今“バズってる”お笑い芸人「サンシャイン池崎」「おばたのお兄さん」「ブルゾンちえみ」明日マネしたくなるネタがティーンにウケる
2017.01.23 21:28
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SNSの拡散がトレンドを牽引する今、お笑い界にもその波が押し寄せている。若い世代を中心に反響を呼んでいるお笑いタレントを紹介する。
サンシャイン池崎
まず、2016年大みそかの「絶対に笑ってはいけない科学博士24時!」(日本テレビ系)での、俳優の斎藤工との共演が話題沸騰中のサンシャイン池崎。タンクトップに短パンのスポーツマンスタイルで見せる暑苦しいパフォーマンスが特徴で、特に自己紹介ネタが人気。「空前絶後の超絶孤高のピン芸人!笑いを愛し、笑いに愛された男!」から始まり、アルバイト先の時給、貯金残高、キャッシュカードの暗証番号などを叫び、「イエェェェ~イ!」「ジャスティス!」とハイテンションな絶叫でオチをつけるネタにハマる人が続出している。
斎藤のように自己紹介台詞をオリジナルにアレンジし、ネット上にアップする人も多数。「サンシャイン○○」と名前も自己流に変化させることができ、パロディしやすいところがポイントだ。
池崎は、2007年よりピン芸人として活動。2016年のR-1グランプリでは、復活ステージ3位で初の決勝進出を果たした。人気は2016年後半からぐんぐんと上昇中でLINEスタンプも発売。すでに多数のバラエティ番組で引っ張りだこで、2017年ブレイク必至との呼び声も高い。
おばたのお兄さん
次に紹介するのは、俳優・小栗旬のモノマネで話題を呼んでいるおばたのお兄さん。人気爆発のきっかけは、1月6日に放送された「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」(フジテレビ系)で披露した、人気ドラマシリーズ「花より男子」(2005~、TBS系)で花沢類役を演じた時の小栗を真似ながらピコ太郎の「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」を歌うというコラボ芸。最後の「ペンパイナッポーアッポーペン」の部分を「ぽいっ!まーきのっ!」と花沢の台詞で締めくくり、爆笑をさらった。そこから「ぽいっ!まーきのっ!」が決め台詞として確立し、様々なシリーズが誕生。おばたがSNSで新ネタの動画を公開する度に、大きく拡散されている。
また、若い世代の間で、「ぽいっ!まーきのっ!」を挨拶代わりや独り言、「捨てる」などの意味で使うことがトレンドに。NMB48の川上千尋や武井紗良も、自身のSNSで真似をする動画を公開している。
おばたのお兄さんは、2016年1月の解散まで、コンビ・ひのでとして活動。14日には公式YouTubeチャンネルを開設し、オリジナルで動画を編集しネタを次々に公開したり、動画無料生配信サービス「ツイキャス(正式名称は『TwitCasting』)」を活用したりと、その戦略はまさに現代風。新世代のお笑いタレントととして目が離せない存在だ。
ブルゾンちえみ
最後は、セクシーなキャリアウーマンネタがじわじわと人気を集めているブルゾンちえみ。芸歴2年目、26歳という若さで、元日に放送された「ぐるナイ!おもしろ荘 若手にチャンスを頂戴今年も誰か売れてSP」(日本テレビ系)で、過去最多の859組の芸人の中から優勝した、女性芸人界の期待の新星だ。
22日には「ブルゾンちえみ with B」として「行列のできる法律相談所」(同局系、毎週日曜よる9時)に「最も勢いのある芸人」と紹介を受け出演。俳優の松坂桃李らの前でネタを披露した。
ネタは、濃いメイクに女性らしいボディラインを強調させたキャリアウーマンスタイルのブルゾンが、後輩の男性お笑いコンビ・ブリリアンの2人を従えてセクシーに絡みながらダンスをしたり、恋愛格言を繰り出したりするというもの。
“良い女”オーラを存分に漂わせるという芸風は、女性芸人として珍しくないが、ファッションデザイナーのコシノジュンコ氏をリスペクトし、影響を受けているというビジュアル、「事務所の一番シュッとした後輩を捕まえた」という謎のトリオスタイルといった独特な魅力にハマる人が続出中。
海外風のメイクを真似する女子もいるようで、ブログではメイクアイテムも紹介。渡辺直美のようにお笑いタレントでありながらも、ファッションアイコンとして台頭する可能性も秘めている。(modelpress編集部)
情報:サンシャイン池崎、おばたのお兄さん、ブルゾンちえみ/所属事務所
日本テレビ、フジテレビ
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