水原希子「恥ずかしい思いをしたことはたくさんあります」

1月18日から全国で順次放送される新CM（全7篇）は、昨年秋にロサンゼルスに短期滞在した水原に計7日間密着し、そこで収めた映像を元に製作した、リアルドキュメンタリーCM。映像ディレクターの大根仁氏が監督を務めた。

ロサンゼルスでの撮影

撮影現場の様子について、水原は「映画監督は怖い方が多いんですけど、大根さんは気さくで、緊張感をまったく与えてこなくて、自分の思いをこんなに気さくに話せる人はなかなかいないなと思いました。今回LAに行っていろんな人に会うことに緊張していて、ある意味友だちのような感じの感覚で撮ってくださる方だったので、自分にとっても貴重な瞬間を収めていただいたなという感じがします」と大根監督との撮影を回顧。

ロサンゼルス滞在中に印象に残ったエピソードを聞かれると「いろんな人に会って、いろんなところに行ったんですけど、すごく難しいなと思ったのは、日本にいるとみなさんは自己アピールを過剰にされないと思いますが、アメリカの方は自分が何をやって、どういう人と仕事をして、何に関わってきたかということなど、自己アピールがすごいんです」と話し、「自分もそれをしたいんですけど、どうしてもシャイになっちゃって、自分のことを人に伝えて、しかも英語で、すごく難しいし、日本に住んでいるからこそ遠慮みたいなものがあって、自分が思っている以上に日本人的な部分があるんだなと、すごく感じた場面でもありました」と吐露。

「自分の好きなものや、してきた仕事をもっと明確に、はっきりと言葉で伝えていかないといけないなって感じました」としみじみと語り、「でも遊園地にも行きましたし、友だちと会ったりもしましたし、楽しいこともたくさんしました。濃かったです」と笑顔を見せた。

英語で苦労したこと

英語で苦労した経験を聞かれると「生まれたのはアメリカなので、最初に耳に入ってきたのは英語なんですけど、幼稚園も小学校も日本の学校に行っていました。アメリカのおばあちゃんの家に夏休みや冬休みに帰っていたんですけど、全部英語を忘れてしまっている状態で、日本に帰ってきたらまた日本語が…。そういう複雑な環境の中で育ってきたので、恥ずかしい思いをしたことはたくさんあります」と告白。

そんな中で「東京に出てきてモデルさんが英語を使って撮影をしているのを見て、すごく焦りも感じましたし、やっぱり英語って共通語で、自分の職業にとって大事なことだなと思ったので、とにかくコミュニケーションが取れたり、聞き取れるようになるように、最初はがむしゃらに映画を見たり、独学で頑張っていました」と努力を明かした。

今年挑戦したいことは？

また、CMにちなみ、今年挑戦したいことを聞かれた水原は英語で「go for it」と言い、日本語では“飛び込め”と表現し「いろんなシチュエーションに行かなきゃいけないときがあって、何も考えずにとりあえず飛び込んじゃえということです」と説明。「考えると躊躇しちゃうことってたくさんあるんですけど、自分のそういう思いは1回置いておいて、とりあえずやるべきことをやって、ときには恥をかくことも、ときには失敗することも学びにつながるかなと思うので、失敗を恐れずにgo for itですかね」と思いを述べた。（modelpress編集部）