「重版出来!」個性あふれるキャラの“成長”に視聴者感涙 トレンド占領で「続編希望」の声止まず(C)モデルプレス

「重版出来!」個性あふれるキャラの“成長”に視聴者感涙 トレンド占領で「続編希望」の声止まず

2016.06.15 12:03

女優の黒木華が主演を務めるドラマ「重版出来!(じゅうはんしゅったい)」(TBS系/毎週火曜よる10時)の最終話が、14日に放送された。コミック誌「週刊バイブス」の新人編集者・黒沢心(黒木)が、編集部を舞台に編集部員、漫画家のみならず、営業、書店スタッフたちを巻き込み、ライバル雑誌に打ち勝とうと奮闘する群像劇を繰り広げた今作。登場人物が多いながらも、それぞれ個性があふれ、そのキャラクターとして生きていたことで「感情移入して泣いた」「成長した姿にボロ泣き」と感涙する視聴者の声が相次いだ。

  

最終話あらすじ<ネタバレあり>

最終話では、心の熱いプレゼンにより連載を勝ちとることができた中田伯(永山絢斗)の「ピーヴ遷移」最新話が掲載された途端、瞬く間に話題となり、高畑一寸(滝藤賢一)をはじめとする人気漫画家からもその類まれなる異才っぷりを嫉妬される展開に。単行本の発売に向けて、五百旗頭敬(オダギリジョー)、安井昇(安田顕)、壬生平太(荒川良々)らバイブス編集部員や、営業部の小泉純(坂口健太郎)も自ら中田のサイン会を考案するなど、一丸となり中田のデビューをサポートした。

しかし、母親のような心の心配をよそに、寝食を惜しみ身を削って作品に没頭する中田は、精神的に作品の世界にのめりこんでしまい「誰かがこちら側に繋ぎとめてあげないと」という三蔵山龍(小日向文世)の言葉を胸に、心は中田のためを思い厳しく接するが、そんな心の態度に「俺を支配しようとするな!!」と激高。互いに夢を叶えるべく順調にいっていたはずの2人の間には、亀裂が生じてしまう。

黒木華(C)モデルプレス
(左から)坂口健太郎、黒木華、オダギリジョー(C)モデルプレス
一方で、受賞すると漫画の知名度と売り上げが格段に上がる、近代芸術文化賞の漫画部門大賞の選考が始まり、大賞はバイブスの「ツノひめさま」かライバル誌「週刊エンペラー」の「ヒッチポッチ」かと噂されていたが、大賞は一時期“オワコン”とまで言われた三蔵山の「ドラゴン急流」に決定。そんな中、受賞記念パーティーではドラゴンシリーズを終えて新しい漫画を書くという男気あふれる衝撃的なスピーチで会場を驚かせた。

中田は、心の夢「重版出来!」を叶えるべく、自分の夢であった「おもしろい漫画を書く」という本来の意味に気づき、寝食をしっかりとることを誓った。サイン会も実施し、ファンであふれかえった書店内を目にして「下手でごめんなさい」と絵も添えた。「ピーヴ遷移」は新人では異例とも言える初版5万部を発行し、心はもとい五百旗頭、小泉らのサポートもあって重版が決定。「重版出来!」が叶うこととなった。

豪華キャストのひしめき合う個性 視聴者から反響続々

(左から)坂口健太郎、黒木華、オダギリジョー(C)モデルプレス
最終話での心、中田、三蔵山の成長はもちろんのこと、全話を通して“ユーレイ”から立派な営業マンに変貌を遂げた小泉、かつて三蔵山のアシスタントで漫画家志望だったものの夢を諦め実家の酒屋を継ぎ、受賞記念パーティーに酒を持って祝いに来た沼田渡(ムロツヨシ)、エンペラー用のネームを作成するうちに「ツノひめさま」が“本当に描きたい漫画の上を行く漫画”だと気づき、勧誘を断った高畑など、それぞれの成長した姿もしっかり描かれていた今作。

放送終了後にはTwitterのトレンド1位に「重版出来」が君臨。その他「五百旗頭さん」「三蔵山先生」「中田くん」「小日向さん」「ピーヴ遷移」「沼田さん」など関連するワードが並び、視聴者からは「重版出来!は久しぶりにハマったドラマだった。『おもしろかった』という言葉では片付けられないほどキャラも内容も濃いドラマだった」「1人1人のキャラがしっかり成り立っていて、感情移入できた。感動する最終回だった」「心が独り立ちして、奮闘する姿がもっと見たい!重版出来2でもスペシャルでも映画でも何でもいいから続編希望」「三蔵山先生のスピーチがかっこよすぎた。新しい漫画が気になるので続編お願いします!」など熱い反響が殺到した。(modelpress編集部)
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