本仮屋ユイカ、上川隆也の新パートナー就任 “コメディエンヌ”な一面明らかに
2016.11.11 05:00
views
女優の本仮屋ユイカが、俳優の上川隆也が主演を務めるテレビ朝日系ドラマスペシャル「検事の本懐」(12月3日よる9時~)に出演することが分かった。
上川隆也主演シリーズの第3弾
同作は、2016年、第154回直木三十五賞にノミネートされた作家・柚月裕子氏が手がけた“佐方シリーズ”が原作。上川隆也演じるヤメ検弁護士・佐方貞人が殺人事件の驚愕の真実を暴いた「最後の証人」、検事時代の佐方が痴漢冤罪事件の真相を明らかにした「検事の死命」に続く映像化第3弾となる。今回は、東京地検特捜部の応援に駆り出された佐方が、前作にも登場した大物政治家・大河内定和が絡んだ贈収賄事件の真相を追求。さらには、罪を背負ったまま獄中死した佐方の父・陽世の秘められた真実が解き明かされることにより、佐方の人間としての本質、検事としての矜持が育まれた背景が浮かび上がっていく。
本仮屋ユイカに“コメディエンヌ”の一面?
本仮屋が演じるのは、佐方に反発しながらもしっかりと補佐する東京地検の事務官・加東栞。本格的な共演は今回が初めてとなった上川に関して、「いったいいくつ目玉がついているのかと思うぐらい、端から端まで現場に気を配り、8人分ぐらい働いているスーパーマンみたいな方で本当にビックリ!上川さんは、この現場の灯台のような存在です」と印象を明かした。一方、上川は本仮屋について、「佐方シリーズに、また新たな風を吹き込んでくれる方だと、強く思っています。2人のやりとりが作品の中でホッと息抜きできるポイントになればと考えていましたが、思った以上の芝居で返してくださって、むしろ驚きました」と回顧。「本仮屋さんは『“京都だから、誰も私のこと知らないよね”と普通に町を歩いていたら、皆さんに声をかけられてビックリした』というような愛らしい方で、コメディエンヌとしての一面も秘めているのかなと。今回の撮影現場はそんな“本仮屋ワールド”に皆、楽しく巻き込まれていました(笑)」とエピソードを語った。
さらに、原作の柚月氏は、「本仮屋ユイカさんには初めてお会いしましたが、第一印象は“笑顔がとてもすてきな方”で、思わず見とれてしまいました」と本仮屋に惚れ惚れ。加東を演じることについては、「怜悧でちょっとクールなキャラクターです。穏やかで優しい本仮屋さんが加東をどのように演じられるのか、いまからとてもワクワクしています」と期待を寄せた。
おなじみのキャストが集結
ほか、同作には、佐方とともに東京地検特捜部に派遣される同期検事・庄司真生に松下由樹、佐方を陰ながら支える筒井義雄部長に伊武雅刀、疑惑の渦中にある大物議員の大河内定和を寺田農ら、“佐方ワールド”を支えるおなじみのキャストが集結。さらに、佐方の亡き父の謎を追う週刊誌記者・兼先守や東京地検特捜部の面々など、一癖も二癖もある人物たちが登場し、ドラマを彩る。(modelpress編集部)
上川隆也コメント
どんな作品でも演じ終わった時に後悔の無い様にと心がけています。続編を期待する事はありません。だからこそ、同じ役で改めてオファーを頂けた時の感慨は、新しい役に巡り会う時のそれとはまた趣の違う、何とも云えない喜びを感じます。今回3作目となるこのシリーズは、『現在・過去・過去』と時系列が不揃いに並んでいます。しかし佐方の人格形成に父・陽世の影響があることはかねてから理解して演じてきましたので、気持ちは揺らぎません。『佐方』の骨子は変わることなく、一貫しています。それがこの作品への最も正しい向き合い方だと考えていますし、今作での演技も改めて“佐方イズム”を確認する作業だったように思います。
本仮屋さんは、この佐方シリーズに、また新たな風を吹き込んでくれる方だと、強く思っています。2人のやりとりが作品の中でホッと息抜きできるポイントになればと考えていましたが、思った以上の芝居で返してくださって、むしろ驚きました。 また、本仮屋さんは『“京都だから、誰も私のこと知らないよね”と普通に町を歩いていたら、皆さんに声をかけられてビックリした』というような愛らしい方で、コメディエンヌとしての一面も秘めているのかなと。今回の撮影現場はそんな“本仮屋ワールド”に皆、楽しく巻き込まれていました(笑)。
本作は、第2弾にも登場した大河内代議士が関わる贈収賄事件と、佐方のルーツをたどっていく物語の太い2本の柱で描かれます。1作目、2作目をご覧になった方はもちろん、初めてご覧になる方にも楽しめる、極上のミステリー作品となることは間違いないと確信しています。
本仮屋ユイカコメント
前作のオンエアを拝見していたので、今回、声をかけていただき、とても光栄に思っています。以前、上川さんと共演したときはわずか数時間ご一緒しただけでしたが、しびれるぐらい寒い日だったので、上川さんがずっと火にあたらせてくださり、すごくやさしい方だなと思っていました。今回じっくり共演させていただいたら、いったいいくつ目玉がついているのかと思うぐらい、端から端まで現場に気を配り、8人分ぐらい働いているスーパーマンみたいな方で本当にビックリ!上川さんは、この現場の灯台のような存在です!京都での撮影は初めてでしたが、とても新鮮で、まるで違う国にやって来たような驚きと発見がありました。また、大親友の貫地谷しほりちゃんが別の撮影で京都に来ていたので、一緒に食事に行くことができて、とても癒されました! また、友人から『“京都有次”の包丁は買って来るべき』とアドバイスされたので、撮影の合間に京都の町に出て、包丁を買って名前も彫っていただきました。妹と叔母の包丁と、マネージャーのまな板も買いました(笑)!
私が演じる加東はとことん真面目な事務官で、今まで教わったことすべてに忠実にいようとする、頑なな女性。反発を覚えつつも、佐方検事の真実への向き合い方を尊敬するようになるので、その敬意を少しずつ出していこうと思いながら演じました。
このシリーズは、佐方検事がどこまでもブレないところが魅力。“この時代にこんな人がいるんだ!”というカッコよさと、観終わった後の爽快感がいちばんのみどころ。その佐方に感化され、変化していく加東にも注目していただけるとうれしいです!
【Not Sponsored 記事】