NGT48中井りか、最初から「一番強い毒」体感 いとうせいこうと大人修行へ
2017.10.06 05:00
views
HKT48の指原莉乃とリリー・フランキーによる『真夜中』(フジテレビ系)がリニューアルし、10月15日より『白昼夢』(毎週日曜深夜25:25~)がスタート。二十歳になったばかりの中井りか(NGT48)を迎え、新たに古今東西あらゆることに精通するいとうせいこうによる「大人修行」の旅が始まる。
大人の階段を上り始めたばかりの中井に“大人の夢と現実”を突きつけていく同番組。
カルチャー界の大御所はもちろんのこと、政治関係者、世界的学者、研究者、事件の当事者など文化的、社会的に濃厚な大人を、何も知らない無垢な中井にあえてぶつけることで化学反応を起こさせる。
その後、いとうが幼い頃からよく来ていたという寺院・帝釈天へ。回廊から奥深く続く自然あふれる庭園や、見どころ満載の木彫り彫刻など、いとうにとって思い出あふれる境内を2人で隅々までめぐる。
そして、下町に来るのも初めてなら、映画「男はつらいよ」も見たことがないという中井は、街中で見るもの、触れるもの初体験だらけで、興味のおもむくままに質問攻め。最後は地元のカフェで、いとうのその数奇な半生、二十歳の頃のこと、何故マルチタレントになるに至ったかなど“いとうせいこうとは何者か”いとう自らが語る。
さらに、蛭子の半生、漫画で表現したいことなど、“蛭子能収とは何者か”について迫っていく中、この機会にもう1人、特殊漫画家・根本敬を紹介したいということで、一行は京浜島の工場地帯へ。中井といとうは、およそ4ヶ月かけて描かれ、完成したばかりという巨大壁画『根本敬ゲルニカ計画』を鑑賞し、根本の半生についても話を聞く。(modelpress編集部)
中井:初めましてだったにも関わらず、私すごく失礼なことたくさん言ったと思うんですけど…。
いとう:いえいえ、的確なツッコミでしたよ。
中井:本当ですか!? いとうさんがナイスフォローをたくさんしてくださったので、ナイスコンビになれたと思います。
いとう:初ロケで、自然からブラックな漫画やアート、とものすごく広範囲なネタを扱っていて、何をどう切ったら良いのだろう、と思っていたのですが、(撮影してみると)りかちゃんが柔軟に対応してくるので、実際はすごく楽でした。
Q:初回の葛飾・柴又ロケについて
中井:下町というところ自体が初めてだったので、何もかも新鮮でした。街並みがとてもきれいで、もう一回行きたいなと思うぐらい、好きな街になりましたね。
いとう:あの辺りで育った者としてはうれしいですね。わかってもらえないだろうなと思っていたのですが…。
中井:そんなことないです! すごく素敵な街で本当に気に入りました。特に帝釈天の庭!
いとう:庭ね!その若さで庭がわかったらそれはすごいよ。
中井:庭が好きになりました!
いとう:気になっていたものが引っかかったんでしょうね。
中井:はい、すごく引っかかりました。
いとう:いいよ、庭行こう! 兼六園とかいろいろな庭があるし、僕もきちんと見たいと思っていたので。庭には見方があるらしく、上手に見方を教えてくれる人がいるから、一緒に回ると本当に楽しいと思います。
Q:#2のゲストについて
中井:蛭子能収さんが終始なにを言っているのか全然わからなかったです(笑)。なにを考えているかも全然わからなくて…、蛭子さんなりに私みたいな若造に気を使ってくれてるんだな、というのは垣間見えましたが。でも、なんといっても蛭子さんがやってらっしゃる漫画のことなどを深く知ることができて、とても濃い体験になりました。今まではテレビで見ていた、ただの面白いおじさんというイメージだけだったのですが、それが覆って良かったです。
いとう:あの人は本来、最初に人に紹介していい人ではないんだよ(笑)。でも最初に一番強い毒を与えて、それに耐えさせて、耐えた人間であれば後はどんなゲストが来ても楽だと思います。最初に蛭子能収、根本敬を体験してしまうとは…、本当にしびれがくるような人たちだから、よく耐えましたね。
中井:実は途中、頭痛くなりました(笑)。でも、本当に素敵な絵を描かれるお二方で、私が全く知らない世界に触れることができて、まさにタイトル通り“白昼夢”の状態になりました。“夢みたい、なんだここは!?”という感じに。
いとう:この世界を知っている僕ですらクラクラきちゃいましたから。よく蘇生したな、と。途中、気を失っていたものね。
中井:はい、口を開けて見てました。“これは一体どうなっているんだ”って。
いとう:蛭子さんたちは自由すぎるし、猫のおじさんが入ってきちゃうハプニングもあったし、この番組は何でもありですね。
Q:この先、番組でやってみたいことは?
