松岡茉優「かなわないことは目に見えている」
2017.03.16 16:11
女優の松岡茉優が16日、都内で行われたテレビ朝日系ドラマ「やすらぎの郷」(4月3日スタート 毎週月~金曜、12時30分~)制作発表記者会見に、倉本聰(脚本)、石坂浩二、浅丘ルリ子、有馬稲子、加賀まりこ、草刈民代、五月みどり、常盤貴子、名高達男、藤竜也、風吹ジュン、ミッキー・カーチス、八千草薫、山本圭と出席した。
同作は、テレビ朝日と倉本がタッグを組んで制作された、中高齢の視聴者向け帯ドラマ枠の第1弾。老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」を舞台に、テレビ界を支えた俳優、作家、ミュージシャン、アーティストなど、かつての大スター集団が繰り広げるノスタルジー漂う人間喜劇を描く。
続けて「せっかく22歳というフレッシュパワーでカサブランカに入れたのだから、ご迷惑をおかけしたとしても、若手俳優がたくさんいる中で、今私がここにいる意味を考えながら全力でフレッシュにやりたい」と意気込み。
会見後は外の中庭に撮影することになっていたが「すごい寒いな~と思っていたんですけど大丈夫そうです。すごく熱い…」と緊張と興奮で体がほてっていることも明かし、会場を沸かせた。
さらに、常盤は撮影現場で「追い込まれている」ことも告白し、倉本に「文句じゃないです!」と前置きすると「台詞が多くてシーンが長くて、小手先ではできない切羽詰まった状況」と説明。しかし、その追い込まれた状況で出てくる演技が「緩急がついた面白さに繋がっている」とも分析し、作品をアピールした。
松岡も倉本作品に出演し、手ごたえを感じているよう。「『一語一句台詞を変えるな』と言うまことしやかに流れる倉本先生の伝説について直接聞いたら、『語尾を変えてほしくない』と言われた」ことをあげ、「今まで語尾をちゃんと考えたことはなくて、言いにくいから変えたことがあった」と述懐。しかし「それだけで役のイメージが変わってしまうから、脚本家さんが思い描いている役のイメージは語尾にこそ詰まっていると勉強させていただきました」としみじみと語った。(modelpress編集部)
松岡茉優、ベテラン勢との共演に歓喜
松岡が演じるのは、施設内のバー「カサブランカ」で働くバーテンダーで、いつも笑顔で周囲を和ませているために入居者から“ハッピーちゃん”と呼ばれている財前ゆかり。「オファーをいただいたときも、今ここに立っているときも足がすくむ思い」と切り出した松岡は、「撮影に臨むにあたり緊張もしていたし、足を引っ張りたくないとも思いましたが、皆さんにかなわないことは目に見えている」とコメント。続けて「せっかく22歳というフレッシュパワーでカサブランカに入れたのだから、ご迷惑をおかけしたとしても、若手俳優がたくさんいる中で、今私がここにいる意味を考えながら全力でフレッシュにやりたい」と意気込み。
会見後は外の中庭に撮影することになっていたが「すごい寒いな~と思っていたんですけど大丈夫そうです。すごく熱い…」と緊張と興奮で体がほてっていることも明かし、会場を沸かせた。
常盤貴子も喜び語る
「やすらぎの郷 La Strada」のコンシェルジュ・松岡伸子役の常盤は「(舞台の)幕があくときにウルッとしたくらい、ここにいることが幸せでたまらない。今までお仕事を頑張ってきて良かったな。すごいご褒美をいただいたな…」と大先輩たちとの共演という喜びをかみしめている様子。また「普段はパート2やシリーズものはとっても嫌いなんですけど、『やすらぎの郷』だけは少しでも長く、シリーズ(になったもの)が続けばいいなぁと切に願っています」と倉本にお願いする場面もあった。さらに、常盤は撮影現場で「追い込まれている」ことも告白し、倉本に「文句じゃないです!」と前置きすると「台詞が多くてシーンが長くて、小手先ではできない切羽詰まった状況」と説明。しかし、その追い込まれた状況で出てくる演技が「緩急がついた面白さに繋がっている」とも分析し、作品をアピールした。
松岡も倉本作品に出演し、手ごたえを感じているよう。「『一語一句台詞を変えるな』と言うまことしやかに流れる倉本先生の伝説について直接聞いたら、『語尾を変えてほしくない』と言われた」ことをあげ、「今まで語尾をちゃんと考えたことはなくて、言いにくいから変えたことがあった」と述懐。しかし「それだけで役のイメージが変わってしまうから、脚本家さんが思い描いている役のイメージは語尾にこそ詰まっていると勉強させていただきました」としみじみと語った。(modelpress編集部)
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