最上もが、妖艶&SEXYに隠された“裏テーマ”とは「学ぶことがたくさん」
アイドルグループ・でんぱ組.incの最上もがが30日、都内でアートフォトブック「Poison(プワゾン)」(小学館刊)の発売記念イベントを、写真家のレスリー・キー氏とともに行った。
最上もが「新しい発見だった」
同作は、近未来をテーマにレスリー・キー氏が撮影を行い、妖艶さやセクシーさを表現。タイトルのPoison(プワゾン)は、Poison(毒)とPoisson(魚)というダブルミーニングであり、コスチュームなども、フューチャー感に溢れたものになっている。最上は、レスリー氏の撮影の感想を聞かれると、「『東京ランウェイ』というイベントで、1度だけ撮っていただいたことがあるんですけど、ワンカットくらいしか撮らなかったので、すごい写真家の方というイメージしかなかったんです。でも、フランクに話しかけてくださいましたし、的確に指示してくれて、すごく心地よかったです」と回顧。「出来上がったものも、今までとは違って新しい発見だったので、そういった意味では学ぶことがたくさんありました」としみじみと語った。
レスリー・キー氏「メッセージ性のある写真に」
一方、どんなコンセプトで撮影したか聞かれたレスリー氏は、「以前、一緒に撮影したときに、次は近未来の女性というテーマで撮りたいと思っていて、ニュースにもなっている築地のドキュメンタリーを見たタイミングでこの話が来たので、近未来の衣装で築地で撮影して、未来につながる1つのメッセージ性のある写真になったらいいなと思いました」と同作の原点を紹介。マグロと一緒に撮影したカットも収録されていることについては、「昔のピンナップでよく、大きなテディーベアを抱いたりしているものがあって、築地の女神という裏テーマで、第一テーマは分かりやすく、マグロの聖地に女神がいて、抱いて、歩いているというものにしました」と説明した。
出来栄えに大満足
また、お気に入りのカットには、西洋兜のようなものを被っている写真を挙げ、「ジャンヌダルクがめっちゃ好きで、強い女性という近いものを感じました」と声を弾ませた最上。「普段のグラビアの撮影は水着がとても多いんですけど、今回は衣装にもこだわって一緒に作れたなと思いますし、写真としてキレイに見せられたらいいなというのがあったので、このカットは好きですね。普通にやれないことをやれて楽しかったです」と満足気に語った。(modelpress編集部)
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