中井:東京のことも何も知らないし、知らない世界がたくさんあると思うのですが、サブカルチャーとかアート的なものにも興味がありますし、自然と触れ合うのもいいなと思います。
いとう:名庭だけじゃなくて、名公園もありますからね。代々木公園も面白いし、明治神宮は全て人工林で設計されて植林されているので、全然種類の違う、本来ならあってはいけない木同士が並列していいて、それを詳しい人と一緒に見て回るとすごく面白いと思いますね。
Q:番組の見どころなど、視聴者へメッセージをお願いします。
中井:初めてこういうロケ番組をやらせていただいて、レギュラー番組でメインを務めること自体も初めてで、いろいろな体験をすると思うのですが、初体験のことばかりなので、その素のリアクションに注目してほしいです。それをいとうさんが上手にいじってくださるので、息のあった名コンビになったら良いなと思います。今まで新潟で活動することが多かったので、東京のことや大人なことをもっと知っていきたいと思いますし、多少は成長していくと思うので、そんな自分を温かく見守ってくださればうれしいです。
いとう:中井りかという無色透明な若い女の子に、いろいろな光が差すと思うのですが、どういうプリズムで最終的な色になるのか? というところを見てほしいですね。様々な場所に行ったり、人に会ったりしますが、結局、彼女がどういう風にそれを受け止めていくか、というところが一番の見どころだと思います。
カルチャー界の大御所はもちろんのこと、政治関係者、世界的学者、研究者、事件の当事者など文化的、社会的に濃厚な大人を、何も知らない無垢な中井にあえてぶつけることで化学反応を起こさせる。
初回は“いとうせいこう”に触れる
初ロケでは、“いとうせいこう”という存在に触れてもらおうと、いとうの生地である葛飾・柴又へ。江戸川の土手でいきなり“大人の現実と非現実”、“そもそも大人とは何か”についてなど、濃厚な大人論レクチャーから始まる。その後、いとうが幼い頃からよく来ていたという寺院・帝釈天へ。回廊から奥深く続く自然あふれる庭園や、見どころ満載の木彫り彫刻など、いとうにとって思い出あふれる境内を2人で隅々までめぐる。
そして、下町に来るのも初めてなら、映画「男はつらいよ」も見たことがないという中井は、街中で見るもの、触れるもの初体験だらけで、興味のおもむくままに質問攻め。最後は地元のカフェで、いとうのその数奇な半生、二十歳の頃のこと、何故マルチタレントになるに至ったかなど“いとうせいこうとは何者か”いとう自らが語る。
ゲストの破天荒ぶりにあ然
また、#2では蛭子能収をゲストに迎え、ダークな漫画やアートに触れることに。中井は、自身が考える漫画家像とは全く相いれない蛭子の破天荒ぶりにあ然となる。さらに、蛭子の半生、漫画で表現したいことなど、“蛭子能収とは何者か”について迫っていく中、この機会にもう1人、特殊漫画家・根本敬を紹介したいということで、一行は京浜島の工場地帯へ。中井といとうは、およそ4ヶ月かけて描かれ、完成したばかりという巨大壁画『根本敬ゲルニカ計画』を鑑賞し、根本の半生についても話を聞く。(modelpress編集部)
中井りか&いとうせいこうコメント
Q:初の収録は、お互いどうでしたか?中井:初めましてだったにも関わらず、私すごく失礼なことたくさん言ったと思うんですけど…。
いとう:いえいえ、的確なツッコミでしたよ。
中井:本当ですか!? いとうさんがナイスフォローをたくさんしてくださったので、ナイスコンビになれたと思います。
いとう:初ロケで、自然からブラックな漫画やアート、とものすごく広範囲なネタを扱っていて、何をどう切ったら良いのだろう、と思っていたのですが、(撮影してみると)りかちゃんが柔軟に対応してくるので、実際はすごく楽でした。
Q:初回の葛飾・柴又ロケについて
中井:下町というところ自体が初めてだったので、何もかも新鮮でした。街並みがとてもきれいで、もう一回行きたいなと思うぐらい、好きな街になりましたね。
いとう:あの辺りで育った者としてはうれしいですね。わかってもらえないだろうなと思っていたのですが…。
中井:そんなことないです! すごく素敵な街で本当に気に入りました。特に帝釈天の庭!
