三代目JSB山下健二郎「踊らへんで？」ヒザゲラーを翻弄 “ナチュラルボケ”炸裂の1時間＜オールナイトニッポン公開収録レポ＞

「山下ベース」でヒザゲラーと直接交流

同書を購入した中から抽選で選ばれた100名のヒザゲラー（＝同番組リスナーの愛称）の前に、山下が登場すると割れんばかりの歓声。椅子に座る、ちょっと微笑む…一挙手一投足に黄色い歓声が上がり、山下も「いや、笑っただけやん」と照れくさそう。1曲目の「R.Y.U.S.E.I.」が流れると、「いや、踊らへんで（笑）？」と答えるなど、ヒザゲラーを翻弄した。

その後は番組おなじみの22歳に見えないADの荒木くんとともに、良い意味でくだらない質問に回答していく名物コーナー「山下ベース」へ。

荒木くんへの歓声の大きさに「腹立つわ～」とすねる山下。「老後の楽しみはなんですか？」という質問に対し、山下が「昔からチャリで日本一周はしておきたいと思ってる」と願望を明かせば、「それ老後で大丈夫ですか？」と相変わらず冴え渡っている荒木くんの冷静なツッコミ。

その他にも、許せない物事について熱く議論する「やたらと夏好きなやつ特別編」や、大好きな釣りについてただただ語る山下待望の自己満企画「フィッシュナイトニッポン」など盛りだくさんのコーナーが展開され、あっという間に収録終了となった。

最後には「後でインスタに上げるんで！」とヒザゲラー達との記念撮影を終え、「今夜もイキイキペイペイペイー！」（※三代目JSBの楽曲「Feel So Alive」の歌詞から誕生した番組恒例の締めの挨拶）でお別れ。山下は「みんな気をつけてね！ありがとう！」と笑顔で手を振っていた。

健ちゃんの優しさと真面目さを感じた1時間

コーナータイトル「山下ベース」を本家「世田谷ベース」とナチュラルに間違えたり、愛知県出身というヒザゲラーの自己紹介を無視して「今日はどちらから？」と質問したり、緊張が見える言動も多々あり、荒木くんに「進行むちゃくちゃやったね、ごめんな」と謝る場面も（ちなみに記者はいつもと変わらず面白いトークで進行通りだと思っていた）。

よくメールをくれるリスナーの名前を覚えている優しい性格や、別れを惜しむヒザゲラー達に「この後ご飯行く？みんなで（笑）」という冗談も気軽に言ってくれる親近感。曲中も熱心に台本をチェックする真面目さ。山下健二郎という人物の魅力をたっぷり楽しんだ1時間だった。

『山下健二郎を作った50のこと。』

先月24日に発売された同書は、毎回、「家族」「部活」「恩人」「ファッション」などラジオで語ってきたエピソードを中心に構成されており、山下のパーソナルな一面が垣間見える1冊。

今回の公開収録の模様は、今月23日放送回にてオンエアされる。（modelpress編集部）