7月期のテレビ朝日ドラマ「刑事7人」(毎週水曜よる9時より)に出演する北大路欣也(画像提供:テレビ朝日)

東山紀之×北大路欣也、再タッグで最強チーム誕生 凶悪犯罪に立ち向かう<コメント到着>

2016.05.26 05:00

俳優の東山紀之と北大路欣也が、2016年7月スタートのテレビ朝日ドラマ「刑事7人」(毎週水曜よる9時より)で、再びタッグを組むことがわかった。今作は、昨年7月期に放送された第1シリーズの続編。刑事・天樹悠(東山)と法医学者・堂本俊太郎(北大路)が、個性豊かなメンバーと、数々の超凶悪犯罪に立ち向かい、事件を解決していく物語。また前作に引き続き、髙嶋政宏、片岡愛之助、鈴木浩介、倉科カナ、吉田鋼太郎ら豪華キャスト陣も出演する。

  

警視庁最強の「別動捜査隊」が誕生

「刑事7人」は、“刑事の墓場”と揶揄される「警視庁捜査一課12係」に集められた個性あふれる刑事6人と、法医学教授の権威が各々の得意分野を生かし、難事件を解決に導く人気ドラマ。

第2シーズンでは、主人公・天樹悠(東山)が「機動捜査隊」に異動、片桐正敏(吉田)は「刑事総務課長」に出世、山下巧(片岡)は謎の部署「未来犯罪予測センター」に異動、そして法医学教授・堂本俊太郎(北大路)が徹底して司法解剖に挑むなど、登場人物たちの環境にも変化が。

そんな彼らに用意されたのは、まったく新しい舞台。それぞれの持場でプロとして活躍する彼らが手を組み、警視庁最強の「別動捜査隊」を編成。「機捜」の天樹、「情報分析」の山下、「政治」の片桐、「法医学」の堂本、係長となった沙村康介(髙嶋)を中心とする12係の「刑事」、それぞれが協力し、凶悪犯罪に真っ向からぶつかっていく。

東山紀之「徹底的に演じていく」

今回の出演にあたり東山は「世間ではとても悲しく、ひどい事件が多発しています。そんな中で、事件に対してより高いプロ意識を持って生きる男たちを描きたい。そう考えて、スタッフの方々にお願いした結果、この第2シリーズの基軸ができました」とコメント。

「新たな物語で、北大路さんをはじめとする個性的な皆さんと再び御一緒でき、うれしい限りです。この座組みには、類まれなる力を持った方々がそろっています。皆さんのお力を借りながら、真剣な人間同士のぶつかり合いと更なる化学反応を生み出し、数々の凶悪事件や権力に立ち向かっていく“熱さ”を表現していけたら、非常にうれしいです。北大路さんとは、心の通った義理の親子という関係を根底に残しつつも、事件を解決するプロフェッショナル同士という間柄を保ちながら、向き合っていきたいです」と意気込み。

自身の役柄については「僕が演じる天樹悠は、より一匹狼的になり、事件に対してはあたかも“悪魔のようなしつこさ”が出てきます。僕自身も今年で50歳。“生ぬるくないもの”をやっていきたいという思いも強いので、そんな天樹を徹底的に演じていこうと思います。今回は、前作以上に“人間の業”に突っ込んでいく物語。毎回毎回、大一番だと肝に銘じながら、真剣かつ熱く撮影に臨んでいきたいです」と気合のコメントを寄せた。

北大路欣也「自分自身と闘いながら」

刑事ドラマなどに数多く出演してきた北大路は、「ずっと事件は刑事が解決するものだと思っていたんです。ところが、この年になって堂本という役と出会い、初めて病理や法医の世界を知りました。僕にとって、ものすごく開拓できるジャンルだと思っていますし、やりがいを感じています」と語った。

また「今の世の中は『まさかこの人が…』というような犯罪が多く、どこか世の中の仕組みの歯車が狂ってきているような気がします。堂本を演じる際も、そういう現実に対する疑問を感じながら、最善を尽くして捜査に協力し、事件解決の糸口をつかみ取っていきたいと思います。東山さんとのシーンも、扱う事件が事件ですから、前作よりも遥かに捜査に対するエネルギーが大きくなり、緊張感が増すのではないでしょうか。実は僕自身、撮影前から非常に緊張しています」と胸の内を吐露。

