小栗旬、自ら西島秀俊にオファー「無茶を言ってもやってくれそう」1年前の過酷なトレーニングも振り返る
2017.04.01 12:00
views
4月11日スタートの関西テレビ・フジテレビ系火曜よる9時ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」に出演する俳優の小栗旬と西島秀俊が、報道陣による取材に応じた。
同作は、主演の小栗が演じる稲見朗をはじめとする公安機動捜査隊特捜班の活躍を、直木賞作家の金城一紀氏が描いた骨太なアクションエンターテインメント。西島は、稲見と共に特捜班に所属する田丸三郎を演じる。
しかし、小栗は「そのとき西島さんは『是非是非』って言ってくださったのですが、心の中ではやらないなと思っていた(笑)」と正直に話し、「西島さんはアクションに対して意欲的な俳優さんなので、無茶なことを言ってもやってくれると思っていて、そういう意味でもガッツリ一緒にできたらいいなと思っていました」と西島を指名した理由を明かした。
さらに、「自分のキャラクターは、すごく変な言い方をするとドラゴンボールの悟空みたいな(笑)。戦っているうちに楽しくなって、本来の目的を忘れてしまうんです」と分析していた。
さらに、西島は「アクションチームの監修・監督が若手集団なんですけど、全く妥協しないから、大変ですね。全然OKがでませんでした」と苦笑した。
西島もドラマが決まったとき「関西テレビさんね、ここまでやるという勇気ある決断をされましたね」と驚き、「前のめりに稽古を始めたときの期待感はすごかったです。脚本が面白かった」と胸を弾ませながら語った。(modelpress編集部)
小栗旬、西島秀俊とアクションドラマをやりたかった理由
小栗を主演に据え、5年前から金城氏と構想を練ってきた同作。小栗は西島と共演したく、以前、同じスタジオで別ドラマを撮影していたときに、小栗から西島に「次アクションやってください」と頼み込んだそう。しかし、小栗は「そのとき西島さんは『是非是非』って言ってくださったのですが、心の中ではやらないなと思っていた(笑)」と正直に話し、「西島さんはアクションに対して意欲的な俳優さんなので、無茶なことを言ってもやってくれると思っていて、そういう意味でもガッツリ一緒にできたらいいなと思っていました」と西島を指名した理由を明かした。
1年前からアクションの練習スタート
撮影は昨年11月にクランクイン。しかし、ドラマの見どころとなるそのアクションシーンのために、1年以上も前からトレーニングを積んでいたそうで、小栗は「西島さんと週1回のペースで、カリの練習だったりを」と回顧。役柄上「特訓を積んできている人間の設定のため、それを使うことに違和感ない状態であることが大事」と役のこだわりを明かし、「今回の僕たちのキャラは、特殊なところで育ってきているので、その結果を身に付けているという背景が見せることが1番大事」と役者魂を見せた。さらに、「自分のキャラクターは、すごく変な言い方をするとドラゴンボールの悟空みたいな(笑)。戦っているうちに楽しくなって、本来の目的を忘れてしまうんです」と分析していた。
2人の役柄の違いは?
一方、西島は冷酷なキャラクターを演じるそうで、「アクションにもキャラクターが出ていて、小栗くんは周りを破壊していくのですが、僕のアクションは冷静なんです」と話すと、小栗は「(稲見はアクションを)楽しみ始めているから、バンバンやっているのですが、西島さんは一撃で相手の意識を飛ばす。見ていると、確実に突きにいくから、残酷なんですよ」と2人の役柄の違いを説明した。さらに、西島は「アクションチームの監修・監督が若手集団なんですけど、全く妥協しないから、大変ですね。全然OKがでませんでした」と苦笑した。
ドラマ化の「実現は難しいと思っていた」
小栗が主演を務めた「BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」(テレビ朝日、2014年4月クール)の撮影中から金城氏に同作について聞いていたそうで「話しを聞いているときから、面白いと思っていましたが、聞けば聞くほど実現は難しいなと」と実現しないと思っていたが、「決定したと聞いたとき、本当にやってくれるんだ、よかったと思ったのが正直な気持ちです」と企画が決定したときの喜びを吐露。嬉しい気持ちが込み上がってくる中、クランクインを迎え、「第1話で物語と関係ない特捜班の説明のために、巨大なセットを立ててくれて、2日間の撮影が始まったのですが、(それを見て)狂っているな関西テレビと思ってクランクインしました(笑)」と笑わせた。西島もドラマが決まったとき「関西テレビさんね、ここまでやるという勇気ある決断をされましたね」と驚き、「前のめりに稽古を始めたときの期待感はすごかったです。脚本が面白かった」と胸を弾ませながら語った。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】