「こんな斎藤工、待ってました!」“今最もセクシーな俳優”の本領発揮 ドラマ10の王道、支持集める
2016.11.11 18:07
11日22時、最終回を迎えるドラマ10「運命に、似た恋」(NHK総合)。今作は、原田知世演じる平凡な生活を送る40代バツイチのシングルマザー・桜井香澄(カスミ)と、斎藤工演じる30代半ばの売れっ子デザイナー・小沢勇凛(ユーリ)による大人の純愛物語。「ラブストーリーの神様」と呼ばれる北川悦吏子氏が脚本を手掛けている。
大人の女性×年下の男性 ドラマ10の王道
「セカンドバージン」(2010年※当時は毎週火曜日放送)をはじめ、枠引越し後第1弾となった「コントレール~罪と恋~」(2016年)など、大人の女性×年下の男性という切ないラブストーリーを多く送り出してきた同枠。今作もその流れを汲んでおり、富裕層向けの配達クリーニング店「ブランシェス」で働くカスミが、顧客である年下のイケメン・ユーリと恋に落ちる…というストーリー。カスミの平凡な日常が一変、彼との出会いで、恋する喜びを取り戻していく。
恋に落ちた2人には障害も多く、ユーリに多くのデザインを依頼する大手家具メーカーの社長夫人であり、カスミの顧客、そしてユーリと男女の関係を続けていた白井真帆(山口紗弥加)から嫌がらせを受けたり、カスミの元夫・藤井洋治(小市慢太郎)から貯金を盗まれたりと、困難は次々とやってきた。それでもお互いを“運命の人”と信じ続ける2人は、支え合いそれを乗り越えていくのだが、ユーリにはいくつもの秘密があった――。
「こんな斎藤工、待ってました!」
カスミ演じる原田の透明感は今作でも際立っており、決してハッピーではない展開も、彼女の持つピュアな魅力で緩和され、視聴者は重い空気を背負い過ぎることなくいられる。一方、秘密を抱えるユーリはどこか影のある役どころ。「新進気鋭のイケメンデザイナー」という設定で、カリスマ性と憂いを同時に醸す斎藤の佇まいは、女性視聴者の心をがっちりと掴んでいる。仕事に取り組む真剣な眼差しから一転、カスミと会ったときに浮かべる“恋する表情”は、“年下の男性”ならではの愛らしさ。
もちろん、“今最もセクシーな俳優”と呼ばれる斎藤の本領も発揮されており、キスシーンやベッドシーンでは「色気ダタ漏れ…たまらない…」「美しくってエロい!!そのセクシーさ、少し分けて欲しんですけど」といった声も上がっており、新たなハマリ役に「こんな斎藤工、待ってました!」「こういう工の演技が観たかったの~今からユーリロスが怖い」「北川さん、ありがとうございます!!!」と反響は大きい。
「ラブストーリーの神様」北川悦吏子氏が生み出す名台詞
このほか、記憶に残る会話の数々も印象的。例えば、環境の違いに苦しむカスミが「いい夢、見させてくれてありがとう」と別れを告げたシーンでは、ユーリが「勝手なこと言わないでよ。俺、クリスマスのイルミネーションじゃないから。あなたが夢見るための道具でもないから。これでも生きてる人間だから」と返す。お互いへの溢れ出る愛情を、「ラブストーリーの神様」北川氏が巧みに表現した台詞の数々に、「毎回泣かされる」「北川さんさすがだな…染みすぎて痛いくらいだよ」と多くの支持が集まっている。年齢、境遇の違い、ラブストーリーの王道をいく設定と、秘密が徐々に明かされていくミステリアスな展開の2本軸で魅了する「運命に、似た恋」。最終回では、真帆の策略により盗作疑惑を報じられたユーリが、姿をくらます。彼を探すカスミ、そしてすべての秘密が明らかとなる。(modelpress編集部)
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