山田優、佐々木希に続く抜てき 第三弾は上白石萌音がヒロイン<竹生企画>
2017.09.13 07:00
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2018年4月シアタークリエにて、竹中直人、生瀬勝久がタッグを組む話題の演劇シリーズ、“竹生企画”第三弾の上演が決定し、ヒロインに今注目を集める女優・上白石萌音が抜てきされた。
過去には山田優、佐々木希がヒロインに
屈指の超個性派俳優であり、クリエイターでもある竹中と生瀬の二人のユニット「竹生企画」は、生瀬の「竹中直人さんと二人芝居がやりたい!」という”欲望”を発端に、竹中が「一緒に芝居づくりを」と熱望した倉持裕を劇作・演出に迎え2011年に始動。ヒロインには竹中・生瀬の二人が共演を希望する旬な女優をキャスティングし話題を集めている。2011年第一回公演『ヴィラ・グランデ青山~返り討ちの日曜日~』では、初舞台となる山田優をヒロインに、第二回公演『ブロッケンの妖怪』(2015年)では、同じく初舞台の佐々木希をヒロインに迎えた。
両作品ともに倉持裕独特の、緻密なストーリーとシニカルな視点が光る作品となり、個性的な出演者たちの絶妙な台詞の応酬と間で観客を引きつけ好評を博した。
第三弾は上白石萌音
そして、2018年春、竹生企画第三回公演が始動。ヒロインに抜てきされた上白石は、若干19歳でありながら、数々の映画、ドラマ、舞台で活躍。映画『舞妓はレディ』(2014年)では、応募者800人のオーディションでヒロイン役を勝ち取り、日本アカデミー賞新人俳優賞他、各賞を受賞。歌手としても活躍し、2016年公開、日本映画史上興行収入第2位を記録した劇場アニメ『君の名は。』でヒロイン・宮水三葉役の声を担当。演技力、歌唱力、可憐さを併せ持つ、次世代スターとして期待される逸材が、竹生企画で華を咲かせる。
竹中は、上白石起用について「上白石さんの持つあの透明感が劇場の空間を大きく変える事でしょう」と期待を寄せ、生瀬は起用のポイントを「ベテランと、ニューフェースのケミストリー」であると語っている。
コメント到着
今作は、大事故から奇跡的に生き延び、廃人の様になっている男(竹中)と、彼の息子の恋人(上白石)、同じ事故から生還した男(生瀬)を軸に、生死の境が曖昧になってしまった男と、同じ経験からむしろ活力をみなぎらせている男の、終わりなき口論から垣間見える、生き抜くことを巡る物語。三度目となる、竹中×生瀬×倉持裕のタッグについて、竹中は「倉持さんと2回3回と続けていく中で、より深く倉持さんの世界を感じる事が出来ています。今回はより深く深くふかあ~く舞台の上で闘いたいですね。体がふるえあがる思いです」と意気込みを述べ、生瀬も「慣れ合うのが嫌いなので、新鮮な気持ちで臨みたいです。竹中さんとはヒリヒリする芝居をしたい。僕達三人でしか生み出せない芝居を作りたい」とタッグへの絶対の信頼を寄せた。
また、ヒロインの上白石は、出演に決定について「前回の『竹生企画』を観に行き、感激して家路に着いたのが昨日のようで、その舞台に出演させていただくなんて、今度は夢のようです。映画『舞妓はレディ』以来再共演が夢だった竹中さん、そしていつかご一緒したいと憧れていた生瀬さんとお芝居させていただくこと、以前からファンだった倉持さんの脚本を生きられること、大変嬉しく、光栄に思います。想いや興奮を語ればキリがありませんが、今は、お二人のお芝居に食らいつくべく、心を強くしておきたいと思います。(笑)お稽古の日、そして皆様にお会いできる日を心から楽しみにしています!」と期待に胸を膨らませている。(modelpress編集部)
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