中山優馬、“岡山の奇跡”桜井日奈子のパニックを救う「我ら桜井親衛隊ですから!」
2016.06.01 20:21
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“岡山の奇跡”こと女優でタレントの桜井日奈子が1日、都内にて行われた、歌手で俳優の中山優馬が主演を務める舞台「それいゆ」のゲネプロに出席し、終了後の囲み取材に応じた。稽古期間中に、桜井が演出家とディスカッションを重ねるなどをして役を深める「日奈子デー」があったことを告げ、その際に「私、凄くパニックになってしまって、“わぁっ!”ってなってしまったのですが…」と混乱状態に陥り、取り乱したことを告白した。
中山優馬「我ら桜井親衛隊ですから!」
取り乱した桜井は、周りのメンバーたちから「『お前は1人じゃないよ』って、『みんなで頑張ろう!』って言ってくれて、凄く嬉しかったです」と温かいサポートがあったことを回顧。「稽古中に、私が役で行き詰まったと言いますか、悩んだ時期があったのですが、アドバイスを下さりました。中山さんもそうですし、ほかのキャストの方もみんな優しくて、愛を感じました」と笑顔を見せた。すると、同席していた中山が「我ら桜井親衛隊ですから!」と声を上げ、共演者たちも、芝居をしていない時は「頑張れ!頑張れ!」と桜井を応援していたことを明かし、「日奈子デーの時は、僕らのすべてを日奈子ちゃんに注ぎました」と語った。
桜井日奈子「夢が今回、この舞台で叶った」
桜井は、「今までずっと『女優さんになりたい!なりたい!』と言っていた夢が今回、この舞台で叶ったので嬉しいなと思いました」と目を輝かせた。またコメント中、桜井は、中山のことを一旦は「優馬さん」と呼ぶも、慌てて「あっ…、中山さん」と言い直す初々しさを見せていた。
舞台は太平洋戦争の混乱期
同舞台は、太平洋戦争の混乱期に雑誌「少女の友」の挿絵で少女たちに夢と希望を贈り、終戦後は「それいゆ」、「ひまわり」、「ジュニアそれいゆ」を発刊するなど、焼け跡の復興に生きる女性たちに光を与えた中原淳一(1913-1983)の生き様を描く。中原淳一役は中山が務め、桜井は、淳一の大ファンで女優になることを夢見る少女を熱演する。既に大阪公演を終えており、東京公演(Zeppブルーシアター六本木)は6月1日~5日(全8回)。東京公演開幕直前の心境を語る
今回、主演の中山は「大阪でいいスタートを切れたので、この東京公演も、本当に楽しみにしています」と東京公演開幕直前の心境をコメント。「メッセージ性のある素敵なお話」といい、「稽古もたっぷりやらせて頂いて、本番が来るのを凄く楽しみにしていました」と声を弾ませた。「自信は持っています」と手応えを感じている様子を見せる一幕も。「信念を貫くことの大事さはもちろんですが、人と人の繋がりなど、凄く考えさせられました。友達だったり、家族だったりにしても、普通に過ごしていることの大事さや、ありがたさを凄く感じます」と振り返った。
囲み取材には、俳優でジャニーズJr.内のユニット「ふぉ~ゆ~」メンバーの辰巳雄大、施鐘泰(JONTE)、佐戸井けん太、金井勇太も出席した。(modelpress編集部)
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