田さんのことは、事務所の先輩である長澤まさみさん主演の映画「曲がれ!スプーン」で存じ上げていました。独創性溢れる演出とユニークな仕掛けにいつも驚かされます!エチュードを交えながら稽古を進めていくスタイルは後にも先にもないと思うので、存分に鍛えていただきたいです(笑)!
現役で制服が着られる最後の年に、この作品に出会えたことをとても嬉しく思います。高校生である今だけの自分の感性を頼りに、和子と共に思い切り駆け抜けたいと思います!
上田誠氏コメント
数年前、「時かけ」に「続」があると知ったときはひっくり返りそうになりました。読むと、ラベンダーの香りを残して未来へと去っていったケン・ソゴルが、堂々とまた帰ってきて和子に迷惑をかけまくっていました。そしてまた記憶を消す消さない言っているという。それが夫婦漫才のようで、これをコメディにできないかと思い立ちました。萌歌さん、ケン・ソゴルをよろしくお願いします。何も覚えていないと思いますが、あの時たしかに恋に落ちていたのですよ。
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