山本舞香がゾンビに(C)テレビ朝日

山本舞香、ゾンビ女子高生姿に反響 アクションにも期待の声

2016.12.11 05:30

テレビ朝日ドラマ制作部の若手が集結し、斬新な感性で生み出す変な恋愛ドラマを「年の瀬 変愛ドラマ」と題してプロデュース。安田顕が過去にしでかした罪で追い詰められる“笑える愛欲サスペンス“、山本舞香がゾンビになっても恋する女子高生に扮する“青春ゾンビ・ラブコメディー”、田中圭が吉田鋼太郎&落合モトキに迫られる“おっさん同士の衝撃ラブコメ”を3夜連続で放送する。山本には、「ビジュアルが衝撃的すぎる!!」、「アクションもやるの?楽しみ」と反響を呼んでいる。

  

安田顕が公開謝罪?

第1夜を飾るのは、安田主演の謝罪サスペンス「緊Q速報(仮)」(12月28日深夜0:20~)。ラジオの生放送中に突如現れた元不倫相手に公開謝罪を迫られる人気パーソナリティーを安田が演じる。主人公を修羅場に立たせて恐怖を味あわせる元不倫相手役には、祐真キキを配役。米国の大人気ドラマ「HEROES REBORN/ヒーローズ・リボーン」に出演した彼女が、日本のドラマに初出演する。

安田演じるジェイク小早川は愛妻家という公の顔の裏で、のうのうと不倫を繰り返す二枚舌の男。だが、彼がDJを務める生放送番組に元不倫相手・佐伯百合がゲスト出演したことで、人生は急転直下。公開謝罪を迫る百合と、何とか無傷で修羅場を切り抜けようとするジェイクの“一進一退の心理戦”が始まる。

生放送のスタジオという逃げ場のない密室。謝罪を拒否して不倫証拠を公表されても地獄、不倫を認めて謝罪しても地獄。果たしてジェイクは己の罪にどう決着をつけるのか。主人公が追い詰められ、場が緊迫すればするほど笑える“手に汗握る心理戦”を繰り広げる。

安田は、出演について「企画内容を聞いて『マジか!?攻めてるなぁ!』と思いました」と率直な感想をコメント。同作を「サスペンスな部分もあり、チクッと刺すところもキッチリある。すごいチャレンジをしているコメディーです」と紹介し、「そんな作品で主役を張らせていただけるなんて、ありがたいこと!期待にお応えできるよう、きっちり取り組みたいです」と意気込んだ。

(左から)祐真キキ、安田顕(C)テレビ朝日

山本舞香が衝撃的なゾンビに

第2夜「恋するJKゾンビ」(12月29日深夜0:20~)では、山本がゾンビに扮する。主人公・橘まりあは、青春まっただ中の女子高生だが、ゾンビ化してしまったせいで、見た目は悪く、ゾンビ臭も。そんな悩みを隠し持つまりあに、絶体絶命の“恋のピンチ”が到来。彼女はゾンビな自分とどう向き合っていくのか。恋愛ドラマ史上初“ゾンビの青春ラブコメ”が幕を開ける。

幼なじみ役には白洲迅、主人公にアタックする同級生役には山本涼介と、次世代を担う若手が集結。さらに、船越英一郎が悩める主人公の背中を押す父親役として、作品に重厚感を持たせる。

作中にゾンビメイクで登場する主演の山本は「私は特殊メイクが大好き!」と胸を躍らせ「腕の傷に始まって、全身ゾンビになるシーンまであるんですよ!」と説明。さらに「ゾンビと戦うシーンもあるので、かっこよく出来るといいな~と思ってます!私、アクションも好きで、特に“蹴り”がうまいんです(笑)」と見どころをアピールした。

ファンの反応は?

山本の“ゾンビ女子高生”役には、ファンから

「ストーリーが奇抜過ぎて面白そう」

「闘うシーンも見てみたい」

と反響が上がっている。

(左から)白洲迅、山本舞香、山本涼介(C)テレビ朝日

田中圭が吉田鋼太郎に迫られる!

第3夜を飾るのは今流行りのBLならぬ「おっさんずラブ」(12月30日深夜0:40~)。33歳のモテないおっさんに突然、未曽有のモテ期がやって来るが、告白してきた相手はピュアすぎる乙女心を隠し持つ“おっさん上司”と、ルームメイトの“若きイケメン巨根男子”。カオスにも程がある状況に立たされた主人公が、ぐいぐい迫ってくる男たちに恐れおののき、全力で拒みながらも、いつしか男たちの存在が頭から離れなくなっていく“抱腹絶倒のパニック・シチューション・ラブコメディー”となっている。

(左から)落合モトキ、田中圭、吉田鋼太郎(C)テレビ朝日
主人公・春田創一を田中、男好きのおっさん上司・黒澤武蔵を吉田、春田に迫るルームメイト・長谷川幸也を落合がそれぞれ演じる。

