東山紀之、中山美穂との濃厚ラブシーンにデレデレ「ご褒美をいただいたような気持ち」

同作は、松本清張の幻とも呼ばれる傑作ミステリーの初ドラマ化。IT会社のクリエイティブプランナーとして活躍する梅木隆介（東山）と、近づく男が次々と不可解な死を遂げる謎の美女・江藤みゆき（中山）の2人が織りなす切なくも美しい究極の愛の物語を描く。

東山は少年隊としてのレコードデビューが、中山は女優・歌手デビューが同じ1985年だが、ドラマ共演は今回が初。そんな2人の初タッグというだけでも見ものだが、劇中には濃厚ラブシーンも盛り込まれており、東山は「僕はデビューが10月12日なんですが、その日にキスシーンがあったので、ご褒美をいただいたような気持ちで、ワクワクしながら演じさせていただきました」とにっこり。それを受けて思わず笑いがこぼれる中山は「東山さんは結構体当たりなタイプなのかなぁと思いました」と暴露。さらに東山は「クリスマスイブにベッドシーンだったものですから、これもご褒美をいただいたようで、中山さんは僕の人生で非常に大事な人だった」としみじみと語り、会場の笑いをさらった。

東山紀之＆中山美穂、互いの印象を明かす

東山は中山と初共演を果たし、「記念になる作品」と喜ぶと、「梅木はみゆきに一目惚れしますが、30数年前に『夜のヒットスタジオ』で中山美穂さんを見たときに、なんて美しい人がこの世にいるのかなと思ったので、そんなことを思い出すとすぐに役に入れました」と当時の自分と中山が役柄とリンクすることを吐露すると、ハードスケジュールの中でこなした撮影によって、「デビュー当時の忙しい時期、青春時代を思い出した」とも。また、役については「嫌な男だなぁと思った」と打ち明けると、「清張先生は人間の奥深い所をえぐる作品が多いので、そういう所をイメージしながら、いかに生意気に変な男にしてやろうかと思いながら演じました」と説明した。

一方の中山は、「初日に、本当に変わらないな～と思って、失礼かもしれませんがうっかり『変わらないですね』と言ってしまったくらい驚きました」と当時と同じスタイリッシュで若々しい東山の姿に感心しきり。そして、「脚本上では説明されないミステリアスどころをどう演じるか、ひたすら悩んでいた」と撮影中の苦労を明かしつつ、「初めてのミステリードラマで重たい過去を持った役は非常に難しかったですが、東山さんの魅力に惹かれながら演じました」と東山にリードされて乗り切れたことを嬉しそうに話していた。（modelpress編集部）