「逃げ恥」成田凌演じる“百合ちゃんの部下・梅原くん”、最終話のカミングアウトに衝撃
2016.12.21 14:20
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女優の新垣結衣が主演をつとめるTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜よる10時)の最終話が20日、15分拡大で放送された。最終話で、俳優の成田凌演じる、主人公みくりの伯母・土屋百合(石田ゆり子)の部下・梅原ナツキがした告白の内容に、視聴者の間で衝撃が広がっている。
百合ちゃんの部下・梅原ナツキが告白<※ネタバレあり>
梅原は、百合の部下で、どこか不思議な雰囲気のイケメン。これまで百合がセクハラ疑惑を会社にかけられた際も優しくフォローするなど出来る後輩ぶりを見せていた。また、年の差恋愛に悩む百合に「生きて会えるだけでいいじゃないですか」とこぼすなど訳ありの恋愛事情を予感させており、最終話でも「俺は俺の好きな人に会いたくても会えない」と話す。
そして、青空市に同僚の堀内柚(山賀琴子)と向かうシーンで、柚にゲイであることをさらっと告白。ゲイ同士が出会いに利用する携帯アプリで「YURI」と百合の名前をハンドルネームに使用していた梅原。「すげえ気の合う人がさ、近くで働いているはずなんだけど絶対会ってくれないの。俺のことは死んだと思ってくれって」と意中の男性がいることを明かす。
そこで、相手がみくりの“契約夫”津崎平匡(星野源)の同僚・沼田頼綱(古田新太)であることが発覚。百合と飲み仲間になっていた沼田が、いつも連絡を取り合っていた相手は百合ではなく梅原だった。「いつも振られるから」と梅原と会う勇気がなかった沼田だったが、百合とともに恋の一歩を踏み出す勇気を出し、梅原に連絡。青空市で2人はついに対面を果たし、照れながらはにかんだ。
衝撃展開に視聴者感動
予想もつかない最終回の衝撃展開に、視聴者は騒然。原作でもおなじみのキャラクターの沼田がゲイであることは周知の事実であったが、梅原はドラマオリジナルキャラクター。今まで2人は一切繋がりがなかったため、「えええええゆりちゃんの部下~!!!!」「衝撃的過ぎたけどおめでとう」「まさかここまでハッピーエンド…」「沼田さんそういうことだったのかー!」「沼田さんの幸せに感動」「これまでの沼田さんとYURIちゃんのライン全部見返さなきゃ」「梅原くんはイケメンだけど苛つかない、という百合ちゃんのセリフが回収」といった感想が殺到している。
「夫婦を超えてゆけ」が刺さる
同作は、月刊「Kiss」(講談社)で連載中の海野つなみ氏の同名漫画が原作。彼氏なし、院卒なのに内定ゼロ、さらには派遣切りにあい誰からも必要とされない辛さ、居場所の無さを強く感じている25歳の主人公・森山みくり(新垣)が、あることがきっかけで恋愛経験の無い独身サラリーマン・津崎平匡(星野源)と「仕事としての結婚」をすることになる、“夫=雇用主、妻=従業員”という契約結婚を描いた社会派ラブコメディ。最終話は、みくりと津崎が“契約関係”を再構築しリスタートをきるラストとなったほか、百合も津崎の会社の後輩で“スーパーハイスペックイケメン”の風見涼太(大谷亮平)と結ばれるハッピーエンドとなった。
最終話のサブタイトルは、“恋ダンス”でも話題を呼んだ星野が歌う主題歌「恋」の歌詞の一節「夫婦を超えてゆけ」。「みくりと津崎は夫婦を、ゆりちゃんと風見さんは年の差を、沼田さんとナツキくんは性別を超えたのね」「最終回の内容にふさわしいタイトル」「こんなに『夫婦を超えてゆけ』が刺さるとは」と視聴者の心に深く刻まれていた。
「逃げ恥」で注目の成田凌とは「君の名は。」「キセキ」出演
同作で注目を浴びた成田は、2013年より雑誌「MEN’S NON-NO」専属モデルとして活躍中で、俳優デビューは2014年。主な出演作品に、ドラマ「学校のカイダン」(2015年、日本テレビ系)、ドラマ「いつかティファニーで朝食を」(2016年、日本テレビ系)、映画「残穢 -住んではいけない部屋-」(2016年)、映画「L -エル-」(2016年)などがある。ドラマ「ふれなばおちん」(2016年、NHKBSプレミアム)では、長谷川京子演じる主婦と本気の恋に落ちる夫の部下役を好演。大ヒットしたアニメーション映画「君の名は。」でも、ヒロイン宮水三葉(上白石萌音)の同級生・勅使河原克彦の声優をつとめている。
2017年も映画「キセキ ーあの日のソビトー」(1月28日公開)、ドラマ「大貧乏」(フジテレビ系、毎週日曜よる9時 ※2017年1月8日スタート初回は15分拡大)と出演作が控えている。(modelpress編集部)
成田凌(なりた・りょう)プロフィール
出身地:埼玉県生年月日:1993年11月22日
身長:181cm
趣味:フットサル
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