欅坂46「壁にぶつかりました」初主演ドラマの役柄&意気込み語る “犯人説”にも言及
2016.07.04 06:00
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欅坂46が主演を務める新テレビ東京系ドラマ「徳山大五郎を誰が殺したか?」(毎週土曜0時20分)の記者会見が3日、開催された。4月にデビューしたばかりの彼女たちは、今作で演技初挑戦。役どころを紹介するとともに、意気込みを語った。
プロデューサーも手応え十分「素晴らしいものに仕上がった」
秋元康氏が企画・原作を担当した同作は、ある朝、突然教室に横たわっていた担任の男性教師・徳山大五郎の遺体を見つけ、通報せずに思わず隠してしまったところからスタート。しばらくの間担任の“死体”と共に過ごさねばならなくなってしまった女子高生たちの“非日常的な”日常を、自分勝手で残酷な行動とその裏に秘めた素顔とともに、シュールな笑いのあるミステリードラマとして描く。プロットを見た時に戦慄が走ったという川村庄子プロデューサーは、「すごく詩的なドラマだなと思いつつも映像化するのが難しいとも思いました。舞台が教室と廊下だけなので、そこだけで表現するのは難しい中でスタッフの皆さんのおかけで素晴らしいものになったと思っております」と手応え十分。当初は、メンバーを心配していたようだが、「今となっては素晴らしいものに仕上がったと思っております」と胸を張った。
主題歌センター・平手友梨奈の役柄は?
全員で主演を務めるメンバーには、1ヵ月半以上にわたるリハーサルを乗り越えてから撮影をスタート。それぞれには、個性的なキャラクターが与えられている。ドラマ主題歌「世界には愛しかない」(8月10日発売)でセンターを務める平手友梨奈は、「私の役は『サイレントマジョリティー』(欅坂46の1stシングル表題曲)のような意思の強い女の子です」と紹介。「欅坂46全員が主演ということで、いい作品になればと思っています」と意気込みもあらわにした。
守屋茜・志田愛佳は“体育会系グループ”
さらに、劇中で体育会系グループ・リーダーを演じる守屋茜は、「私の役は死体をどうするかとなった時に考えるよりも先に行動して、積極的にハッキリ発言するタイプの子」と説明し、「似ている点は、体育会系なので負けず嫌いなところです。似ていないところは、リーダーシップをとるところがあるんですが、私はわりと小心者なので、リーダーっぽい行動をとるように心がけて撮影に挑んでいます」と役への向き合い方を明かした。また、守屋の片腕的役柄は志田愛佳が担当。「私の役はあまり喋らなくてクールなんですが、時々話す一言がグループに大きく影響する面もある子です」と役どころを明かし、「演技が初めてなのでテレビを通して観てくださる方に伝わるような演技をしたいです」と熱意をあらわにしていた。
“優等生グループ”は菅井友香、“おしゃれグループ”は渡邉理佐がリーダー
一方、優等生グループ・リーダーで学級委員長役の菅井友香は、「クラスのリーダーのような存在なんですが、他にも良家の令嬢の設定やしっかり者で強そうに見えて強くないところもあったりするとても人間味のある役」といい、「実際に学級委員を務めたことがなかったので、学級委員長のバッヂを付けていただいた時には嬉しくてみんなに見せたりしていました」と回顧。同じく優等生グループの今泉佑唯は、「色んなグループがある中で菅井グループは真面目」と雰囲気を明かし、「私は元気でおっちょこちょいの役柄で、普段の自分と似ている部分もあるので演じていて楽しいです」と笑顔を見せた。そして、美意識の高いおしゃれグループ・リーダー役の渡邉理佐は「私の役は死体に対してすごく冷めていてクールで美意識の高いリーダーの役です」とコメント。「本当の自分は、リーダーではなく誰かに付いて行くタイプなので難しいと思いましたが、与えていただいた役なので、こういう女の子だと想像しながら演じています」と心がけていることを語った。
渡辺梨加は犯人?
報道陣から「撮影は楽しいですか?」と質問された渡辺梨加は、「はい、楽しいです。私の役は不思議なキャラクターなので普段言わないような不思議なセリフを言うのが新鮮で楽しいです」と初挑戦を満喫できている様子。加えて「渡辺梨加さんが(徳山大五郎を殺害した)犯人なのではという声が多いですが、いかがですか?」との質問が飛ぶと、「違うと思います(笑)」と答えていた。(modelpress編集部)
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