舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺(再演)会見(下段左から)和田雅成、佐々木喜英、鈴木拡樹、荒牧慶彦、椎名鯛造、北村諒(上段左から)納谷健、瀬戸祐介、廣瀬大介、杉江大志、東啓介、健人(C)モデルプレス

舞台「刀剣乱舞」再演 新キャストも参戦で「軍議面白くなる」「闘い続ける座組でありたい」<刀剣男士12振り・会見コメント>

2016.12.15 19:00

15日、東京・天王洲 銀河劇場にて同日より開幕の「舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺」(再演)のゲネプロが行われ、鈴木拡樹(三日月宗近)、荒牧慶彦(山姥切国広)ら刀剣男士12振りが報道陣の囲み会見に応じた。

  

女性層を中心に巻き起こる“刀剣ブーム”

舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺(再演)ゲネプロにて(C)モデルプレス
DMM GAMESが制作、ニトロプラスがキャラクター及びシナリオを担当したシミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」が原作。名立たる刀剣が刀剣男士(とうけんだんし)と呼ばれる個性豊かな男性キャラクターとして登場、歴史上の戦場を駆けめぐりながら部隊を編成・育成していくコンテンツで、女性層を中心に支持を受け、全国に“刀剣ブーム”を巻き起こしている。その舞台版である今作は今年5月に東京・大阪にて上演され、公演は連日満員。千秋楽のライブビューイングは日本全国60館および台湾・香港の映画館でも上演し、平日開催にも関わらず4万人以上が観劇した。

ゲネプロ:迫力の殺陣、笑える「軍議」も注目!

西暦2205年。歴史改変を目論む「歴史修正主義者(れきししゅうせいしゅぎしゃ)」が過去への攻撃を開始した。対峙する時の政府は歴史の守りとして「審神者(さにわ)」なる者を過去へと派遣する。物の心を励起(れいき)する審神者の力によって生み出された、刀剣に宿りし付喪神「刀剣男士」たちは、審神者と共に歴史を守る戦いへと身を投じる―。

舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺(再演)ゲネプロにて(C)モデルプレス
見どころの「軍議」シーン。へし切長谷部(和田雅成)におはぎを「あ~ん」 今後は色々なお茶請けを用意するとのこと(C)モデルプレス
見た目も胸に秘めた思いも異なる個性豊かな刀剣男士たちが荘厳な音楽とともに繰り広げる殺陣はひと時も目を離せないほどの迫力。一方でそれぞれのキャラクターが垣間見え笑いの起きるシーンも満載で、特に「軍議」のシーンでは毎回異なるやり取りが楽しめそうだ。再演からの新キャストとして江雪左文字役の瀬戸祐介、鶴丸国永役の健人が参戦。さらにパワーアップした「舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺」を目に焼き付けたい。

以下、ゲネプロ後に行われた刀剣男士12振りの会見コメント。

刀剣男士12振り 会見コメント

(左から)佐々木喜英、鈴木拡樹、荒牧慶彦(C)モデルプレス
― それぞれの役柄についてを中心に、今回の公演の見どころをお聞かせください。

鈴木拡樹(三日月宗近 役):本作も初演と同じく「織田信長とは何者なのか」ということをテーマにお届けしています。ゲームが原作であり、それをこうして舞台化することになりまして、とても観てくださる皆さんに夢を与えられる作品じゃないかなと強く感じています。そのためにも、それぞれがキャラクターにこだわり勉強してきたものがこの板にのればいいなと今作も思っています。あと歴史ものというとやっぱりタラレバ話という部分が面白いなぁと僕は感じていて。それがこの作品にもとてもあるなぁと思いますし、剣をテーマに描いた歴史ものは本当に数が少ないんじゃないかなと思います。なのでそういう点でも歴史として楽しんでいただけるステージを皆様にお届けできたらなと思っています。

荒牧慶彦(山姥切国広 役):再演という形で今作はやらせてもらうんですけれども、前作との違いがいくつかあります。前作のDVDだったりを観て、その違いを数個発見して、楽しんでいただけたらなと。そして山姥切、僕自身の殺陣も自分なりの課題を課してパワーアップさせているので、そこを観ていただけたら嬉しく思います。

佐々木喜英(宗三左文字 役):前作との違いについて、ここはどういう風に違っていて、どういう意味があって変わったんだろう?という想像をしながら観ていただけるとより一層楽しんでいただけると思いますので、そういった視点でも是非楽しんでください。よろしくお願いします。

瀬戸祐介(江雪左文字 役):前の3人が全体のことを言ってくれたので、僕個人として…今回初めて江雪役をやらせていただく上で、やっぱり髪の毛の処理に大半の稽古日数、そして大半の注意力を払ってやっておりますので、是非この髪の毛を観てください(笑)。(笑いが起きつつ、他キャストから口々に『すっごいキレイだよね』との声)髪の毛に僕がついてるみたいな感じになっちゃって。是非、髪の毛さばきを観ていただきたいなと思います!

