間宮祥太朗が初挑戦「なぜ僕に?」「わらをも掴むくらいの不安」
2016.08.30 15:06
俳優の間宮祥太朗(23)がNHK総合で放送される海外ドラマ「戦争と平和」(9月25日スタート、日曜よる11時【全8回】)で自身初のアフレコに挑戦。30日、東京・渋谷の同局で行われた会見でオファーを受けた心境や収録を振り返った。
文豪トルストイの大作をイギリスBBCが2年半をかけてドラマ化。19世紀初頭、ナポレオン戦争下のロシアを舞台に、若者たちの愛と葛藤の物語が描かれる。間宮は英俳優ジェームズ・ノートンが演じる由緒ある公爵家の息子、アンドレイ・ボルコンスキイ役の声を吹き替え。物語に込められたメッセージ性を10代、20代の若い視聴者層に伝えたいという制作側の期待を受けて抜擢された。
ストーリーに対しては「最初はとにかく壮大な話という漠然としたイメージがありましたが、大きな時代の流れに巻き込まれながらも、描いているのは青年、少女たちの愛を求める葛藤であったり、生き方を模索する姿。身近に感じて、共感が持てた」と紹介。「自分が日本語で吹き替えをするにあたっては、僕らの世代、10代の人たちにもぜひ見てほしいなと思っています。自分の生き方をもっと考えるきっかけとなるようなパワーのある作品」とアピールした。(modelpress編集部)
わらをも掴む不安も…「新鮮で楽しい」
オファーを受けた当時は「なぜ僕に?」と疑問が先立ちながらも「本当に今までやったことがなかったので、また一つ新しいことを経験できるという楽しみも感じました。作品から伝わってくるメッセージが強いぶん、洗練された作品を損ねてはいけないなという責任感みたいなものを感じました」と振り返る間宮。初日は2時間ほどレッスンを受け、吹き替えの世界に一から向き合うことに。「手取り足取り教えていただきながら、藁(わら)をも掴むくらいの不安を抱えながらも、すごく楽しんで収録させていただきました」と充実の表情をのぞかせた。声の仕事に意欲「ください(笑)」
監督からは「役者である間宮くんなりの理解もエッセンスとして入ると、もう一つの新しい作品として新たな側面が見えてくる」とのアドバイスを受け「役者さんが演じた意図を理解するようにしました。どういう心情で演じたのかを考えながら見るようにして、僕がその人の気持ちにできるだけ寄れるように収録しています」。その手応えは「まだまだ全然手探り。まだ何かを掴みとった感覚は全く無い」というが、「口に合わせてセリフを言っていく制約がある中で、どれだけ表現を豊かにしていくかということを追求している作業が新鮮で楽しい」と新たな発見もあり「これからも声を使った仕事があれば挑戦したいですし、ぜひそういう仕事があればください(笑)」と早速のアピールで笑いを誘った。ストーリーに対しては「最初はとにかく壮大な話という漠然としたイメージがありましたが、大きな時代の流れに巻き込まれながらも、描いているのは青年、少女たちの愛を求める葛藤であったり、生き方を模索する姿。身近に感じて、共感が持てた」と紹介。「自分が日本語で吹き替えをするにあたっては、僕らの世代、10代の人たちにもぜひ見てほしいなと思っています。自分の生き方をもっと考えるきっかけとなるようなパワーのある作品」とアピールした。(modelpress編集部)
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