石原さとみが憧れる大人の男性とは？「その方がいるから今の私がいる」

新CMの舞台は、郊外のとある町で昔から地元で人気のある居酒屋。今日も一日の仕事を終え、がんばって働いた主任とその部下の女性（石原）のお酒を飲みながらの会話が始まる。

石原さとみの繊細な演技に注目！

CMで話すセリフは、一日働いた男が、石原のような部下に言われたら、思わずぐっとくるような男性たちの共感をさそうものばかり。一緒に働く、部下の“愛おしさ”“頼れる感じ”“わかってくれている感じ”など、ごく普通の会話を交わしながらも、リアリティが感じられる、石原の繊細な演技に注目だ。

各CMは、セリフ以外すべて共通のシチュエーションとなるため、スタジオ入りした石原は「居酒屋だから声はハリめ（大きめ）がいいですか？」など、監督と細かい設定の相談を重ね、役作りに集中しながら撮影をスタート。「照れた感じで」「楽しそうに」など監督からのオーダーが入るたび、わずかに表情や声のトーンを変えて感情の違いを表現する石原の繊細な演技に、撮影関係者は思わずため息を漏らした。

セリフを自ら提案

撮影前の打ち合わせで「厳密な設定があるわけではないけれど…」と前置きして監督が石原に伝えたのは、石原がリフォーム会社のOLで、一緒に外回り営業した上司（主任）と帰りに飲んでいるという設定。上司は40代の独身男性を想定した。

石原は撮影直前にも自身の役や感情について確認しながら、「言葉づかいは『〇〇っすか』より『〇〇ですか』がいいですか」と監督に提案。本番では石原の提案どおり、あまりフランクすぎない後者のセリフが採用された。

石原さとみが憧れる上司＆大人の男性

難しいシーンを聞かれた石原は「ひとつのCMの中に気持ちを込めたセリフを全部入れるから、（時間的に）リミットがある中でのお芝居が難しくて、つい（ドラマや映画のように）間を持たせたくなってしまうので、毎回試行錯誤しながらやっています」と苦戦した模様。

また、CMの内容にちなみ「どんな上司、どんな大人の男性に憧れますか？」といった質問には「デビュー当時からお世話になっている、心から尊敬できる方が事務所にいるんですが、その方がいるから今の私がいるという気持ちです。上からではなく、いつも私の目線まで下がってくれて、話を聞いてくれて、否定せず、背中を押してくれて、それでいて面白いんです」と答えた。

「居酒屋でお酒を飲むことはありますか？」といった問いには「最近行った居酒屋は、みんなが壁に向かって座るから人の目も気にならず、隣との会話もしやすくてとても居心地がよかったです」とコメント。お酒を飲みたくなるときは「（ドラマなど）大きい仕事が終わったタイミング」だそうで「逆に、CM撮影が近くなると量が少なくなりますね」と語り、「私は定食みたいなものを食べながらお酒を飲むのが好きなので、最初からご飯がほしくなっちゃいます」と好みも明かした。

斉藤和義も「石原さとみさんが部下だったら、誰だってドキドキするでしょ」

今回の新CMの音楽は、シンガーソングライターの斉藤和義のオリジナル楽曲。アコースティックギターの素朴な弾き語りで、大人っぽく男らしい世界観を伝える。

斉藤は「そりゃー、石原さとみさんが部下だったら、誰だってドキドキするでしょ」とコメントを寄せた。（modelpress編集部）