納谷健(小夜左文字 役):今回は瀬戸さんが加わったことで、新しい兄弟感が出ていると思いますので、左文字兄弟に注目して、本能寺の話も観ていただけたらなと思います。よろしくお願いします。

北村諒(薬研藤四郎 役):初演に引き続き出演するキャストもいるし、今回2名新しいキャストが入って新しい空気にまたなったんじゃないかなと思っているので、すごく全体としてもパワーアップしていますし、織田信長の元にあった刀、宗三、長谷部、薬研、不動、4振りの刀の関係性であったりとか、織田信長に対する思いであったりも前回よりも深まっていると思うので、そこに注目していただけたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします。

和田雅成(へし切長谷部 役):再演ではあるんですけど、前作よりもかなりパワーアップしていると思いますし、研ぎ澄まして自分たちも稽古に挑んできました。そのパワーアップしたものを、しっかり主の皆様にお届けできるように自分たちは務めて参ります。よろしくお願いします。

椎名鯛造(不動行光 役):個人的には不動の成長物語だと思っている作品なので、みんなが笑顔の時に不動がどういう顔をしているだろう?とか観ていただけるとすごく嬉しいですし、もちろん殺陣もレベルアップして楽しんでいただけると思います。DVDでは観れない、映らないようなところが観れるのが舞台の醍醐味だと思うので、是非隅々まで集中して観ていただければ嬉しいです。よろしくお願いします。

廣瀬大介(一期一振 役):僕からは2点だけです。不動の健気さ、鯛ちゃんの熱量、そしてヒデ様の真剣必殺です。そちらを楽しみにしていただけたらなと思います。こちらからは以上です、ありがとうございました。(杉江大志から『3つになったよ(笑)』とツッコミ)あっ本当?じゃあ3つで(笑)。

杉江大志(鯰尾藤四郎 役):このお話は織田の刀の話が中心になっているんですけれども、その中で僕たち2人(一期一振&鯰尾藤四郎)の原作通りのシーンをいただいているので、そちらも是非注目して観ていただけたらなと思っております。よろしくお願いします。

東啓介(燭台切光忠 役):前回に引き続き燭台切を演じることができて本当に光栄に思っています。そして新キャスト2人のうちの鶴丸役の健人くんが加わって、また軍議が面白くなってくるんじゃないかと思っているので、そこはとても見どころだと思っています。そして燭台切としても殺陣や軍議のシーンでの絡み方も是非お楽しみにということで、よろしくお願いします。

健人(鶴丸国永 役):僕も瀬戸くんと一緒で再演から参加させていただくということで、初演を観させていただいて、その時に感じ取ったもの、ゾクゾクした気持ちをさらにパワーアップして、この再演でお客さんに感じ取っていただけたらなと思うのと、皆さんがパワーアップしてくる中で、僕ら2人は最初からそこに行くわけですけど、殺陣とかもより鶴らしく舞えるように稽古してきたので、そういうところを観ていただきたいです。あと、軍議です(笑)。

舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺(再演)ゲネプロにて(C)舞台『刀剣乱舞』製作委員会
― お客様へのメッセージをお1人ずつ、お願いします。

健人:メッセージ。そうですね…えっと、何を言おうとしたんだっけな?

(MCから『では、思い出したら手を挙げてください(笑)』とのフォローが入り…)

東:初演を観ていただいた方も、そして今回初めて観る方も、面白い作品になっていると思いますので、ここが変わっているのかな?みたいな違いを見つけてくれたり、ここがパワーアップしているな、なんて色んな変化に気づいてもらえたらすごく嬉しいなと思っておりますので是非楽しみにしていてください。

杉江:たくさんの方に応援されている作品ですので、期待にしっかり応えられるように精一杯頑張りたいと思います!よろしくお願いします!

健人:はいっ!(挙手)本当に単純なことだったんですけど…(笑)。観に来ていただいたお客様に、驚きの結果をもたらせるように頑張っていきたいと思います!

