「月9」ナナリュー（山村隆太）はこんな所で暮らしてる！香奈（椿鬼奴）の裏設定がすごかった…「突然ですが、明日結婚します」＜撮影セットに潜入＞

小野さんの家で同居するナナリュー

イケメン人気アナウンサー“ナナリュー”の愛称で親しまれている名波。キー局のTNNへ入社後、NY支局に勤務し、帰国後、すぐに帯情報番組のMCを任される優秀な男性です。そんなナナリューは高校時代からの親友であすかの会社の先輩である小野広紀 （森田甘路）の家で同居しています。

今回、セット制作を手掛けたのはフジテレビ美術デザイン担当、武田麻衣子さんによると「小野さんの家はお金持ちで最上階（45階）のペントハウスに住んでいます」とのこと。

ペントハウス1階部分には、ホームパーティーをしているリビングや、ナナリューが居着いたスペース（ナナリューとあすかが初めてキスをした所ですね！）が、2階には小野さんとナナリューの部屋がそれぞれあります。

落ち着いたスタイリッシュな雰囲気で、インテリアも壁に埋め込まれたかっこいいものが置かれている小野家。木目調のテーブル（あすかが手料理を振る舞ったシーンで、ナナリューと向かい合っていましたね）に並ぶ椅子も全て違った物を置かれています。

武田さんは「成金感を出したくなくて（笑）。かっこいい部屋、夢がある部屋をデザインしたいなと思いました」と紹介してくれました。2人がベランダで語りあった時に座っていたソファ（泣きそうなあすかへタオルをかけたシーンです！）も、実はセット。夜景はCGで合成されているみたいです。

部屋全体に生活感あるものはあまり見当たりませんが、キッチン周りは調味料や料理家電がたくさん。調味料はビンや缶に詰め替えられ、収納もオシャレに見せています。

武田さんによると「唯一、料理好きの小野さんの趣味ということで、ワインセラーがあったり、アイランドキッチンがあったり、そこは充実させました。あとはナナリューの荷物が置いてあるくらい。なるべく部屋のかっこよさを重視した」そうです。

また、リビングから見える“ナナリュースペース”は、ブルーのふわふわなクッション素材が畳のように敷かれたおしゃれな“小上がり”を感じさせる場所に。

「（ナナリューは）家に帰ってきて、2階の自分の部屋には帰らないでここ（“ナナリュースペース”）で生活しています」（武田さん）と言うように、枕元には仕事の台本が開きっぱなしで置かれていました（笑）。ハンモックや観葉植物も置かれ、ナナリュー癒やしの場と感じますね。

カナママ（椿鬼奴）の国際恋愛が反映された『Luz』

一方、あすかや莉央（中村アン）、桃子（岸井ゆきの）行きつけのバル『Luz』。ドラマでは椿鬼奴さん演じる留守香奈（カナママ）の恋のアドバイスも繰り広げられていますが…

「裏設定なんですけど、カナママがいろんな国の男の人と付き合ったことがあるという設定で。ランチタイムのとき（シーン）に、実は毎週違う国の料理を出しているんです」（武田さん）

真っ赤な天井の店内には、エキゾチックな装飾や食器がずらり。

武田さんは「きっとカナママが彼の実家や国にいった時のお土産を置いている、と（いう設定で）美術的に遊びました（笑）」と教えてくれました。

黒板に英語で書かれたメニューもなんだか素敵。壁には「多国籍料理はじめました」「パエリアやめました」と書かれたパエリア鍋もあり、謎が深まりますね。

第4話は13日放送　セットや小道具にも注目

この日は他にもあすかの実家や、オフィスのセットにもお邪魔しました。こちらにも細かなこだわりの演出がたくさん。


ドラマでは、背景にも注目して楽しみたいですね。（modelpress編集部）