有村架純、朝ドラ新キャストに自信「絶対に大好きになってもらえる」 “あまちゃん”再共演も実現

会見では【東京編】に出演する新キャスト11人を発表。有村が演じるヒロイン・谷田部みね子の父がきっかけで交流が始まる赤坂の洋食屋「すずふり亭」の主人に宮本信子、その息子で料理長に佐々木蔵之介、先輩コックにやついいちろう【初】、ホール担当に佐藤仁美、見習いコックに磯村勇斗。みね子の父捜しを手伝う警察官に竜星涼【初】。みね子が働くトランジスタラジオ工場の女子寮の舎監に和久井映見、同室の仲間に松本穂香【初】、藤野涼子【初】、小島藤子、八木優希が出演する（※【初】は連続テレビ小説初出演）。

新キャスト発表を受けて有村は「東京編の撮影が始まって1ヶ月くらいは経ったんですけど、毎日すごく楽しいですし、自分自身みね子を通して変わっていっているんだなということもすごく実感しています」と充実の表情。「家族ってやっぱり良いな、友達って良いな、働くことって良いな…っていう『良いな』がいっぱい詰まっているなって感じています。そういうたくさんの『良いな』を皆さんがスッと感じてもらえるのが一番良いのかなと思います」と見どころを語り、「1人1人が作っているキャラクターがすごく素敵ですし、誰1人として嫌な人がいないので、絶対に皆さん大好きになってもらえると思います」と自信をのぞかせた。

“夏ばっぱ”宮本信子と再共演

また宮本は、有村がブレイクするきっかけとなった朝ドラ「あまちゃん」の“夏ばっぱ”役で共演していたこともあり、「前回は（有村が）『あまちゃん』で小泉さんの娘役で、とても大切なシーンがありまして、私は一生懸命セリフを合わせてやったんですけど、とても良いシーンになったんじゃないかな」と当時を振り返りコメント。「それからどんどん活躍していて、コマーシャルも見ていますよ（笑）」と笑わせながら「みね子ちゃんとどういう風なことになるのか、すごく楽しみで今待っている状態でございます」と再共演に胸を踊らせていた。

なお【故郷編】には沢村一樹、木村佳乃、古谷一行、峯田和伸（銀杏BOYZ）、羽田美智子、柴田理恵、遠山俊也、松尾諭、佐久間由衣、泉澤祐希の出演が発表されている。

第96作目「ひよっこ」はオリジナル作品

放送中の芳根京子主演「べっぴんさん」に続く、第96作目となる「ひよっこ」は脚本家・岡田惠和氏によるオリジナル作品。東京オリンピックが開催された1964年から始まる波乱万丈青春記となる。

有村が演じるヒロイン・谷田部みね子は、茨城県北西部のある大家族の農家に生まれた、おっとり、のんびりした少女。とくに大きな夢もなく、高校を卒業したら畑仕事を手伝って、いつかお嫁さんにと思っていたが、高校3年の冬、東京に出稼ぎに行った父が行方不明になってしまったことで、人生が動き始める。集団就職で上京したみね子は、町工場で働きながら父を捜すことに。慣れない都会での生活や突然のトラブルに巻き込まれながらも、“金の卵”の殻を自ら破って成長していく姿を描く。

2017年4月3日～9月30日放送予定。全156回。（modelpress編集部）