香取慎吾、20年ぶりの再会　思いに応え立ち上がる

今から20年前、1997年9月22日放送「SMAP×SMAP特別編・香取慎吾ガンバリます！～ 夢のキャンバス鉄道～」で香取は青森・津軽地方の子どもたちとともに津軽鉄道の列車に絵を描きあげた。香取の並外れた創造力を自由に羽ばたかせるには、ただのキャンバスでは足りず、列車一両全てに絵を描くことになったのである。

そんな香取のアート制作に力を貸してくれたのが津軽の子どもたちだった。香取は子どもたちの力を借りることによりその後、見る人の心を20年以上も楽しませ続けるすばらしい作品を完成させた。

香取慎吾が立ち上がる

2000年に車輌は運行を終え、その後、屋外に展示され皆の心と目を楽しませ続けてきた。しかし長い期間、風と雨、さらに雪にさらされた列車は次第に劣化し、時間の経過と共に無残な姿に変化してしまった。その様子は誰もが目を覆う程。なんとか描き直して、シンボルを復活させてほしいという現地の人たちの思いは募るばかりだった。

この度、津軽鉄道に乗り津軽の魅力を伝えている津軽観光アテンダントを務める女性から番組宛てに便りが届く。なんとかキャンバス列車を直していただきたい、そして皆のシンボルを甦らせてほしい。そんな思いが番組を動かし、香取、山崎は津軽の人たちの思いに答えようと立ち上がる。香取は現在キャンバス列車が展示されている津軽鉄道の駅・嘉瀬駅に向かう。そして、香取はあらためて電車に向き合い、3日間ひたすらに塗り、描き続けることになった。

20年ぶりの再会

20年前、小学校4年生から6年生の子どもたち9名がキャンバス列車の制作を手伝ってくれた。今回修復に着手するにあたり、香取は子どもたちと連絡をとってみることに。香取と子どもたちとの感動の再会に密着する。
　
子どもたちの20年、香取の20年、そして彼らと香取との意外な交流など様々な「20年」が今回初めて明らかになる。過去を振り返りながらそれぞれの心にはどのような思いが去来するのか。そんな20年間の心の軌跡に触れる旅になる。（modelpress編集部）