乃木坂46卒業の橋本奈々未が最後に残した“メッセージ”が話題<これまでの名言も振り返る>
2017.02.25 16:01
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20日にさいたまスーパーアリーナで行われたコンサートをもって乃木坂46を卒業し、芸能界を引退した橋本奈々未(24)。23日にはパーソナリティーを務めるラジオ『GIRLS LOCKS!』(TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』内コーナー、月~木)が放送され(※20日以前に収録)、最後のメッセージを送った。
そこで話題を集めているのが「人は必要な時に必要な人と会うと思ってます」という言葉。グループきっての知性派、これまでも独特な表現と言葉でファンの脳裏にこびりついていった。ここでは“普通の女の子”に戻った橋本の名言を改めて振り返る。
ラストメッセージに橋本奈々未の魅力が凝縮
「みんなの声を見ていると『もっと早く出会ってもっとたくさんななみんに会いに行けば良かった』とか『もっといろんなななみんを見るためにもっといろんなことをしておけば良かった』とかそういう声もたくさん聞いたし見ました。けどそれは違うなと思ってて。人は必要な時に必要な人と会うと思ってます。だから足りないと思ってて、その足りなさがきっと今後の人生において大事になってくる想いになるんじゃないかと思います。だから足りないということも多すぎるということもないと思います。ちょうど良かったんだと思います。だから私は自分を信じるし、皆さんも自分を信じて。これからもお互い!」冒頭でも一部紹介した、最後の出演番組で語ったもの。どこまでも潔くてカッコ良い、とても橋本らしい言葉で、ファンから「名言すぎる」「心にぐさっと刺さった」「深いな~」「本当に聡明な人。良いこと言うな」「素敵な言葉。本当にカッコ良い」など大きな反響があった。
卒業ライブ序盤のMC
「乃木坂46“5th YEAR BIRTHDAY LIVE ~橋本奈々未 卒業コンサート~”」のライブ序盤にて、キャプテン・桜井玲香から「ずばり今日のライブはどんなライブにしたいですか?」と聞かれた時の回答。独特な表現で意気込み、会場の笑いを誘った。「そうだね、私自身もやっぱりこういうステージに立つのは最後ですから。こんな景色を映すことができる人ってそうそういないですよ。なのでね、この景色を焼きつけつつも、やっぱそれ以上にここに来ている皆さんが帰った後、こびりついて離れないような何かね。景色をね、見せつけていきたいと思います(笑)。もうね、何ていうの?角膜?網膜?に、こびりついてやるっていう気持ちです(笑)」
ファンに語り継がれる名言
冠番組『乃木坂って、どこ?』や『乃木坂工事中』でも独特な感性で“名言”を放った。“不幸話”が大好きな橋本のために企画された「乃木坂46不幸話グランプリ」での言葉「不幸なことこそ誰かが笑ってあげないと本当に不幸になっちゃう」なども心を打たれるが、なかでも特にファンの間で語り継がれているのが「乃木坂46こども相談室」での言葉。小学生「地獄って本当にあるんですか?」
橋本「私も9歳くらいの時に考えたことあるの。だけど天国がどんなところで、地獄がどんなところかわからないでしょ。もしかしたら
“今生きてるこの世界が地獄かもしれないし”。
生きてたらつらいこととか楽しいこととかあるけど、やっぱそのつらさの感じ方とか、楽しさの感じ方とかで天国にも地獄にもなるから、死んだ後も同じなんじゃないかなって。その人の感じ方かなって思う」
スタジオは爆笑の渦となったが、橋本はいたって真面目に答えており、その姿もとても印象的だった。
番外編~ファンが胸熱する一言~
このほか心に残る名言とは言い難いかもしれないが、橋本が口にするとファンが胸熱する一言。「そっちこそ」
明治チョコレートのCMで「そっちこそ」というセリフがあり、以降メンバーから度々いじられた。卒業コンサートでは、白石が橋本に向かって「そっちこそ」という一幕があり、会場が大盛り上がりした。
卒業&引退の理由は…
橋本は2011年8月21日に「乃木坂46第1期メンバーオーディション」に合格し、1期生としてグループに加入。弟の学費・実家の家計を助けるためアイドルの道に、「ロケ弁が食べられるから」という衝撃な理由もあった。それから月日が流れ、母から「今までごめんね。無理しないで好きなことをしてください。弟もだいぶ自立してきたし、私も私で生活できるから」という手紙が届く。弟も大学に入学し学費が免除され、卒業を決心した。引退はグループに入る時から決めていたという。5年半活動して芸能界に染まらなかった。周囲に流されず、自分の価値観を貫く。そんな潔さも彼女の魅力だった。(modelpress編集部)情報:TOKYO FM、テレビ東京
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