田中は、企画書を読んだときの印象を「『くっだらね~!面白そうだな!』というのが企画書を読んだときの第一印象(笑)」と明かし「そこから台本を読んだら、時間配分や内容のバランスが絶妙だったので、遣り甲斐を感じましたし、撮影がますます楽しみになりました」とコメント。撮影中の様子を「(吉田)鋼太郎さんや(落合)モトキくんと『何やってんの、オレたち!?気持ち悪~(笑)』なんて言いながら、お互いの芝居を楽しんでいます」と伝えた。(modelpress編集部)

田中圭がおっさんに迫られる(C)テレビ朝日

第1夜「緊Q速報(仮)」あらすじ

ジェイク小早川(安田顕)は「不倫する男は最低だ」と公言し、“不倫断罪人”として人気を集めるラジオの人気パーソナリティー。そんな彼がおくるクリスマスの生放送番組に、恋愛セラピスト・佐伯百合(祐真キキ)がゲストでやって来た。その顔を見たジェイクは激しく動揺する。ほかでもない、百合はジェイクがこっぴどく捨てた元不倫相手だったのだ。しかも、百合が涼しい顔で差し出したスマホを見たジェイクは、さらに怯む。そこには「あなたを地獄に落としに来たわ」と表示されていた。ジェイクに与えられた選択肢はふたつ。放送終了までに自分が犯した不倫の罪を生放送ですべて告白するか、不倫写真を週刊誌に撒かれるか…。ウハウハの人気者生活を捨てる勇気など毛頭ないジェイクであったが、非情にも刻々と進んでいく生放送。あらゆる手でジェイクを追い込み、公開謝罪させようとする百合を相手に、罪深き男の決死の攻防戦が始まる。

秋山貴人氏(テレビ朝日プロデューサー)コメント

不倫が暴露されるという運命に、なぜか希望を持って立ち向かってしまった男が、奇跡を巻き起こします!変幻自在な俳優・安田顕さんと、ハリウッドでの活躍がますます期待される祐真キキさんの、ここでしか見られない化学反応をお楽しみください!

安田顕 コメント

企画内容を聞いて「マジか!?攻めてるなぁ!」と思いました。この作品はサスペンスな部分もあり、チクッと刺すところもキッチリある。すごいチャレンジをしているコメディーです。そんな作品で主役を張らせていただけるなんて、ありがたいこと!期待にお応えできるよう、きっちり取り組みたいです。

今回演じるジェイクは、僕の好感度だだ下がりの役(笑)。台本を読んでいる分には面白いですし、ドラマをご覧になる方も間違いなく楽しめると思いますが、演じる側としては相当ヘビーですね。台本の読み合わせをしただけでも、ジェイクとして感じるものは重かったです。人は時間が経てば経つほど、思い出を美化したり、心に蓋をしたりしながら、自分を正当化するもの。もちろん僕にはジェイクと同じ経験はありませんけど(笑)、例えば、同窓会で同級生と久々に話して“記憶の掛け違い”に気づかされたことはある。台本を読みながら、そういった出来事を思い出し、身につまされるものがありました。

祐真キキさんとは初共演ですが、すごくサバサバした方で、この作品も思いっきり楽しんでくださっているので、すごくありがたいです。祐真さんをはじめ、皆さんが僕の想像とは全然違う音色を出されるので、いい意味でどんどん裏切ってくださりそうな気がして、これからの撮影が楽しみです。

年末は各局、楽しい番組が目白押しだと思います。その中で、チャンネルを変えずに済むような、思わず引き込まれてしまう作品になればいいなと思っております。ラジオという媒体が大好きな僕としては、ラジオパーソナリティーという役も楽しみのひとつ。昔、札幌でラジオ番組を少しやっていたのですが、それから10年以上ご無沙汰しているので、本当にうれしい限りです。真摯に取り組みたいと思いますので、皆さんもぜひ楽しみにしていてください。

第2夜「恋するJKゾンビ」あらすじ

女子高生の橘まりあ(山本舞香)はある日、暖冬の影響で増殖したゾンビと遭遇。間一髪助かったと思われるが、引っかかれてしまい、引っかかれた場所がゾンビ化する。密かに恋心を抱く幼なじみ・冷水十吾(白洲迅)は、大のゾンビ嫌いで、まりあはゾンビ化を隠し通そうと決心する。しかし、学校生活はゾンビ化がバレそうになるピンチがたくさん。体育で、テストで、大変なことに。そんな中、友人・美園が、十吾とまりあに片思い中の真壁匠(山本涼介)を誘ってWデートをしようと提案してくる。美園も十吾のことが好きだと知り、焦るまりあ。しかし、ゾンビな自分を十吾がどう思うのか。悩むまりあだったが、父親(船越英一郎)の言葉に背中を押され、Wデートに向かう決心をするが…。

神田エミイ亜希子氏(テレビ朝日プロデューサー)コメント

“ゾンビメイク”“ゾンビ芸人”“ゾンビビジネス”…ゾンビというワードが溢れ、まさにブーム到来というタイミングで、ゾンビ化に悩むキラキラした女子高生ヒロインが誕生します! 注目の若手女優・山本舞香さんや名優・船越英一郎さんを迎えて描き出す、今までにない“ゾンビ・ラブコメ”にご期待ください!

