木村拓哉、“ミュージシャン”としての今後に言及 MIYAVIが熱烈ラブコール
2017.04.21 12:28
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俳優の木村拓哉と、ギタリストのMIYAVIが、4月20日放送の音楽番組「SONGS」(NHK総合テレビ/22時50分~)に出演。お互いをリスペクトし合う二人の、テレビ初対談が実現した。
お互いの人生に切り込む熱い対談が実現
サムライギターリストと呼ばれ、ロサンゼルスを拠点に活動するMIYAVI。SMAPにも「Otherside」「Top Of The World」のシングル二曲を提供し、3年前の第65回NHK紅白歌合戦ではステージで共演も果たしている。そんなMIYAVIが今回、木村が主演する映画「無限の住人」(4月29日公開)の主題歌を書き下ろし。お互いを尊敬し合い、影響を与え合う二人の、本音ですべてを語り合う対談が実現した。木村から感じた、“爆発したい”
対談冒頭から木村に斬り込むMIYAVI。何度かステージを共にする中で、木村から出てくる“爆発したい”という気を感じていたという。「もっと本当は、前のめりになりたいんじゃないの?って、もっと攻めていって欲しいなって俺は思う」と、MIYAVIが熱い思いをぶつけると、木村は「重くて熱いんですよ、この男」と語った。ファンとのあるべき姿 「同じ方向を見て一緒に歩けるように」
昨年12月をもって、多くのファンに惜しまれつつ、解散したSMAP。木村は今年から個人で活動している。一方MIYAVIにも、昔バンド活動をしていたもの、メンバー同士の温度差が原因となり解散した過去が。同じような境遇を経験した2人は、お互いのファンとの関係について語り合った。「『どうやって生きて行けばいいんですか』って、多分言われたこともあると思うんですけど、衝撃的で。バンドがいなかったら生きていけないってこれ…どうなんだろって」と、解散する際に熱狂的なファンに言われた衝撃的な言葉を思い起こすMIYAVIに、「うん、うん」と共感する木村。MIYAVIが「そっからファンの人たちとの距離感も変わってきて、求めるものを“与えるだけ”ではなくて、同じ方向を見て一緒に歩けるように…“一緒に進む方向を提示してあげる”ことが俺たちの存在意義なんじゃないかなあって」と、ファンとのあるべき姿について語ると、木村は、「まさしく」と大きくうなずいた。
木村拓哉の“これから” 「お芝居はやらせてもらってるけど、音楽活動は…」
「1人木村拓哉として歩き出して、どうあるべきというか、どうありたいと思ってるんですか?」と、木村の今後に斬り込むMIYAVI。木村は「そこはでも自然体に行きたいかな」と返答し、自分の軸がしっかりなければ、芝居をする際にも偏ったものにしかならないと、役者としての自らのあり方を語った。そんな木村に、「いやいや、ソロデビューでしょ?」とミュージシャンとしての今後についても問い詰めるMIYAVI。木村は「お芝居とかはさせてもらってるけど、まだ、変な話、『音』っていうものに関しては…」と、音楽家としての今後についてはあいまいに。MIYAVIは、「送ったじゃないですか、ソロデビュー曲(笑)」と、木村の音楽ソロ活動を待ち望み、自ら曲を提供してまでいることを明かした。木村が「音楽っていうカテゴリーが、自分の中にどう存在してくるかわからないけど、『この人とだったら自分、立てるな』っていう、そうゆう人と巡りあわせじゃないかな」と、今後の音楽活動はめぐり合わせだと語ると、すぐに自分を指さしアピールするMIYAVI。木村は「だからそれはすごい感じてるよ、ほんとに」と、日本を代表する二人のコラボレーションの可能性をほのめかした。
木村拓哉は、“死ねない”存在 死ぬのは“無礼”
木村が不死身の侍、「万次」を演じた今回の映画「無限の住人」。MIYAVIには、不死身で死ぬことのできない万次の姿が、木村と被って見えたという。「あ、死ねないんだな、って。SMAPが解散になっても、木村拓哉としては、死ねないんだなって」と、“日本の顔”である木村拓哉は、SMAPが活動を終えてもなお、消えることのできない存在だと強調。木村は、「やっぱりそこで死んでたら、それこそその気持ちを自分らに与えてくれてた、向けてくれてた人たちに対して一番、日本的に言えば、“無礼”だと思う」と語った。キムタク×MIYAVI、音楽活動でのコラボも…?
インタビュー最後にも、「じゃまぁ次は…、次のSongsは、やるっしょ、もう」と、木村との音楽活動を待望する気持ちをアピールするMIYAVI。そんなMIYAVIに木村は「やるんすか?(笑)」と反応。今度、“日本の顔”木村拓哉と、世界的ギタリストMIYAVIのコラボレーションが実現するのか、関心が高まりそうだ。(modelpress編集部)情報:NHK
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