“ブレイク登竜門”学園ドラマに注目 「次のスーパースター」真剣佑、村上虹郎ら揃う「次はこの人だ!と思いながら楽しんで」
2016.07.13 22:04
views
13日、都内にて新日曜劇場『仰げば尊し』(7月17日スタート※初回25分拡大/毎週日曜よる9時、TBS系)の舞台挨拶会見が行われ、主演の寺尾聰 、共演の多部未華子、真剣佑、村上虹郎、石井杏奈(E-girls)、北村匠海(DISH//)、太賀、佐野岳が出席した。今作は、実在した人物・中澤忠雄先生と、実在した高校“神奈川県立野庭高校(1980年代当時)吹奏楽部”をモチーフにした奇跡のドラマ。元サックス奏者の樋熊(寺尾)が、夢を失いはみだした問題児たち(真剣佑・村上・北村・佐野・太賀)と真正面から向き合い、満身創痍で吹奏楽部指導に励み、“音楽の甲子園”を目指す姿を描く。学園ドラマといえば、新人俳優・女優がブレイクするための登竜門としても注目度が高く、会見では先生役を演じる寺尾も「次のスーパースターがたくさんいる。『次はこの人だ!』と思いながらドラマを楽しんでいただければ」と太鼓判を押した。
木藤良蓮役:真剣佑
生徒役の中心となる真剣佑・村上・北村・佐野・太賀は、不良グループに属し、樋熊に反発する役どころ。役を演じるにあたり金髪に染めイメージチェンジを果たした真剣佑は、冷静沈着で常に客観的にものを見ている木藤良蓮役。ロサンゼルス出身で、俳優の千葉真一を父に持つ彼。会見では「アメリカに住んでいた頃から学園モノに憧れを抱いていて、いつか出たいと思っていた」と念願の出演であることを明かし、「僕が知っている青春ドラマとは一味も二味も違うような、涙をこらえきれないくらい感動できる作品になっています」と自信を覗かせていた。
青島裕人役:村上虹郎
グループのリーダー・青島裕人役の村上も、村上淳を父、UAを母に持つ二世俳優として注目を浴びたひとり。今作では凄みのある演技を見せており、早くも共演者から「お客さんとして観て、暴力ではない静かな怖さをしみじみとじわじわと感じました」(真剣佑)、「小さい恐竜みたい。飄々としてるけど、ものすごい一生懸命考えてるし、ふざけてるときはふざけてるし。真面目な瞬間をバシッと決めてくれる」(太賀)と絶賛を受けている。
安保圭太役:北村匠海
ダンスロックバンド・DISH//のメインボーカル&ギターを務め、俳優としても活躍する北村が演じるのは、安保圭太。正直な性格で仲間思いな一面を持つ役どころとなる。会見では撮影を振り返り、「芝居してても芝居の合間でも、寺尾聰さんが色んな話をしてくださって、寺尾聰様と言わせていただきたいくらい。(撮影が始まって)1ヶ月位なんですけど、芝居面でも音楽面でも偉大な存在」と熱弁。「寺尾聰さんがよく言ってくださる『よーいどんだそ』って言葉がいつも僕の中にある」と“大先輩”との共演によって様々なモノを吸収しているようで、「恩師といえる先生は小学校の先生ひとりなんですけど、寺尾聰さんは大先生と呼ばせていただきたい」とアピールし寺尾を笑わせていた。
高杢金也役:太賀
中野英雄の息子で、高い演技力を活かし様々な作品で存在感を発揮してきた太賀は、グループのムードメーカー・高杢金也役。パンチパーマにひげ、柄シャツというインパクトのあるビジュアルで、会見でも目立っていたが「もっと個性を出していきたい」と本人としてはまだまだといった様子。外見的な役作り関しては「かつらなんですが、衣装合わせに行ったら、有無をいわさずパンチでした(笑)」と笑わせるなど、ドラマ同様ムードメーカーのように会場を盛り上げた。
桑田勇治役:佐野岳
そして、グループのおしゃれ番長・桑田勇治を演じる佐野。TBS系「究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦」優勝、同局「オールスター感謝祭」の「赤坂5丁目ミニマラソン」優勝と、“スポーツ男子”としての活躍も目立つ彼がこの夏、俳優としても魅せる。1話については「監督にも怒られながら、話し合いをしながら撮影が進んでいった。今の僕の精一杯が出ていた」と回顧。「まだまだ未熟ですが、伸びしろもあると自分では思っている」と語り、「迷いながらですけど何か魅力があると信じて、ドラマ終わる頃には人間としても成長していけたらと思っています」と並々ならぬ気合いをあらわにしていた。
有馬渚役:石井杏奈(E-girls)
不良グループ5人に加え、青島(村上)、木藤良(真剣佑)の幼なじみで吹奏楽部のリーダー的存在・有馬渚を演じる石井も、生徒役のメインキャストとして物語に絡んでいく。ドラマではクラリネットに初挑戦しており、「撮影が始まる前から合奏したり、今も並行して絶賛練習中なので、ちゃんと披露できるように頑張りたい」と意気込んだ。同局で2008年に放送された『ROOKIES』の平川雄一朗監督が手掛ける今作。『ROOKIES』でも多くの若手俳優がブレイクしたとあって、『仰げば尊し』から誰が飛び立っていくのか、その点にも注目したい。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】