舞台『男水!』で背泳ぎのフォームを披露する松田凌 (C)モデルプレス

肉体美あらわに“泳ぐ”舞台「男水!」全貌公開 座長・松田凌「新しいものが作れたという自負がある」

2017.05.10 21:36

10日、シアター1010にて明日開幕する舞台『男水!』のゲネプロが行われ、“競泳”をモチーフにした挑戦的な舞台の全貌が関係者に公開された。ゲネプロ前には主演の松田凌をはじめ宮崎秋人安西慎太郎赤澤燈佐藤永典小澤廉黒羽麻璃央池岡亮介神永圭佑廣瀬智紀らキャスト陣が報道陣の囲み取材に応じ、それぞれの意気込みを語った。

  

泳ぎシーンの迫力がすごい!

木内たつや氏の同名漫画を原作に、競泳にかけるピュアで熱い男子高校生たちの姿を描いた青春物語。日本テレビ初のドラマ&舞台連動企画として立ち上がり、キャスト陣には“2.5次元舞台”の主演クラスが集結。今年1月に放送されたドラマ版は深夜枠でありながら初回3.7%の高視聴率を記録している。

迫力の泳ぎシーンが見どころ(C)モデルプレス
キャスト陣にとってはホームグラウンドとも言える舞台だが、“競泳”というモチーフをどのようにして舞台上で表現するのかという点が注目を集めていた。可動式のプールのセットに加え、紗幕を用いた光と音の効果でそこにはない“水”の迫力を巧みに表現。ドラマ版で実際に泳ぎを特訓している俳優たちは、それを存分に生かした本格的なフォームで水をかき分ける。水着姿であらわとなったイケメンたちの肉体美と、その素肌に滝のように汗が流れるほど力のこもった泳ぎのシーンは大きな見せ場だ。

宮崎秋人、松田凌(C)モデルプレス
ストーリーはドラマ版同様、主人公の榊秀平(松田)とその親友の篠塚大樹(宮崎)、藤川礼央(安西)が競泳に本気で向き合い、新たなコーチやライバルとの出会いを経て一度は壊れた友情を取り戻していくまでが描かれるが、ドラマ版では描ききれなかった登場人物たちのバックボーンなど、新たな要素でより深みを増したストーリーとスピーディーな展開で観客を楽しませる。

芝居であり、エンターテイメントである

松田凌(C)モデルプレス
座長の松田は、初日を迎えるにあたり「この『男水!』というプロジェクトが始まってから、自分たちの青春時代が蘇るくらい熱い日々を過ごしています。その集大成みたいなものを舞台上で出して、皆さんの元に届けられたら、成すべきものを果たせるかなと覚悟や責任感を持っています」と意気込み。競泳を舞台上で表現することについて「正直なことを申しますと、自分たちだけじゃなくて作り手の皆さんにとってもすごく負荷のかかることでした」と苦労をにじませながら「ただ、新しいものが作れたという自負があるので、お芝居でありつつ、エンターテイメントでもあるという驚きはしっかり与えられると思います。いっぱい仕掛けがあります!」と見どころをアピールした。

男子校っぽい?!仲良しトーク

(左から)神永圭佑、佐藤永典、赤澤燈、廣瀬智紀、松田凌、宮崎秋人、安西慎太郎、小澤廉、黒羽麻璃央、池岡亮介(C)モデルプレス
昨年のドラマ撮影から今回の舞台まで、長きにわたる共演で本当の“男子校”のように仲を深めたキャスト陣。

それぞれの役柄の見どころについて、オネエなマネージャー役・小金井晴美役の赤澤が「水泳部が崩れそうになった時に、マネージャーとしてどう支えるのか。そして、“紅一点”の役なので…」と話すと、ほかキャスト陣がざわざわ。めげずに「溢れ出る個性を見ていただければ!」とアピールするが、隣の佐藤が「キッツ!(笑)」とバッサリ斬り捨てて笑いを起こす。

黒羽麻璃央(中央)演じる仁科譽がモテる(C)モデルプレス
また「もし自分が女子だったらどの役と付き合いたいか」との問いには、龍峰の主将・仁科譽が人気で、演じる黒羽は「あざーーす!!」と嬉しそう。すると廣瀬が「俺、晴美かな。尊敬できる。女性として」とナナメ上の回答。全員「?」と首をひねり、赤澤も「同性として?すごい目線だね(笑)」と思わずつっこんでいた。

廣瀬智紀、ナナメ上の回答(C)モデルプレス
黒羽は「背中で語っちゃうような強さをより一層出せる舞台になっているので、観に来てくださる女性の皆さんには、龍峰高校のマネージャーになっていただけたら」とちゃっかり“勧誘”していた。

舞台『男水!』は11日から21日まで東京・シアター1010、24日から28日まで大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。(modelpress編集部)

舞台『男水!』あらすじ

ピュアな想いをもった榊秀平(松田凌)、篠塚大樹(宮崎秋人)、藤川礼央(安西慎太郎)の3人は、水泳界の名門私立「龍峰高校」の推薦テストをきっかけに、純粋さ故に傷つけ合ってしまう… 秀平、大樹は廃部寸前の都立東ヶ丘高校水泳部へと進み、弱小水泳部ながらもオネエなマネージャー・小金井晴美(赤澤燈)と、新入部員の滝結太(佐藤永典)、原田ダニエル(神永圭佑)を迎え、のんびりムードで練習する日々。一方、礼央は強豪の龍峰高校水泳部にて、磯村コーチ(河野洋一郎)の指導のもと、主将・仁科譽(黒羽麻璃央)が率いる精鋭達に囲まれてストイックに水泳に打ち込み、天才児の神宮一虎(池岡亮介)や平光希(小澤廉)とともに全国制覇を目指して励んでいた。都春季大会では大樹が唯一決勝に進み8位の結果を残した東ヶ丘高校と、かたや部員の出場種目全てで優勝を果たした龍峰高校。その圧倒的な力の差から、一見もう交わることがないかのように見えた3人の運命は、東ヶ丘高校水泳部に臨時コーチとして、かつての憧れの選手・川崎亮也(廣瀬智紀)が現れたことで大きく動き出す…

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