香取慎吾「スマステ」最終回の舞台裏、SMAP時代からの夢…「言えていないところ」明かす
2017.09.26 10:05
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香取慎吾がMCを務める『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系/毎週土曜23:05)が9月23日、最終回を迎えた。同番組の公式サイトでは香取のコメントが掲載され、最終回の裏側が明かされている。
スマステ最終回で「言えていないところ」…芸能界からもサプライズ
16年間愛された「スマステ」の最終回。放送では番組への思いを伝えた香取だが、「言えていないところで言うと、中村勘九郎さんと中村七之助さんからお花をいただきました」と芸能界からも労いのメッセージが寄せられていたよう。また「ウッディーからスタッフとボクに差し入れがあって…。わざわざ楽屋まで来てくれたみたいで、ボクが入る直前だったみたいなんだけど、スタッフが『すぐ来るんで』って言ったら、『怒られちゃうから帰ります』って帰っちゃったらしいけど(笑)」とキャイ~ン・ウド鈴木からも“らしい”サプライズがあったという。
「ホントに、たくさんの人から応援してもらって、その応援に応えてきたつもりだったんですけど、いまこうやって、ボクからしたら実った時というか。終わってしまうのは残念なんですけど、何かしれーっと終わっちゃうよりは、こんなにたくさんの人から『お疲れ様でした』って言ってもらえる番組で良かったな、と思います」と多くの人に支えられた番組への思いを滲ませた。
SMAP時代からの夢が叶う
また最終回のオープニングでは、東京タワーが“スマステカラー”のブルーにライトアップされる粋な演出が行われ、「何だよこれ、夢が叶っちゃったよ!東京タワーありがとう!大好きです!」と感激で目を潤ませていた香取。東京タワーからのサプライズを聞いたのはオープニング約1分前だったそうで「オープニングのカメラの後ろには、東京タワーのスタッフの方も来てくれていて」と舞台裏を明かし、「『人生の中で夢は叶うよ』っていうことを信じているボクなんですけど、どこか『そんな簡単にはいかないことだってあるよ?』っていう方向も持っているボクからしたら、今日は本当に叶っちゃった、夢のような出来事でしたね」と改めて感激を伝えた。
東京タワーへは特別な思い入れを持つ香取。「30年くらいこのお仕事をさせてもらっている中で…30年前って10歳とかですよね。そのころに六本木でのお仕事があり、訳の分からないまま、いつも近くには東京タワーがあって。夜、ひとりで帰るときに東京タワーが点いていることで安心感を覚えたりして…」とこれまでの芸能活動にも思いを巡らせ、「いつの日か、と夢に描いていたんですよ。『どのくらい、どうやってやったら、自分で東京タワーの色を変えることができるのか…。そんなことってできないのかな?』とか。ピンクリボンとか、サッカー日本代表のブルーとかを知ったりして、そう思ったりしていたんですけど、今日終わってみたら、夢がひとつ叶っちゃった感じで…。しかもこのタイミングで、今日この日に」とSMAP時代から抱いていた夢の実現にしみじみ。
最後には「視聴者の方がいないと、テレビってやっていけないんですよね。ボクやスタッフがいくら頑張っても、視聴率が悪ければ番組って終わってしまうんですよね。だけど、ここまでやれたのは、ホントに皆さんのおかげだと思っています。感謝の気持ちでいっぱいです!ありがとうございました!!」と感謝の言葉で締めくくった。
「スマステ」16年の歴史に幕
2001年10月よりスタートし、「スマステ」の愛称で16年間に渡り親しまれてきた同番組。香取と大下容子アナウンサーが毎回ゲストを招き、生活に役立つグッズや行列のできる名店などを紹介。スタジオでのゲストの生試食&お試しコーナーや、香取と大下アナがゲストと繰り広げるトークが人気を集めた。今年4月には中居正広がゲストとして生出演し、昨年末のSMAP解散後初の共演を果たしたことで話題を呼んだ。最終回のゲストは、香取の“親友”である俳優の山本耕史が務めた。
「新しい地図」始動
9月8日をもってジャニーズ事務所を退所した香取は、SMAP元メンバーの稲垣吾郎、草なぎ剛とともに22日、公式ファンサイト「新しい地図」を開設。合わせて、Facebook、Instagram、LINE、Twitter、Weibo、YouTubeのアカウント、ファンクラブを設立。また3人は、11月2日よる9時から3日間に渡って放送されるAbemaTVの特別番組 「稲垣・草彅・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」に出演。今後の活動に注目が寄せられている。(modelpress編集部)
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