前作との違いについては、「第2シリーズは前回と違い、非常にシリアスでハードになると聞いております。やはり台本を読んでもそういう感覚を覚えますし、演じる我々も非常に切羽詰まり、緊迫した状況に置かれる予感でいっぱいです。そんな中で、最後まで自分自身と闘いながら、堂本を精一杯演じていきたいと思っています」と語った。(modelpress編集部)

主な登場人物

天樹 悠(あまぎ・ゆう)役 東山 紀之

「警視庁遺失物センター」、「警視庁捜査一課12係」を経て、「警視庁機動捜査隊」に配属。一見朗らかで、人懐っこいが、悪く言えば無遠慮で、人を食ったような態度を見せる人物。空気をまったく読まず、協調性もないため、勝手に単独行動を取ることもしばしば。以前は口にしなかった心の声もダダ漏れになっている。面子にこだわる捜査一課の刑事からは煙たがれ、機動捜査隊内ではスタンドプレーを嫌われているため、「警視庁で唯一単独捜査を許された捜査官」という特殊な存在にある。24時間、覆面パトカーで街を徘徊し、興味を持った事件現場に誰よりも早く駆けつけ、初動捜査の指示を出すのが常。モノや事象への執着と疑念が異常に強いため、捜査能力は非常に高い。いわゆる「天才的な閃き」や「野生の勘」などとは真逆の、リアリスティックな事件との向き合い方を貫くのが天樹流。ゆえに、ひたすら証拠を積み上げ、真実が分かる瞬間までは、決して物事を決めつけない。

沙村 康介(さむら・こうすけ)役 髙嶋 政宏

「警視庁捜査一課12係」の刑事を経て、同部署の係長に就任。正義感が強く、情熱的で、チームワークを何よりも大事にする。人情家である一方で、以前は少々乱暴な物言いも目立ったが、「長」になったことで大きく変化。言葉遣いは過剰に丁寧になっている。大学時代はアメフト部に所属していただけあって堂々たる体躯を誇り、表面上は非常にジェントルなので、他部署の長たちも大人げなく12係を排除することなどできない雰囲気になっている。そんな状況下で、部下たちの活躍の場を作り、いざという時は自分が責任を取るという姿勢に徹している。一刑事としては元来の行動力を発揮し、天樹との連携で機敏な初動捜査を行う。自分だけが天樹たちを使いこなせると思っている。

山下 巧(やました・たくみ)役 片岡 愛之助

「警視庁捜査一課12係」の刑事を経て、「未来犯罪予測センター」というたった一人の部署に配属。左遷されたとの噂もある。「私には警視庁を滅ぼす力がある」と豪語する危険人物だが、逆に言うと警察システムの脆弱性を知り抜いた最強のホワイトハッカー。普段は淡々と独り言を言いながら、害虫駆除をするかのようにサイバーテロリストを追いつめている。情報収集のためならテクノロジーを最大限に使う。その気になれば、彼の端末からは様々な機密情報も手に入る。天樹や12係は山下を利用することで、犯人のみならず警察内部の情報戦を有利に戦うことができる。

永沢 圭太(ながさわ・けいた)役 鈴木 浩介

「警視庁捜査一課12係」の刑事。7人の中で唯一、空気を読める男。自分の出世は諦めているが、組織でうごめく人間たちを、顕微鏡で虫を見るような視点で見ており、警察の人事事情などには異常に詳しい。所轄や他の部署の捜査に割り込む形を取る12係にとって、永沢の情報は他部署との関係性を築く上での指針となっている。プライドがないので、感情なく効果的にお世辞を言ったり、謝ることも簡単にできたりする。刑事たちの同情を得るために、時には父親が殉職したというエピソードも利用することも…。そんな性格上の強みを生かし、12係と他部署の潤滑油となっている。また、仲間たちの能力や特徴を完璧に把握しており、ボヤキながらも淡々とサポート役に徹する。

水田 環(みずた・たまき)役 倉科 カナ

「警視庁捜査一課12係」の刑事。帰国子女。12係が窓際部署であると認識しつつも、刑事として可能な限り捜査に参加したいという思いを抱いている。組織での無駄な軋轢を避けるように、クールな立ち振る舞いを突き通す。捜査本部の捜査が主流の「プランA」なら、自分たちは違う視点から「プランB」の捜査を行うというスタンス。それが仮に空振りに終わってもよく、大切なのは疑問を残さないことだと思っている。また、天樹とは違った角度で細かい部分に執着。例えば、事件関係者の人格や行動を知る際の手掛かりにするため、普通の刑事が「ジーパン」と一括りにするところ、スリムなのかワイドなのかといった違いを、足を使ってコツコツと調べる。実は、とてもクラシカルで職人肌の刑事。

