成宮寛貴、芸能界引退に「オレンジデイズ」北川悦吏子がコメント
2016.12.10 00:43
俳優の成宮寛貴(34)が9日、芸能界の引退を発表した。これを受け、成宮が出演して人気を博したドラマ「オレンジデイズ」(2004年・TBS系)の脚本家・北川悦吏子氏がコメントした。
ミスチルの主題歌もヒットした「オレンジデイズ」
オレンジデイズは、大学生の主人公(妻夫木聡) と、病気で聴覚を失ったヒロイン(柴咲コウ)を中心に、明青学院大学卒業を1年後に控えた5人の大学生の青春と恋愛を描くラブストーリー。主題歌にはMr.Childrenの「Sign」が使われ、人気を博した。成宮はドラマデビューから3年後、妻夫木、柴咲、瑛太、白石美帆と共にメイン級のキャストとして登場していた。成宮の引退により「オレンジデイズが大好きだった…」「成宮くんと言えばオレンジデイズだよね…」「オレンジデイズでファンになったから引退は悲しい」との声が多数上がっており、成宮の代表作となっている。
脚本家が「どういうことなのでしょうか」とコメント
「あすなろ白書」「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」など数々のヒットドラマの脚本を手がけ、同作も手がけた北川悦吏子氏は、自身の公式ツイッターで成宮引退の報道に「成宮くん、どういうことなのでしょうか?衝撃が…。何があったの?オレンジデイズ以来のつきあいです。信じられない!」と反応した。続けて、ファンのコメントを引用しながら「「高校教師」(※2003年に放送されたTBS系のドラマ)に出てる成宮くんを見て!!オレンジデイズ、ショーヘイくん(※成宮が演じた役名)を、考えました!」と起用の経緯も語った。
以降、成宮とは映画「ハルフウェイ」(2009年)でも仕事を共にしている北川氏は、成宮の直筆の引退コメントに記載されていた「元々何もない自分をここまで育ててくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました」という部分に「もともと何もない?冗談じゃないよ!何もない人を、私が書くわけがない!キャスティングするわけがない!唯一無二でしょ?!」と成宮の俳優としての実力を評価する形で訴えていた。
成宮は“友人”近々連絡を…
北川氏はさらに「私は彼と友達(とは少し違うかもしれないけれど)と思っているので、落ち着いた頃に、連絡してみようと思っています。今はまだ、私はその位置にはいないので(そんなに近くないから迷惑だと、思います)」とツイートしている。「『コカイン吸引』疑惑」が報じられていたが否定していた
成宮は、2日発売の「FRIDAY」に「成宮寛貴『コカイン吸引』疑惑」と題した記事が掲載され、同日に成宮と所属事務所がFAXでコメントを出し、出版社の講談社を相手に「法的措置」もふまえつつ、薬物の使用を完全否定。また、9日発売の写真週刊誌「FRIDAY」で、同疑惑に関する続報が掲載され、事務所は8日、成宮に尿検査を行ったとし「12月7日、薬物検査の結果、陰性の結果を得ました。本人・弁護士との話し合いを継続して行っています」と改めて否定していた。
「本当にごめんなさい」直筆メッセージ残して引退
同日、成宮は直筆で「本当にごめんなさい。そして、ありがとうございました」とコメントし、芸能界の引退を発表した。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】