いとう:庭ね!その若さで庭がわかったらそれはすごいよ。
中井:庭が好きになりました!
いとう:気になっていたものが引っかかったんでしょうね。
中井:はい、すごく引っかかりました。
いとう:いいよ、庭行こう! 兼六園とかいろいろな庭があるし、僕もきちんと見たいと思っていたので。庭には見方があるらしく、上手に見方を教えてくれる人がいるから、一緒に回ると本当に楽しいと思います。
Q:#2のゲストについて
中井:蛭子能収さんが終始なにを言っているのか全然わからなかったです(笑)。なにを考えているかも全然わからなくて…、蛭子さんなりに私みたいな若造に気を使ってくれてるんだな、というのは垣間見えましたが。でも、なんといっても蛭子さんがやってらっしゃる漫画のことなどを深く知ることができて、とても濃い体験になりました。今まではテレビで見ていた、ただの面白いおじさんというイメージだけだったのですが、それが覆って良かったです。
いとう:あの人は本来、最初に人に紹介していい人ではないんだよ(笑)。でも最初に一番強い毒を与えて、それに耐えさせて、耐えた人間であれば後はどんなゲストが来ても楽だと思います。最初に蛭子能収、根本敬を体験してしまうとは…、本当にしびれがくるような人たちだから、よく耐えましたね。
中井:実は途中、頭痛くなりました(笑)。でも、本当に素敵な絵を描かれるお二方で、私が全く知らない世界に触れることができて、まさにタイトル通り“白昼夢”の状態になりました。“夢みたい、なんだここは!?”という感じに。
いとう:この世界を知っている僕ですらクラクラきちゃいましたから。よく蘇生したな、と。途中、気を失っていたものね。
中井:はい、口を開けて見てました。“これは一体どうなっているんだ”って。
いとう:蛭子さんたちは自由すぎるし、猫のおじさんが入ってきちゃうハプニングもあったし、この番組は何でもありですね。
Q:この先、番組でやってみたいことは?
中井:東京のことも何も知らないし、知らない世界がたくさんあると思うのですが、サブカルチャーとかアート的なものにも興味がありますし、自然と触れ合うのもいいなと思います。
いとう:名庭だけじゃなくて、名公園もありますからね。代々木公園も面白いし、明治神宮は全て人工林で設計されて植林されているので、全然種類の違う、本来ならあってはいけない木同士が並列していいて、それを詳しい人と一緒に見て回るとすごく面白いと思いますね。
Q:番組の見どころなど、視聴者へメッセージをお願いします。
中井:初めてこういうロケ番組をやらせていただいて、レギュラー番組でメインを務めること自体も初めてで、いろいろな体験をすると思うのですが、初体験のことばかりなので、その素のリアクションに注目してほしいです。それをいとうさんが上手にいじってくださるので、息のあった名コンビになったら良いなと思います。今まで新潟で活動することが多かったので、東京のことや大人なことをもっと知っていきたいと思いますし、多少は成長していくと思うので、そんな自分を温かく見守ってくださればうれしいです。
いとう:中井りかという無色透明な若い女の子に、いろいろな光が差すと思うのですが、どういうプリズムで最終的な色になるのか? というところを見てほしいですね。様々な場所に行ったり、人に会ったりしますが、結局、彼女がどういう風にそれを受け止めていくか、というところが一番の見どころだと思います。
【Not Sponsored 記事】