廣瀬:新しいキャストが入り、さらにパワーアップし、また新しく殺陣もついてパワーアップして、さらに再演ということなので初演を超えられるような作品を作っていきたいなと思いますので、応援のほど何卒よろしくお願いします。

椎名:ただ純粋に皆さんが好きな『刀剣乱舞』という世界観を楽しんでいただければと思います。よろしくお願いします。

和田:最良の結果を主に。これだけです僕は。これだけです!(笑)

北村:観に来ていただいた皆さんに全力で楽しんでいただきつつ、隅々までたくさん色んなところを観ていただけたらいいなと思っております。よろしくお願いします。お待ちしています!

納谷:精一杯、復讐の黒き道を進んでいこうと思いますので、お客様は本当に『刀剣乱舞』の世界を楽しんで帰ってください。

瀬戸:今回再演なんですが、一切手を抜かずに稽古されてきたオリジナルメンバーの方々やアンサンブルの皆様を近くで見て稽古してきました。このカンパニーが本当に大好きなので、この熱量がお客様にちょっとでも届いたらいいなと思っております。

佐々木:初演のステージからまだそんなに時間は経っていないんですけれども、またこのステージに帰ってくることができて本当に嬉しく思います。たくさんの方々の期待を感じています。そのたくさんの期待に応えられるように舞台上で精一杯、宗三左文字として生きて、皆様にいいものをお届けしたいと思いますので、是非楽しみにしていてください。ありがとうございました。

荒牧:前作も本当にたくさんの方に観ていただけて、色んな反響をいただきました。そしてその反響を糧に、再演という形でさらにたくさんの方々に観ていただけることを本当に光栄に思っております。たくさんの方々の期待を背負って、舞台『刀剣乱舞』の近侍、山姥切国として、たくさんの主を満足させるべく、勤めて参ります。よろしくお願いします。

鈴木:舞台の内容としましては、先程も言いました「織田信長とは何者なのか」これをテーマに今回も頑張っています。座組としてのテーマは「闘い続ける座組でありたい」ということを心がけ、目標として今作も闘っていきたいと思っております。世の中には本当に様々なことで闘っている方がいらっしゃると思います。その方の勇気になれるように、我々自らが表現という形で闘って、皆様の心に届けたいと思います。皆様に是非、我々の闘っている姿を観ていただきたいなと思います。全員揃って千秋楽まで闘い続けることを誓って、本番に臨みたいと思います。よろしくお願いします。

(modelpress編集部)

鈴木拡樹(C)舞台『刀剣乱舞』製作委員会

舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺(再演)公演概要

舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺(再演)(C)舞台『刀剣乱舞』製作委員会
原案:「刀剣乱舞-ONLINE-」より
脚本・演出:末満健一
音楽:manzo テルジヨシザワ
出演: 三日月宗近:鈴木拡樹 山姥切国広:荒牧慶彦/宗三左文字:佐々木喜英 江雪左文字:瀬戸祐介 小夜左文字:納谷健/薬研藤四郎:北村諒 へし切長谷部:和田雅成 不動行光:椎名鯛造/一期一振:廣瀬大介 鯰尾藤四郎:杉江大志 燭台切光忠:東啓介 鶴丸国永:健人/森蘭丸:丸目聖人 明智光秀:窪寺昭
日程:
【東京】天王洲 銀河劇場/2016年12月15日(木)~30日(金)
【福岡】アルモニーサンク 北九州ソレイユホール/2017年1月7日(土)~8日(日)
【大阪】大阪メルパルクホール/2017年1月12日(木)~17日(火)

<あらすじ>
西暦2205年。歴史改変を目論む「歴史修正主義者(れきししゅうせいしゅぎしゃ)」が過去への攻撃を開始した。対峙する時の政府は歴史の守りとして「審神者(さにわ)」なる者を過去へと派遣する。物の心を励起(れいき)する審神者の力によって生み出された、刀剣に宿りし付喪神「刀剣男士(とうけんだんし)」たちは、審神者と共に歴史を守る戦いへと身を投じる。

ある日、彼らの本丸に新しい刀剣男士が顕現する。不動行光──戦国武将・織田信長が佩用し、彼に仕えた近習・森蘭丸へと授けられることとなる一振りである。不動行光は信長の愛刀であったことの誇りを顕わにするが、同じく信長を元主とする宗三左文字、へし切長谷部、薬研藤四郎らとうまく噛み合わない。近侍に任命された山姥切国広は、不動行光の参入により和の乱れた本丸を立て直そうと奔走する。そのさなか、審神者より天正十年──織田信長が果てた歴史的事件「本能寺の変」へ出陣の命が下るのだった。

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