中尾明慶、まさかのオファーに「できることならやめたいと思った」 “本人登場”で会見乱れる
2017.03.21 12:43
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「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」(2017年4月20日~4月23日)の概要発表会見が21日、東京・新宿の吉本興業 東京本部で行われ、同映画祭で特別上映されるNetflixオリジナルドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』(全9話、今夏配信)に出演する中尾明慶と小出恵介が撮影のエピソードを語った。
明石家さんまが連ドラ初プロデュース
明石家さんまが芸歴42年目で初めて連続ドラマプロデュースを手がけた同作は、ジミー大西とさんまの15年に渡る交流、嘘のようで本当に起こった爆笑エピソードの数々をドラマ化。ジミーを中尾、さんまを小出が演じているほか、佐藤浩市、池脇千鶴、生瀬勝久、手塚理美、温水洋一らが出演する。“ジミー大西役”の心境は…
“ジミー大西役”に抜てきされた中尾は、オファーを受けた当時の心境を「できることならやめたいなと思いました(笑)」と本音で語りながら「さんまさんにもお世話になっていますし、『お前がやれ』って言われたので喜んだんですけど、役作りとしてジミーさんの資料映像を見させていただくと、見れば見るほど『どういう人なんだろう?』という感じで、役として掴むのが難しかったです」と苦労を明かす。「自分のやりたいようにやっていい」というさんまからの指示もプレッシャーとなったようだが「クランクインしてお芝居した時、現場の雰囲気があまりジミーさんを考えすぎなくていいなって思わせてくれたんです。ドラマとして成立させるために、あまり意識しすぎると難しくなるので。途中からは考えなくてよくなった」と振り返り、「さんまさんがまず一番最初に(完成した作品を)見られているので、『やってくれてよかった』と言われた時はホッとしました」とさんまからのお墨付きに胸を撫で下ろしていた。
ジミー大西登場で会見が乱れる
会見にはジミー本人も駆けつけ、中尾の横に並ぶと「自分とキャラクターが似ている」と話し、会見の司会をつとめたガレッジセール・ゴリから「全然似てない!」とつっこまれる。ジミーは中尾の演技について聞かれると「ジミーは中尾さんのほうがうまい」とまさかの“本人超え”発言。ゴリから「自分を100%としたら、中尾さんは何%ジミー?」と問われると「1000%!」と即答し、爆笑をさらった。また今作の見どころを問われてもしどろもどろのジミーは「実は、僕さんまさんから台本もDVDも何もかも見るなと言われて、全くわかんないです。全く見ていないから見どころがわかんないんです」と暴露。この日の会見も「昨日、電話あったんですよ。朝イチの電車でおいでって。吉本の本社来たら、何かしら誘導されるからって」と急なオファーであったことを明かすなど、終始“ジミー節”に翻ろうされ、笑いの絶えない会見となった。
さんま役を演じた小出も「本当に悩んだんですけれども、さんまさんがプロデュースされるってもう(これ以降)ないのかなと思いまして、やらせてもらいました」と葛藤の末にオファーを受け、「さんまさんのリズムだと、息ができない。吸いながら笑っているというか、ワンシーンやってへとへとになるのは初めての現場だった。酸素がなくなると思いました」と振り返っていた。
「第9回沖縄国際映画祭」過去最大規模で開催
2009年にスタートした「沖縄国際映画祭」は2014年より「島ぜんぶでおーきな祭」と改称し、映画・音楽・ダンス・お笑い・ファッション・アート・スポーツなど総合エンタテインメントの祭典として成長。今年は那覇のうみそら公園を中心に、北部や離島も含む過去最大規模の12市町村、20会場を上回る会場数で開催される。開催にあたり、沖縄国際映画祭実行委員会実行委員長の大﨑洋氏は「映画祭とはなっているが、365日離島も含めた沖縄41市町村で色々な催し物をしている。今年の会場は12市町村に及び、島の方の応援団も45応援団」とイベントとしての成長を報告し、「来春には那覇市と国際通りの近くで、沖縄のエンタメ学校を始めたい。漫画家の養成やダンス、CGアニメなどのコースを構想している。沖縄は産業が育ちにくいところではあるが、日本のエンターテインメント産業の創出にトライしたい」とした。
会見にはほか木村祐一、間宮祥太朗、稲葉友、川村ゆきえ、しずる、吉木千沙都、岡崎朋美、天竺鼠、尼神インター、ゆりやんレトリィバァ、ミキ、女と男らが登壇した。(modelpress編集部)
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