片桐 正敏(かたぎり・まさとし)役 吉田 鋼太郎

「警視庁捜査一課12係」の係長を経て、「刑事総務課」の課長に昇進。出世とは無縁と思われた男の異例の抜擢であり、謎の多い人事は憶測を呼んでいる。噂では、あるネタを手にし、上層部を恐喝したといわれているが定かではない。自らを警察内の「治外法権」と呼ぶ不遜な態度をとり、実際に立場以上の「力」を持っている。そのため、以前より遥かに善悪定かならぬ、謎の人物となっている。実は、天樹や山下の配属なども片桐の采配によるものであり、表向きは12係を解体しているように見えて、より効率的に彼らの能力を生かす配置になっている。天樹と12係が暴走する時も、片桐が上層部を抑える役目を負う。だが、その真の目的は誰も知らない…。

堂本 俊太郎(どうもと・しゅんたろう)役 北大路 欣也

「東都大学医学部」の法医学教室教授。天樹の亡き妻の父。司法解剖を担当することから、天樹たちと連携する。この1年、アメリカ研修に参加していたが、そこでも剛腕を振るい、「ショーグン」の異名を取っていた。法医学に関する知識と経験はズバ抜けているが、逆に法医学の限界も知り尽くしている。「死体が発する情報はすべてすくい上げてみせる」という気概を持つが、逆に「捜査の領域には踏み込まない」という信念も持つ。日本の司法解剖制度のシステム上の問題点についても熟知しており、そこから起こり得る不作為やミス、隠ぺい工作の可能性についても目を光らせている。以前にも増して多忙になり、趣味のクルージングをする暇がなくなったのが唯一の悩み…。

東山紀之コメント

世間ではとても悲しく、ひどい事件が多発しています。そんな中で、事件に対してより高いプロ意識を持って生きる男たちを描きたい――そう考えて、スタッフの方々にお願いした結果、この第2シリーズの基軸ができました。新たな物語で、北大路さんをはじめとする個性的な皆さんと再びご一緒でき、うれしい限りです。この座組みには、類まれなる力を持った方々がそろっています。皆さんのお力を借りながら、真剣な人間同士のぶつかり合いと更なる化学反応を生み出し、数々の凶悪事件や権力に立ち向かっていく“熱さ”を表現していけたら、非常にうれしいです。また北大路さんとは、心の通った義理の親子という関係を根底に残しつつも、事件を解決するプロフェッショナル同士という間柄を保ちながら、向き合っていきたいです。

僕が演じる天樹悠は、より一匹狼的になり、事件に対してはあたかも“悪魔のようなしつこさ”が出てきます。僕自身も今年で50歳。“生ぬるくないもの”をやっていきたいという思いも強いので、そんな天樹を徹底的に演じていこうと思います。今回は、前作以上に“人間の業”に突っ込んでいく物語。毎回毎回、大一番だと肝に銘じながら、真剣かつ熱く撮影に臨んでいきたいです。

北大路欣也コメント

刑事モノには数多く出演してきましたが、ずっと事件は刑事が解決するものだと思っていたんです。ところが、この年になって堂本という役と出会い、初めて病理や法医の世界を知りました。僕にとって、ものすごく開拓できるジャンルだと思っていますし、やりがいを感じています。

今の世の中は「まさかこの人が…」というような犯罪が多く、どこか世の中の仕組みの歯車が狂ってきているような気がします。堂本を演じる際も、そういう現実に対する疑問を感じながら、最善を尽くして捜査に協力し、事件解決の糸口をつかみ取っていきたいと思います。東山さんとのシーンも、扱う事件が事件ですから、前作よりも遥かに捜査に対するエネルギーが大きくなり、緊張感が増すのではないでしょうか。実は僕自身、撮影前から非常に緊張しています。第2シリーズは前回と違い、非常にシリアスでハードになると聞いております。やはり台本を読んでもそういう感覚を覚えますし、演じる我々も非常に切羽詰まり、緊迫した状況に置かれる予感でいっぱいです。そんな中で、最後まで自分自身と闘いながら、堂本を精一杯演じていきたいと思っています。
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