山本舞香 コメント

台本を読んで、めっちゃ面白いお話だなって思いました。女の子ってみんな、周りはそれほど気にしてないのに、自分の容姿や性格にコンプレックスを持ってしまうものなんですよね。私が演じるまりあは、ゾンビ化したことにコンプレックスを感じています。私自身は基本的にコンプレックスをあまり感じない性格ですけど、それでも「背があと5センチ高かったらいいな」とか思ったりしちゃう!だから、まりあの気持ちは分かるし、世の中の女の子たちにもすごく共感してもらえるんじゃないかなって思います。

まりあを演じるにあたっては、好きな人の前であからさまにウットリする“恋する乙女”みたいな感じじゃなくて、自分に近い、元気でリアルな女の子にしたいなって思ってます。好きな人とちょっと目が合った瞬間とかに、気持ちがあふれる感じにしたいなって。もう、考えるだけでワクワクしますね。実は今、ゾンビ化したときの唸り声とかも、毎日お風呂に入りながら、いろいろシミュレーションしてるんですよ。で、自分の出した声に怖くなっちゃったりして(笑)。演技プランを練るのが、すっごく楽しいです!

ちなみに、私は特殊メイクが大好き!腕の傷に始まって、全身ゾンビになるシーンまであるんですよ!それに、ゾンビと戦うシーンもあるので、かっこよく出来るといいな~と思ってます!私、アクションも好きで、特に“蹴り”がうまいんです(笑)。主演っていうのもすごくうれしかったし、とにかく楽しみなことだらけです!
 
この作品は、今流行っているゾンビものです!さらに、キュンキュンできて、恋する女の子はもちろん、コンプレックスを持っているみんなの背中を押してあげられる恋愛ドラマ。私も一生懸命頑張りますので、ぜひ見てください!

第3夜「おっさんずラブ」あらすじ

結婚したいのに全然モテない33歳の独身男・春田創一(田中圭)はある日、見てはいけないものを見てしまう。上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)のスマホに隠し撮りされた、春田の写真の大量コレクション。さらに、ビビる春田に黒澤はトイレで壁ドンし、「好きです」とまさかの愛の告白。怯えきった春田は同居している後輩・長谷川幸也(落合モトキ)に相談するが、この行為がさらなる窮地を招くハメに。なんと長谷川が突如、風呂場で壁ドンし「先輩が巨乳好きなのは知っています…。でも、巨根じゃダメですか?」と迫ってきたのだ。完全にパニくった春田は気になる同期・湊あすか(宮澤佐江)に協力を要請。男たちの愛を回避しようとするが…。

貴島彩理氏(テレビ朝日プロデューサー)コメント

大学時代、同性の友人の家に泊まったら、ふわもこのパジャマで出迎えられ、朝優しく起こされた時には既に、素敵な朝食が出来ていました。「マジで妻だったら、結構悪くないかも」と冷静に思いました。結婚するなら男と女で…そんな常識を覆す!“男と男の真剣ラブコメ”に、ご期待ください!

田中圭 コメント

「くっだらね~!面白そうだな!」というのが企画書を読んだときの第一印象(笑)。そこから台本を読んだら、時間配分や内容のバランスが絶妙だったので、遣り甲斐を感じましたし、撮影がますます楽しみになりました。撮影に入ってからも、(吉田)鋼太郎さんや(落合)モトキくんと「何やってんの、オレたち!?気持ち悪~(笑)」なんて言いながら、お互いの芝居を楽しんでいます。だから、男たちから迫られる役どころに対しての抵抗感もまったくないです。ただ、「こんなにテンションの上がらないキスシーンや壁ドンはないな。やっぱ性別って大事だな」とは思いましたけど(笑)。

吉田鋼太郎さんとは初共演ですが、鋼太郎さん演じる乙女な武蔵は本当にかわいい!仮に恋愛関係になったら、どんなプレイをされるか分からない怖さはありますけど(笑)、とにかく面白いです。落合モトキくんとは以前共演して、お互いの芝居感覚がある程度分かっていることもあって、いい感じで役の関係性を作れているんじゃないかな、と思います。

今回は本番前に「なるべく嘘をつくな」と自分に言い聞かせながら、春田を演じています。こういう作品だから、やり始めたら、どこまでも突っ走れるし、面白いことを仕掛けたくもなってくる。だからこそ、逆にヘンな計算はせず、その瞬間ごとに感じたことを素直に積み上げていきたいな、と思ったんですよ。そうする中で、「実はこのシーンって、こんなに悲しいんだ!」とか、「こんなタイミングで怒りの感情が出てくるんだ!」とか、意外な感情も実際に出てきているんです。そのたびに脚本の力を感じますね。

この作品はくだらない面白さだけじゃなく、ちゃんと各登場人物の思いや人生が描かれているドラマ。深夜、暇にしている方々にぜひ、ひとまず何も考えず見ていただきたいです(笑)。
【Not Sponsored 記事】

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